「空気が読めている」と思わせる簡単な方法
今回は、空気を読むのが苦手だけど、空気を読んでいるように思わせる方法を話してみたいと思います。
「空気が読めるヤツ」
「空気が読めないヤツ」
そんなふうに分類されると、嫌な気分になります。
「空気が読めない=だめなヤツ」みたいな、それこそそういう空気が漂っていると、否定されるようで嫌です。
最近では他人の顔色をうかがって合わせようとするのではなく、あえて空気を読まないことも大事と言われています。
私も断然そっちがいい。
それでも場面によっては、空気を読んでいる風に装うこともまた必要かなとも思います。
そこで読めていなくてもいいのですが、「空気が読めている」と思わせる簡単な方法があるので紹介します。
それは、声のトーンや大きさを相手(みんな)に合わせる、というものです。
逆に合っていない、ずれている例を示すとわかりやすいです。
・相手が小さい声で話しているのに、やたらと威勢がいい。
・みんなで盛り上がっているのに、ボソボソと話す。
声のトーンや大きさがずれていると、波長が合わないのです。
人は似た者同士に親近感を覚える傾向があります。
「類似性の法則」とこれを言います。
会話の場面では何を似せれば空気を読んでいると思われやすいか。
会話ですから、声による情報を似せると良いということになります。
話の内容の理解や会話の返しがうまくいかないことはさておき、声の調子や大きさを合わせることでカモフラージュできます。
さらに声を合わせると、自ずとそれに見合った表情もできます。
たとえば、
・「ここだけの話」と相手が小声で話すなら、自分も小声で。
・ひそひそ話をしている輪の中に入るのなら、自分もひっそりとした声で。
・高いテンションで盛り上がっているなら、高いトーンで。
このような感じで声を合わせてみるのです。
よかったら場面によって、空気を読んでいる風を装ってみてはいかがでしょうか。
空気が読めなくても深刻にならずに切り抜けましょう!
今回は、「空気が読めている」と思わせる簡単な方法として、声のトーンや大きさを合わせる、という話をしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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小林いさむ|公認心理師