相手が「求めている」と、自分が「求めているもの」どちらを優先するべきか
こんにちは、守屋です。
「Number PLUS 中田英寿 20年目のイタリア 」という雑誌の中で、中田英寿がイタリアのペルージャというチームに移籍し、2ヵ月間で感じたことをこう語っていました。
「それまでの僕はパスを出すことにこだわりというか、美学みたいなものがあって、いかにいいパスを、面白いパスを出すかということに重きをおいてやってきていた。でも、イタリアという国で実績のない外国人選手としてプレーする以上、まずは得点という形で結果を出していかないと、自分がやりたいこともできないんだなと。ペルージャにきてからの最初の2カ月間は、そのことを凄く実感した時期だったかなと。」
自分が求めているものをやるために、相手が求めているものが先である理由
上記の雑誌の中では、中田英寿のイタリアでの挑戦を振り返る内容となっています。
スポーツ選手に限らず全ての人に共通するのは話として、
・自分が「求めているもの」を優先するか
・相手が「求めているもの」を優先するか
というのはどんなシチュエーションでも起こりうることです。
作り手の人間や、転職先、人間関係など様々なケースで相手を優先するか自分のこだわりを優先するかは悩みどころです。
スポーツ選手やクリエイターなどは駆け出しだとしても、自分の作品(プレー)にはプライドや自負があるはずです。
自分が求めているものが評価されない場合、評価する側を批判し自分には非が無いという態度を示す人もいます。
スポーツの世界でも同様、クラブで結果が出ない選手は環境や戦術、チームメイトが悪いと批判し移籍を求めます。
ですが、そもそも自分は名の知れた存在なのかという立ち位置を知ることから始めるべきではないでしょうか。
自分が求めているパスが欲しい、自分にフィットする戦術に変更して欲しいというのであれば、自分がまずはクラブやチームメイト、監督に対して忠誠心と結果を残す必要があります。
中田英寿の言葉ではありませんが、
「イタリアという国で実績のない外国人選手としてプレーする以上、まずは得点という形で結果を出していかないと、自分がやりたいこともできないんだなと。」
という心境の変化には実績のないものがいくら要求しても、認められる要素には含まれないということです。
大事なのは目に見える結果を残し、周りに自分を認めさせてから、自分のやりたいことをやれる環境を作るということです。
ぜひ、自分が評価されていないと感じる人は、自分の求めているものを作ろうとしすぎていないか考え、まずは相手の求めているものを優先し結果を出して自分のやりたい環境を作ることをお勧めします。
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