視線の向け方で外向的・内向的性格を読み取る
今回は相手の視線の向け方から外向的性格か内向的性格かを読み取るという話です。
必ずそうだというものではないので、あくまでも参考程度に読んでいただけたらと思います。
話をしている時に相手から目をそらさない人は内向的性格。
相手から目をそらす方が外向的性格であるという話があります。
反対のように思えますが、そうらしいです。
相手の目を見て話すというのはコミュニケーションの基本ですので、外向的性格の人の方が目をそらさない印象がありますが、逆ということです。
相手から目をそらさない理由としては
「この人は私のことをどのように思っているのだろう?」
「私が話していることをどう思っているのだろう?」
「なにか気に入らないことがあるのでは?」
など、相手からどのように思われているのかを気になって仕方がなく、相手の目の表情から心の動きをとらえようとして、視線を外すことができないという解釈です。
イギリスの心理学者ブライアン・チャンプネスの実験があります。
初対面の学生10人を対象に行いました。
能動的なタイプの学生ばかりを集めたグループと、受動的なタイプの学生ばかりを集めたグループに分けました。
各グループから一人ずつ選んで対面させたところ、先に目をそらした学生は能動的なタイプのグループの方が多かったそうです。
受動的なタイプの学生の方が相手の目をよく見ていたということです。
反対に能動的なタイプは受動的なタイプほど相手の反応を気にしないため、目をそらしたということです。
ではどんな場面でこれを活用できるかというと、例えば初対面や面接場面です。
相手のことがまだよくわかっていない段階なので、自分のことを相手がどのように思っているのか気になるのでこの傾向が出やすくなるというわけです。
今回は、相手から目をそらさない人は内向的性格でそらす人は外向的性格という話でした。
内向的で視線を合わせるのが苦手な人もいますし、欧米人と日本人で「お互いに見つめ合う行為」について文化的な違いもあり、一概に言えないので、参考程度にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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