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会話が上手で人から好かれる人に共通するのは質問の量が多いこと
「会話が苦手」という意識をお持ちの方は多いと思います。
相手との会話で「何を話したらいいんだろう」「盛り上がらなかったらどうしよう」「面白い話なんて自分にはできない」なんて考え始めると余計に話せなくなります。
実は会話では、自分が話すよりも相手の話を聞く力のほうが大事です。
ハーバード大学の研究でわかったことがあります。
会話が上手で人から好かれる人に共通するのは、質問の量が多いことだったそうです。
自分から話すよりも相手に質問を多くできる人の方が会話を続けられたり、盛り上げたりできるのです。
まず大前提として、人は自分のことや自分が興味のあることを話すのが大好きな生き物です。
自分に関心を持ってもらいたい、自分を重要な人間として扱ってほしいという欲求を強く持っています。
会話では相手のその欲求を満たしてあげることが大事なのです。
しかも相手は自己開示をすることによって「こんなに自分のことを話しているんだから、私はこの人に好意を持っているんだな」という感覚になります。
会話において相手が話す量と自分が話す量の比率はどのくらいがいいと思いますか?
相手が8割、自分が2割くらいがちょうどいいのです。
自分が話す量は随分少ないですよね。
その分質問をして相手の話を聞いていきます。
ではどんな質問の仕方をするとよいのでしょうか。
今回は「フォローアップクエスチョン」という質問法を紹介します。
相手が話した内容を質問で返してさらに深堀していくテクニックです。
相手の話した内容に質問で乗っかっていくイメージです。
誰にでも簡単にできますのでぜひ覚えていってください。
このような形をとります。
「相手が発言したこと」をオウム返しします。
その後に「質問」をします。
その繰り返しです。
例を出しますね。
まずあなたから相手に「○○さん、お休みの日はどう過ごされているんですか?」と質問したとします。
「マンガが好きで読むんです」(相手)
「そうなんですか、マンガがお好きなんですね」(オウム返し)
「どんなマンガがお好きなんですか?」(質問)
「いろいろ読むけど、最近は『鬼滅の刃』がやっぱりいいかな」(相手)
「はいはい、『鬼滅の刃』ほんといいですよね」(オウム返し)
「『鬼滅の刃』のどんなところがいいと思いますか?」(質問)
という具合に話を進めていきます。
もう一つ例を挙げます。
まずあなたが相手に「○○さん、最近体調がよさそうですね。何かされているんですか?」と質問したとします。
「私、ジョギング始めたんですよ」(相手)
「へぇ~、ジョギング始めたんですね」(オウム返し)
「それでなんでジョギング始めようと思ったんですか?」(質問)
「体調も気分も良くなるって言うし、思い切って始めてみたの」(相手)
「はぁ~、確かによく体調や気分が良くなるってという話は聞きますよね」(オウム返し)
「それで具体的にどんなふうに良くなりました?」(質問)
「夜けっこう眠れるようになったんだよね」(相手)
「へぇ~、眠れるようになったんですか」(オウム返し)
「どんなふうに眠れるんですか?」(質問)
と話は続いていきます。
実はこのフォローアップクエスチョンはしゃべりのプロのテレビの司会者もゲストに対してよく使っています。
フォローアップクエスチョンのみで話を盛り上げていたりもします。
明石家さんまさんやダウンタウンの浜田さんは、フォローアップクエスチョンの達人です。
今回は会話が上手で人から好かれる人に共通するのは質問の量が多いということ、質問方法としてフォローアップクエスチョンを紹介しました。
会話に苦手意識をお持ちのあなた。
すぐにできるので、このフォローアップクエスチョンを使って、質問の量を増やしてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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