見出し画像

【こころがととのう】机には物を置かない

今より、約10年前、私は事務職をしていました。作りの上には書類だらけで、横や前の人の顔が見えないくらい書類の山を作っていました。むしろ、作るしかなかったのです。今は、殆どをデータで保管し送付できるのでとても便利であり、快適な空間を作ることができる様になりました。

スマホを置かない

スマホが机上にあると、どうしても触りたくなる衝動にかられてしまいます。SNSや登録しているアプリからの通知音、LINE等でのメッセージ。これらにより、私たちの集中力が途切れ、私たちの時間が奪われていきます。特に、アプリからの情報は、購買欲の衝動や宣伝告知に時間を取られる巧妙な宣伝商法です。一度集中力が途切れるとリスタートまで時間がかかるどころか効率が悪くなる可能性もあります。
本当に集中しなければならない時は、スマホは電源オフにするか手の届かないところ、目に入らないところに置いておきましょうもし、何か連絡があっても、仕事に集中していたから気づかない、電源をオフにしていたなど伝えていきましょう。

必要なもの以外置かない

私の場合、仕事用パソコン、マウス、手帳、コップ、TODOメモ、そのときに必要な資料のみですそれ以外は置きません。
業務用携帯を持っていますが、集中するときは置いていません。本当に緊急であれば、メールも送られてきます。机上が自分の決めたものや決められた配置、必要最小限でスッキリしているので余計な情報が入らず、自分のペースを作って業務することができます。手元に手帳があれば、とっさにメモしたい時や日程を確認することも容易です。特に、日程調整直ぐに出来るとお互いに仕事の準備が出来ますし信頼関係も広がります。
人それぞれ、何が必要なのかはあるかと思いますが物を必要最小限にして置くことだけは統一的にリラックス出来る手段だと思います。

視界も大切


視界には、できるだけ余計な情報が入らないように工夫しています。私の勤め先では、殆ど物が無いので比較的視界が広く雑多な資料置き場などないので快適です。それから、少しでも気持ちをリラックスさせたいように、外の景色が見える場所をキープするようにしています。時々外を眺める事で一時的に何も考えない時間、もしくはじっくりと考える時間を作っています。

割れ窓理論(BrokenWindows)

この理論をご存知でしょうか。
1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増え、いずれ街全体が荒廃してしまうという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論のことです。汚い部屋や家を観ていると、気が落ち着かなくなったりしませんか?落ち着いているようで、感情の起伏が激しかったり、いろいろな衝動にかられていませんか?
実際に、街が綺麗になると犯罪が少なくなったり、公園がたくさんある街は犯罪が少ないという研究結果もあるようです。
私個人としては非常に納得の出来る理論だと思います。
ゴミ一つない路上にゴミを捨てることに抵抗感がありますが、ゴミだらけの路上の場合、『まあ良いかも』と思ってしまうのではないでしょうか。環境に左右されてしまうのは人としてはよくあることです。
この理論からすれば、机上がととのっていれば、自然とこころもととのい、仕事や他のやるべきことに集中し易くなるということですね。

机上をととのえて自分の時間を大切に

机上のものを必要最低限にし、自分の定位置を決めることで余計なストレスを受けず、こころがととのいます。そうする事で、集中することができ、自分のお大切な時間を活用し、作り上げることができると考えています。
是非一度、普段の自分の机上の状態を振り返り、物が多いのであれば減らしてみてはいかがでしょうか思ったよりも必要なものが少なく済むかもしれません。
この内容が皆様にとって少しでも役に立てれば幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集