【O脚の治し方】股関節機能を改善するための評価ポイントと運動療法が欠かせない筋肉4選!
普段から膝疾患を診る機会が多いのと同時に…
O脚やXO脚などのボディメイクの悩みがある方に関しても、オンラインセッションやピラティスをやっています。
セラピストであれば…
膝関節疾患も多く診ている方もいますし、、
トレーナーやインストラクターであれば…
O脚・XO脚が悩みの方を診る機会も多いと思います。
膝疾患とO脚ともに共通していることがあり、アライメントの捉え方や考え方が共通している部分があります。
アライメントを改善すれば、膝の痛みも改善するという様な問題でもないですが、アライメントが悪ければ組織の圧迫や伸張も少ならからず生じている状態になっているため、O脚よりもニュートラルに近づけた状態に改善しておく方が下肢へのストレスや障害にも繋がりにくいです。
今回は、O脚を改善するための、股関節の捉え方について絞ったテーマで解説をしていこうと思います。
セラピストもトレーナーの方も参考になる部分があると思うので最後まで読んでみて下さい(^^)
O脚の股関節アライメント
O脚の状態って…
アライメントを視診で診る限りでは、脚の内側が両方付かないわけなので、股関節が開いた状態で、「股関節外旋+股関節外転」している様ににみえますよね。
股関節外旋+股関節外旋していると思って…
股関節内旋+股関節内転方向への可動域向上と運動療法を行っても改善されないケースが多いです。
そう見えているだけってことも結構あります。
実際のところ…
O脚の方で股関節が外旋しているよりも、股関節内旋している方の方が割合としては多いですし、股関節が内旋していることで、大腿骨近位部付近の大腿筋膜張筋が張った状態になったり、腸脛靭帯が突っ張った状態になっていることが多いです。
変形性膝関節症の方で特に高齢者で多いですが、股関節が明らかに外旋&外転している様なO脚のアライメントの方であっても、股関節は内旋している状態になっていることもあります。
股関節だけ診ても…
股関節が外旋しているとか、、
股関節が内旋しているとか、、
正直なところ判断できないんですよね…
股関節だけでは判断できない
股関節のアライメントだけではO脚と判断できないというのはどういうことかっていう話ですが…
ここから先は
臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】
業界最大規模の購読者数700名以上●「現場でしっかり結果を出したい」セラピスト・トレーナー・インストラクターのためのマガジン●"臨床で本当…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?