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カウンセリング、受けたことある?【Twitterアンケート結果発表】(双極性障害)

こんにちは。ネット心理教育の舞茸らぴと公認心理師の布団ちゃんです。

皆様、8回目のアンケートにご協力いただきありがとうございます。
今回のアンケートは、126名の方にご回答頂きました!

今回のアンケートの議題はこちらになります。
【カウンセリングを受けたことはありますか?】

結果

63%の方が「ある」、37%の方が「ない」という結果になりました。
意外と多い気もしますね!

カウンセリングとは

・一般的には、心理師が行う色々な心理療法をまとめてカウンセリングと呼ぶことが多いです。
・悩みに対してどうしたらいいのか、心理師がアドバイスをくれるのかと思う人もいるかもしれませんが、直接的に「ああしろ」「こうしろ」と言ってくれることは少ないかもしれません。話をしていくうちに自分の中で答えが見つかっていく感じでしょうか。

カウンセリングは興味はあっても、ハードルが高いイメージで躊躇してしまうこともありますよね。
ネット心理教育研究会では今回、カウンセリングに関する体験談や、カウンセリングを受けない派の話をまとめてみました。

カウンセリングの感想

・金額に関してはかなりバラつきがあり、自費で受ける歯科治療的な印象も受けた。
・カウンセリングでどんな心理療法を受けているのかは、実はよくわからない。
・でも、心理師さんはいざ何かあった時に話を聞いてもらえて、自身で納得できるように導いてくれるようなありがたい存在。
・友達や家族には話せないような事を相談できる。
・傾聴のみの場合もある。
・専門性が高いEMDRという治療を受け、効いたと思う。
・何回か話したけれど、心理士を信頼できなかった。

→ 傾聴だけだと双極性障害に直接効くというエビデンスはありませんが、過去や現在の悩みなどを話すことにより発散できるという意味では効果があると思います。

カウンセリングを受けない派の意見

・主治医の診察が心理療法を兼ねている。
・他の精神保健福祉士さんや訪問看護師さんへの相談で何とかなっている。
・保険が効かなくて高いので受けられない。

カウンセリングに関する質問

今回のアンケートでは、いくつかご質問もいただきましたので、お答えしていきます。


Q: 保険がきかないのは何故?
A: 条件によっては保険適用になる場合もありますが、その条件は現状としては厳しいです。

Q: 双極性障害にカウンセリングは効かない?
A: 昔は、双極性障害にカウンセリングは効果がないと言われていました。しかし最近になって、特定の心理療法は、双極性障害に効果があるというエビデンスがあるとわかってきました。
治療の方針が書かれたガイドラインにも、心理教育、認知行動療法、対人関係・社会リズム療法、家族焦点化療法は、「推奨される心理社会的治療」として載っています。

Q: どんなところで、誰にカウンセリングを受ければいいの?
A: 病院や私設のカウンセリングルームで受けることが多いでしょう。
まずは病院の主治医に相談してみましょう。
また、カウンセラーを選ぶ基準として「臨床心理士」「公認心理師」のどちらか、もしくは両方の資格を持っていると安心です。

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