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相手との違いに興味を持てば逆に距離は縮まる
人との距離を近づけるために「相手との共通点を探しましょう」とよく言われます。
似たもの同士だと心理的な距離が近くなれるというものです。
これを類似性の法則と言います。
自分と同じ好みや考えの人、似ている人に好感を持つという法則です。
育った環境や生活習慣、趣味などが似ていると親近感を覚えます。
出身地が一緒だからすぐに仲良くなれたという経験はありませんか。
地方から出てきたばかりだと心寂しいですが、出身地が同じ人を見つけると、なぜか安心します。
同じ作家のことが好きだとか、同じスポーツチームが好きというのも親近感が持てますよね。
相手と自分の共通点を探してそれを話題にすることで相手と近づきやすくなります。
どんな会話をしたらよいか迷うようなら相手と共通する話題を取りあげると、盛り上がりやすくなります。
ただし、いつも相手との共通点を見つけられるわけではありませんよね。
そんなときはあえて逆に相手との相違点を探して話題にすることで距離が近づきます。
例えば出身地が自分とは違って雪国の人だったなら、自分とは異なる世界の話を興味を持って聞きます。
人は自分の話をしたいという欲求がありますから、興味を持って聞いてもらえるとうれしくてどんどん話してくれるものです。
そもそも人間は固有の生き物なので、過去の経験、価値観、好みは異なって当然です。
共通点よりも相違点の方が多いのです。
共通点を探そうと苦労するのであれば、相違点に着目して話題にしましょう。
相手も話しやすいし、あなたにとっても新しい話が聞けて自分の世界が広がります。
今回は、相手との相違点に着目して興味を持って話を聞けば距離は近くなるという話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考文献】
『雑談の一流、二流、三流』(桐生稔 明日香出版社)
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