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商品を変えずに売上を劇的に伸ばす、たった一つの方法


橋本です、


「差別化って難しいよ…」


そう嘆く、
知り合いのラーメン店主がいました。


「うちのラーメンは、そんなに特別なものじゃないから、、、」


「特にウリもないし、、、困ってるんだよ」


「どうやったら差別化できるかな、、、」


私が住む福岡県には
約1800軒ものラーメン屋が乱立しています。
(新横浜ラーメン博物館調べ)


全国的にみても
東京、北海道につぎ3番目の多さ


いわゆるラーメン激戦区なのです。


毎年新しいお店が出来ては
逆に潰れていくお店も後を経ちません…

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これだけ激しい競争の中、


他店と同じことをしていては
生き残ることは困難です。。



そう お店の<差別化>は必須条件。

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もちろん

差別化をすることが
大事だとわかっているけど、


何をしたら
良いのか全然わからない…


ラーメン店に限らず


差別化することは


あらゆるビジネスにおいて
大事なポイントではないでしょうか?


あなたも


こんな風に
思ったことはありませんか?


✅商品の差別化が出来ずに困っている…

✅すでに似た商品・サービスが出回っている…

✅私のウリがまったくわからない…

✅せっかくのアイデアが埋もれてしまってる…

✅商品の魅力に気がついていない…

✅差別化したのに売上につながらない…

そんなあなたに


ぜひ聞いてほしい話があります。

普通の商品を


とても簡単な方法で差別化し


日本一へと成長させた


ある動物園の話です。


◇◇◇◇◇◇


「このままでは閉園だ...」
とある動物園の園長は頭を抱えていました。


動物園も、
言ってみれば『集客ビジネス』。


どこの動物園も、お客さんが来なければ、
続けていくことは出来ません。。


その小さな動物園もまた、
お客さんを思うように集められず


閉園の危機を迎えていました…。


その動物園の悩みの種は『商品力の低さ』


動物園にとって

「商品=動物」になるわけですが、


その動物園には、

どこにでもいるような
動物しかいなかったのです。


競合を見れば、


パンダや赤ちゃんゾウなど


珍しい動物が大きな人気を集め、
大きく賑わっていました。

商品力では、
明らかにその動物園は負けていました…

このままでは


動物園の未来は真っ暗... 


閉園の危機から抜け出すため、


園長は
どうやったら集客できるか?


くる日もくる日も考え続けました。

 
集客のアイディアがふってきたのは、
その時でした。

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「こうすれば 集客できるはず」


......その予感は見事に的中!!

 
低迷していた
動物園の来園者数はV字回復

閉園寸前だった動物園は


ついに
上野野動物園をも抜いて


日本一の動物園になったのです。

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では一体、
動物園は何をしたのか? 


 
💡ポイントは
「商品力(=動物)」は一切変わっていないということ。

普通、集客をしたかったら、

商品力をあげるため


珍しい動物を誘致しよう
と考えてもおかしくありません。。

でも、この動物園は新しい動物を
入れることはしませんでした。 


 
その代わりに何をしたかというと








『魅せ方』を変えました。 

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それまで動物園と言えば、

動物の【姿、形】を見せるのが一般的でした。

しかし、


この動物園はお客さんの


「寝てるし、動かないし、つまらない」という声を聞いて、


【行動や生活】を見せようと決めたのです。

早速、飼育員は
今までのように裏方に徹するのをやめました。

動物にエサをやりながら
飼育員だけが知っている「とっておきの話」を始めます。


🐵「オランウータンは、実は 握力が400kgもあって...」

🦒「キリンの舌は40cm、ほら長いでしょ?」

🦛「カバは 赤色の汗を流すんですよ〜」


 
その結果、

みるみるうちにこの動物園の人気は広まり、


来園者数はV字復活、
日本一の動物園になったのです。

この話から、
私たちが学べることは何か。


世の中に


たくさんの動物園がある中で、

この動物園だけが
珍しい動物なしに大成功を収めました。


なぜだと思いますか?


その答えにこそ、


他社と差別化して成功するための、
重要なポイントが隠されています。


それは、、、



差別化は「商品そのものでなくてもいい」ということです。

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どういうことかと言うと、、、


多くの動物園が


動物を増やしたり、
新しい動物を入れたりと

「商品そのものをよくする」ことに
奮闘する中で、


この動物園は


今いる動物は変えずに


「魅せ方を変える」ことに注力しました。


どうしても「差別化」と言うと、


他社では提供できないような
特別な商品を作らないと、、、


と感じてしまいますが、


「提供方法」だったり「魅せ方」だったり、
商品を変えずともできることは たくさんあるのです。

例えば、、、

「美味しさ」ではなく「提供のスピード」で差別化できないか?


「品揃え」ではなく「返金保証」で差別化できないか?


などなど。


あなたの商品と他社商品を差別化する
ヒントが隠されているかも知れません。

最初に話した
ラーメン店の店主も


今ある商品・サービスの魅せ方を 


ちょっと変えてみると

売上が一気に上がる
かもしれませんね。

あなたも

商品・サービスを変えずに
ひと味違う魅せ方を探してみませんか?


その魅せ方ひとつで
あなたの商品が劇的に売れるかもしれませんよ(^^)


いつも最後まで
お読みいただきありがとうございます。



追記:

今日のお話しは
旭山動物園の奇跡から学びました。

商品・サービスに限らず
自分の魅せ方を変えてみるのもいいかもしれません。

ある女優さんが髪をバッサリ切って売れた。
みたいな話しもありますからね。

よーし夏に向けて
バッサリ切ってみるかな!👨🏻‍🦲✨(笑


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