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一週間が7日の理由。

週末が終わりましたね。

また明日から一週間が始まりますが、一週間ってなんで7日なのか気になったことはありませんか?

世界で統一されているのが不思議ですよね。

今回はその意外な理由につちいてお話してみます。

■7日間というのは〇〇が由来?


 古代メソポタミア文明まで話はさかのぼりますが、ユダヤ教に由来して一週間という考え方ができたと言われております。

ユダヤ教では神様が天地創造をした第七日目に休息をとったという聖書の教えを基に、2000年前程から金曜日の日没から土曜日の日没までを『安息日』として一切の労働を禁止しております。

意外にも神様の休息が由来して一週間が7日になっているのですね。

厳正なユダヤ教徒は、安息日には火を付けたり、何かを書くこと、壊すことなど、39種類の禁止事項を守ると言われています。

かなり生活が大変なわけですが、イスラエルでは75%がユダヤ教徒のためなんと安息日には公共交通や銀行などがすべて停止します。

※人命に関わる場合を除く

もちろんすべての人が同じ感覚で守るわけではないにせよ、考え方としては一般的なため国として取り入れられている文化なのですね。

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■安息日のない日本


日本は宗教という文化と縁遠い珍しい民族なので、安息日ということは意識したことがないと思います。

休みなく働くということに関しては、世界的に過労死という言葉が有名になるほど。

しかし、神様が休んだということからもわかるように休息は必要です。

休息をするからこそ、英気を養ってまた一週間元気に働けるわけですから、安息日という考え方を知ることで自分にとっての休息日を設けることの大切さを再認識できますね。

ユダヤ人も自分たちをスマートフォンや仕事から切り離す日を作ることが自分たちを守っているという認識があるようです。

■まとめ

神様の天地創造の際に7日間休んだということが由来して、一週間は7日になった。その日は労働は禁止されており、ゆったりと語り合うなどして過ごすことで身近な人との絆を確かめることにもなっている。

日本人は働きすぎる傾向があるので、自分の休息を作り出して英気を養う時間をつくることで、次の日からも頑張れるのではないでしょうか。



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