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元弓道部がTENET観ました。徹底考察。

無職 VS TENET 無限の時間 VS 時間の逆行

MISSION:9つ揃うと人類を消滅させてしまうアイテムの最後の1つ「プルトニウム241」を五郎丸に渡さないこと

主要登場人物
・主人公(黒い山田孝之):CIA。プルトニウム241を探している。巨根。
・相棒(及川光博):CIA。行動やセリフが謎。ラストに衝撃の発言。
・敵(五郎丸):こいつの手にプルトニウム241が渡るとタッチダウン、人類が消滅する。未来人と交流している。妻にモラハラしている。嫌いな奴の首に穴をあけて金玉を詰めるのが好き。
・敵の嫁(マリア・シャラポワ):夫に弱みを握られている。
・僕:無職。TENETを考察する元弓道部。
・AD:僕の同居人。ベンチャー企業でバリバリ働いている。

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左から山田孝之、及川光博、マリア、五郎丸
出典:TENET

この映画のキーになるのは未来人が発明した「時間逆行装置」。
よくあるタイムリープとは違い、3日前に戻るためには3日間時間を逆行し続ける必要があります。そのため100年後の未来人が現在に訪れるためには100年かかる(途中で寿命を迎えてしまう)ため、未来人は五郎丸を利用して現在に干渉しようとします。未来のアイテムや情報を渡していたわけです。五郎丸が未来人から未来のパンツとかブラジャーも渡されていたのかと思うと、やりきれない気持ちです。

この逆行システムのせいで映画の時系列がめちゃくちゃになるんですよね。「お前誰の知り合い!?」といったキャラも大勢出てきます。何も知らされない状態でストーリーが次々展開し、主人公も目的が分からないまま任務をこなします。主人公すら映画に置き去りにされています。僕も会社員だった頃はよく会議で置き去りにされていました。今考えると、僕以外の社員は皆「時間逆行装置」で未来から会議に参加していたのですね。

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この映画の困った点は、アメリカンなお洒落台詞を多用することです。山田孝之と五郎丸が高級レストランで初めて対峙し、お互いの素性を探るシーンがあるのですが、
五:妻とは寝たか?
山:NO
五:どう死にたい?
山:老衰
五:生き方を間違えたな
といった感じです。じれったい。

僕は男友達(AD)と同居しています。ベンチャー企業でバリバリ働く彼はロジカルな思考とスムーズなコミュニケーションを常に心がけています。彼が主人公なら
五:妻とは寝たか?
彼:寝ました!
五:どう死にたい?
彼:死にたくないのですが、どうしたら良いですか?(提案)
五:生き方を間違えたな
彼:これからどうするかを聞いています(軸を戻す)
といった風にタスクを明確にするための質問を投げかけるでしょう。

彼が熱海にテレワークしに行った話はこちら↓

熟女の研究者が時間の逆行について銃弾を使って説明するときも、かなり台詞が少ないです。
それに対して山田孝之も全く質問をしません。日本人の悪いところです。観ていてこんがらがりました。
「弾丸は普通時間を前に進む」
「頭で考えないで、感じて」
研究者が「感じて」って言うのはびっくりです。その後いやらしい手つきで弾丸を触るものですから、AVが始まるかと思い、TENGA(TENETじゃないですよ)を探しそうになりました。

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僕は中学生の頃「007〜カジノロワイヤル〜」を観ました。ジェームズボンドのイカしたアクションを期待していたのですが、実際はジェームズが敵に捕まり木製のスケベ椅子に全裸で座らされ、先を丸めて固くしたしめ縄で下から金玉を叩かれていました(こうがんむち)。それ以外も小難しいカジノのシーンが多く、敵をカジノのゲームで倒していてあまり爽快感がありませんでした。あと、ヒロインとのイチャイチャも、服を着たままジェームズが上になり2人で重なるだけで、非常に肩透かしを喰らいました。透けて欲しいのは肩ではなく服ですよね。。

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凛々しい顔が良いですね 

中学生で思い出したんですが、僕は当時弓道部でした。同級生の友達とレギュラーの座を賭けて校庭でバスケの1ON1で対決したことがあります。僕がドリブルで友達を抜き去ろうとした時に膝と膝がぶつかり僕はその場に倒れ込みました。その隙に友達は何本もシュートを打っていましたが、入ることはありませんでいた。まさに死闘です。
中学3年の夏、僕の引退試合。的と的の間にある幅およそ3cmの細い仕切りに矢を命中させるミラクルショットを放ってしまい、顧問に1年生と交替させられました。しかもその後輩は1年のエースとかでもなく、むしろ下の方です。3年間頑張った僕の引退試合、いい経験を積ませるとかいうタイミングでもないでしょう。

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3年間の集大成がここに刺さりました

弓道部は男女混合の部活でした。最初は後輩女子に「面白い先輩」と言われていた僕でしたが、引退するときにもらった寄せ書きには「変態先輩さようなら」と書かれていました。打ち上げで焼肉を食べた後、かわいい後輩女子が使った割り箸(プルトニウム4545)を友達が持ち帰るというMISSIONの見張りをさせられたことが山田孝之にバレた可能性があります。

TENETと無関係な話をあえてしましたが、TENET自体がこんな感じなんです。場面が次々と切り替わり時系列もバラバラで追いかけるだけで精一杯です。

まとめると、TENGAも良いですが、気になった女の子と1on1ができる男になりたいものですね。

追伸
僕の記事には編集者がいるのですが、編集前の原稿を一部公開します↓

割り箸の右と左が揃うと、未来からTENGAが届きます。そのTENGAは時間を逆行しているので、プルトニウム0721をするたびにTINKOが萎えますが、万が一射精すると人類が滅亡します。
TENETも死抜きでTENGAを奪いにくるので1ON1で決着をつけます。しかし膝事故で動けない僕はTENETが好き放題シュートするのを止められません。
そこで時間を逆行する弓矢を使いTENETを射抜きます。普通なら死にますが、時間を逆行しているのでTENETは元気になり、TINKOが大きくなり、時間を逆行するTENGAでイくことができず人類を滅亡から救います。これで「Q.「ED」です。

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