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「顔」
Wikipediaは面白い。
最近、Wikipediaでずっと様々な物事を調べてみた
今日はジャルジャルのWikipedia を見た。
綾部祐二(ピース)は「福徳が後藤顔で後藤が福徳顔」なので名前を覚えるのに苦戦したという。
気になる。
後藤顔はまだ分かる。
福徳顔ってなんだ。まず、福徳という苗字をジャルジャルで初めて知った。
佐藤より鈴木の方が面長そう、とかなんとなくある。
ただ、街を歩いていて「福徳顔だな」と思うことは私の人生において一生ないだろう。福徳さんに似てる、とかならあるかもだけど
しかし、自分の人生を振り返ると、そもそも
この人、○○って苗字っぽい顔してんな
と思うことはなかった気がする。
初対面の人と会えばまず自己紹介するし、街中で印象に残った人がいても、その人の苗字のことは考えない。
頑張って例を捻り出してみた。
公園に行くと、よく赤い服を着たお爺さんがいたので、赤井さん、とあだ名を心の中でつけていた気がする。していない気もする。
しかし、これはそのお爺さんの服に注目して赤井さんなのであって、お爺さんの顔を見て赤井さんだと思った訳ではない。
また漫画「宇宙兄弟」でスキンヘッドの男性が「鶴見(つるみ)」と名乗った際に主人公は「ぴったりだな」と思ったシーンがある。
しかし、これも鶴見さんの髪型がツルツルであったことに着目したのであって、鶴見さんの顔そのものから導き出されたわけではない。
では顔と苗字を結び付けることはないのか。
そんなことはない。たとえば、友達が自己紹介で「○○です。」と言うと、「確かに○○っぽい顔してるね」と言う人を見たことがある。顔と苗字を結び付けることはあるのである。
顔と苗字は結び付けることはある。しかし、そのような経験に恵まれない。一度その人の苗字を聞いてしまえば、二度と他の苗字と結び付けることはできないからである。(そんなことする必要はないが)
しかし、そのような体験は是非したい。しかし、現実にそれをやるのは難しい。
実際に見ず知らずの人の写真があれば、その人の苗字を予測できるのに…
見ず知らずの人の写真を並べて苗字を考えたい…
そもそも冒頭の「佐藤より鈴木の方が面長」みたいな認識が他人と合っているのかが気になる…
でも、記事にするにも肖像権が…
肖像権!
嗚呼肖像権!!
解決策の一つをここで例示したい。
存在しない人の顔をAIが自動作成してくれるサイトがある。
私は以前、このサイトで作成された壮年の白人男性に設定をつけてインタビューする、という記事を作った。
このサイトの難しいところはダイレクトに日本人の顔が作成される確率が低いことである。
そのため第一印象で勝手に名前をつけようにも私の日本人以外の名前のボキャブラリー疎さゆえになかなかうまくいかない。
そもそも、○○っぽい名前の顔、というのは正解となる名前があって初めて成立するものではないだろうか。
先述した綾部氏だって、ぱっと見て「福徳さんですか、あ、後藤さんでしたか」となったわけではないはずだ。
ジャルジャルというコンビには福徳と後藤という二人の人間がいると認識したうえでそれぞれの顔と名前を一致させる、という作業をしたからその二択を間違えてしまう、という話なのだ。
ところで、こんなご時勢なので、ますます○○顔だな、と思う機会は減っていったように思う。なにせ顔がほとんど見えないのだから。
私は学生なので対面で授業を受ける、という機会が増えたのだが(昨年まではオンライン授業が多かった)、毎回授業を受けていると話すことはなくとも、「この人前回の授業にもいたな」という人間が一定数いる。そこで私はその人の名前を勝手に考えてみた。
結果として久しく会っていない友人知人や芸能人の顔と、当該人物の顔が似ている、という理由でその友人や芸能人から名前を拝借して名付けることになってしまった。
注:この記事は2020年から放置していた下書きを加筆修正したものです。
注:この問題は未解決なので解決策を募集中です。また、解決策発見次第で記事を随時更新します。