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O脚アライメント・変形性膝関節の内反変形に対する足関節への運動療法・ピラティス!

今回は、O脚アライメント・変形性膝関節症の内反変形に対してのアプローチとして足関節に焦点を当てて介入する方法をお伝えします。

O脚を改善したくて悩まれている方は非常に多く、ピラティスなどのスタジオを運営している立場としても需要が非常に高い部分だと感じています。

そして、世間一般的に言われているO脚アライメントだけはなく、医療機関などに行かれた方であれば変形性膝関節症と診断を受けたりして膝の痛みなどで悩まれている方も多いです。そういった方であっても内反変形を伴っているケースが多くなっていますので改善のためのアプローチも必要になってきます。

O脚アライメントと股関節

O脚や膝関節の内反変形に対して、股関節においてはクラムシェルなどを代表とするエクササイズが勧められるケースが多いですが、膝関節は大腿骨と脛骨との関係性によってアライメントが決まりますので、大腿骨は股関節からの影響が大きいですが脛骨に関しては足関節の動きと深く関わる筋肉になってきますので足部に対するアプローチも必要不可欠になってきます。

足関節に関しても、足部が背屈しやすい足なのか。底屈しやすい足なのか。プロネーションしやすいのか?スピーネーションしやすいのか?

そういった足部の状態によっても膝関節に与える影響が異なってきますので、アプローチにおける考え方が変わってきます。

そういったことも考慮しながら、実際の症例をもとにしてO脚アライメントについて考えていけるコラムにさせて頂ければと思います。

右下肢のO脚アライメントの原因

左立脚における下肢
右立脚における下肢

歩行において、右立脚を行う際にラテラルスラストのような膝関節の内反方向へのメカニカルストレスが生じており、右の下腿ばかりが外に向いてO脚になっていっているという悩みは本人さんにもありました。

実際に1枚目の左下肢の立脚と比較して、右下肢の立脚においては膝関節や下腿の外側シフトや外側傾斜が確認できることが分かると思います。

この右下肢ばかりがなぜ左下肢に比べてO脚アライメントになっていくのかという原因の考察をしなければ改善はできないわけなのでその点を中心にお伝えしていければと思います。

冒頭でもお伝えしましたが、今回は足関節にフォーカスした解説内容になっていますのでそこを中心にお伝えします。

足関節背屈制限とO脚アライメント

足関節背屈制限とO脚アライメント

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