note新機能💛note事業発表会レポ③
2022年4月21日にオンライン開催された、note8周年事業発表会。
今回は、今後リリース予定のnoteの新機能についてまとめてみました。
noteのカイゼンと新機能の開発
noteでは、クリエイターの声をもとにカイゼンを重ねながら、新機能の開発を続けています。
2021年のカイゼン件数は、なんと4189件だとか?!
noteのエディタリニューアル
noteの新エディタが、4月12日に正式リリースされました。
昨年から、一部のユーザーはベータ版を使用することができました。
(私もベータ版を使っていました)
ベータ版を実際に使用したユーザーから、1000件ものフィードバックがあり、まさしくカイゼンを重ねた末に、新エディタがリリースされたというわけです。
インポート・エクスポート、メッセージ機能は?
インポート・エクスポート機能、メッセージ機能についての質問も出ていました。
noteでは新エディタの開発が最優先でした。しかしながら昨年リリース予定だったにもかかわらず、半年遅れの今年4月に正式リリースに至りました。
したがってそれ以外の機能は、開発が遅れているのが現状です。
noteでは、5種類のコンテンツを投稿することができます。
この「テキスト」「画像」「つぶやき」「音声」「動画」は、現在5つのデータベースに分かれています。データのインポートやエクスポートを可能にするためには、この5つのデータベースを統合する必要があります。
noteのDM(メッセージ機能)も同様で、やる方向では進んでいます。
「ストップしたわけでも、あきらめたわけでもない」とのことでした。
マイルストーンの問題で、まだ先になりそうとの見込みです。
それではどんな新機能がリリースされるのかというと・・・
noteのメンバーシップ
2022年夏に、「noteメンバーシップ」という機能がリリース予定です。
これは現在の「マガジン」と「サークル」機能が統合された上位プラン。
さまざな手段でコンテンツを発信して、ファンや仲間が活動をサポートしたり、継続収入が得られたりする新機能です。
noteメンバーシップでできること
ではnoteメンバーシップで、実際どんなことができるのか?
文章を書かないクリエイターもnoteで活躍・収益化
noteというと、長い文章を書くプラットフォームという印象を持っている方もおられます。でもコンテンツというのは、文章だけではありません。
noteでは、もっといろんな分野のクリエイターが、独立して生計を立てられるようになり、中長期で幸せになれる場を提供したいと考えています。
表現のジャンルを最大化し、支援したいとの考えから生まれた機能の一つが、「noteメンバーシップ」なのです。
漫画家・小説家のコンテンツ収益化
漫画家・小説家などのクリエイターが、未公開作品を限定公開するなどして、コンテンツを収益化することも可能です。作品についての感想コメントのやりとりもできます。
作品データ・パワポ資料配布
写真家・イラストレータの方は、作品のデータを配布することができます。
プログラムや、セミナーのパワポ・PDFファイルの配布にも使えます。
セミナー・講座
セミナーや講座を開催することもできます。受講者限定のFacebookグループや、Slackなどに招待して、他のツールと組み合わせて使うこともできます。
NPO・公共施設などの活動を支援
NPOや公共施設での日々の活動を発信し、活動を支援してくれる人が集まるコミュニティを運営することができます。
動画配信・ミュージシャン・芸能人
芸能人・ミュージシャンなどが、ライブの動画配信など、ファンだけに情報を届けることができます。作品について語り合ったり、日々の活動について感想を伝えるなど、ファンとのコミュニケーションに使うことができます。
美術館・飲食店など会員特典
美術館や飲食店では、リピーター向けの特典を提供することができます。
たとえば毎月メンバー限定情報を発信するとか、メンバー限定割引など。
メンバーシップの特徴
noteメンバーシップでは、「一般」「学生」「法人」など、複数の料金プランを作成することができます。
会員限定記事をつくったり、記事やマガジンを活用したり、掲示板で交流したりもできます。即日審査で、開設も売上の受け取りも簡単です。
現在のサークルは、メンバーシップに移行
現在「サークル」を使用している方は、そのまま「メンバーシップ」に移行することになります。
お得なキャンペーン
総額1億円の手数料無料のお得なキャンペーンも実施。
新機能がリリースされたら、早めに始めた方が良さそうです💛
noteメンバーシップの詳細は、こちら↓
noteクリエイターサポートプログラム
あらゆる創作プロジェクトを支援する「noteクリエイター・サポート・プログラム」の総額は、なんと1000万円以上!
たとえば「3D化したいけど費用がかかる」とか、「オープンソースでプログラムを提供したいけどサーバが必要」といった場合に、「お金が理由で創作をあきらめてほしくない」と、noteがサポートする仕組みです。
金銭的なサポートだけでなく、コンテンツの紹介や場所の提供など、いろんな形でクリエイターを支援するんだとか。これは嬉しいですね💛
安心・安全な場のために
先日のnote事業発表会では、安心・安全な場をつくっていくために、どんな工夫をしているかとの質問も出ました。
たとえば今だったら、「ロシア」「ウクライナ」に関係する内容の可能性がある記事には、このようなポップアップが表示されます。
ネット上の情報は、審議不明だったり、煽るような極端な内容のものもあります。玉石混交なんですよね。
ひとつの情報だけで判断するのではなく、さまざま媒体の情報をいろんな角度から検討して、客観的な判断をすることが大切です。
こうした注意喚起をうながすのも、noteという街が安心・安全な場であり続けるための工夫の一環といえます。
note8周年事業発表会動画・レポート記事
4月21日にオンライン開催された、note8周年事業発表会の動画は、こちらから視聴することができます↓
note事業発表会について、これまで書いたレポート記事はこちら↓
事業発表会公認レポーターのみなさんの記事
note事業発表会公認レポーターのみなさんが書いた記事は、こちらから読むことができます↓
昨日開催されたnote8周年事業発表会の動画は、本日14:30に一般公開予定です。私の記事が参考になれば、幸いです😊