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対人緊張が強い人は自分に意識が向いている
今回は『対人緊張が強い人は自分に意識が向いている』という話をさせていただきます。
人と接するときに緊張して上がってしまう、人見知りが強いなどのお悩みがある人は多いです。
そういう私も緊張する方です。
人を目の前にして、緊張でうまく話せなくなってしまう、なにを話せばよいかわからないなど。
緊張しないためにはどうしたら良いのかという話をしていきたいと思います。
タイトルの通りなのですが、対人緊張が強い人は、目の前の相手よりも自分の方に意識が向いています。
人から自分はどうみられるのか、人からの評価をとても気にします。
自分はおかしなことを話していないか。
おかしな表情をしていないか。
話がつまらないのではいか。
自分と話すと不快になるのではないか。
そんなことを考えていると緊張してきます。
緊張しないためには、
目の前の相手に意識を向けるとよいのです。
相手の表情や反応などの状態を観たり、話をよく聴いたり。
相手に関心を持つことです。
そうすることで、意識が自分から逸れるので、緊張がなくなります。
相手に意識を向けるには具体的にどうすればよいのかですが、
相手を観察することです。
観察と言っても相手の目や身体をまじまじを注視するのは、お互いに緊張を生みます。
周辺視野で観察するのです。
一点を注視する中心視野に対して、全体をぼやっと眺める周辺視野を使うのです。
相手のからだ全体をまんべんなくとらえて見る感じです。
目線は相手の鼻のあたりに向けながら意識的に周辺をぼんやり眺めるイメージが良いと思います。
そうすると、2つ良いことがあります。
1つ目は、自分の目力が緩んで表情も柔らかくなって、相手の緊張も緩みます。
2つ目は、周辺視野の方が相手の状態や変化をとらえやすくなります。
相手の状態がわかれば、自分でなんとか話題を考えて話さなければと考えずに相手がしたい話に気づきやすくなります。
相手に関心を持って周辺視野で観察する、試しにやってみてはいかがでしょうか?
今回は『対人緊張が強い人は自分に意識が向いている』という話をさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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小林いさむ|公認心理師