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コレを食べたら餃子に戻れないホニャララ焼き【蛋餃・卵餃子】
台湾に行って良かったなあ、と思うことが多々あります。
「美味しい」が広がったこと。食卓の選択肢が倍に広がりました。
今日ご紹介しますのはこちら。
ホニャララ焼きです。
本当はホニャララ焼きじゃなくて蛋餃(ダンジャオ)と名前があるのですが、読めないー!というので料理名を「ホニャララ」と呼ぶ方がいて、今回はホニャララで紹介してみました。
正式名称・蛋餃(Dan Jiao)、別名ホニャララ(私の周囲だけ)。
この蛋餃は、中国語圏ではおめでたい時に食べられる、らしいんですが本当??🤔💭
寒い日にスープに入れたり、鍋に入れたりとかっていう印象が強いです。
なんでこれがおめでたいのかというと、元寶という金塊がありまして、その形に似てるからということでおめでたいんだそうです。
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もともと中国の高額貨幣は船形の銀、元寶だったことにこの形は由来しています。
中国語圏、お正月の挨拶が『恭喜發財!!』ですからね。お金たくさんおめでとうー!って予祝します。私、そのメンタリティすごく好きです。
それはさておき、ホニャララを作ります。
簡単にどんなものかといいますと、卵を薄く焼いて皮にした餃子です。
だけど、焼餃子独特の油っこさがありません。
これを食べると焼き餃子に戻れません。
材料ドン⬇️
«卵まわり»
卵 5個
片栗粉 大さじ1
塩 親指と人差し指と中指でひとつまみ
«中にいれるお肉»
豚ひき肉 450g
醬油 大さじ半分
酒 大さじ1
砂糖 ひとつまみ
塩 ひとつまみ
片栗粉 小さじ1
ニラ あれば入れたい分だけ
ニンニク あればチューブにんにくでも欲望のままに
しょうが 刻んで入れてもチューブのをいれても、いれなくても。
以上です!!
あれ、卵に塩と片栗粉入れるの?って思われる方もいるかもしれません。
塩を入れる理由は、塩のたんぱく質凝固作用のためです。凝固する温度が低くなるのです。
そして片栗粉を入れるのは、生地を破れにくくするためです。
今回のこのホニャララ蛋餃は、つくって冷凍庫に入れることができるので大量に作ってしまいます
(`・ω・´)お料理はメンドクサイ!
※🌾このnoteはお料理読み物であって、お料理レシピではありません。特に料理好きの方はお間違えなきよう!ズボラとコスパ重視です!🌾
お料理開始吧(∩*˘∀˘*)∩🍳🔥
まずは卵液からつくってしまいましょう。
卵入れて、塩いれてから混ぜます。
そして片栗粉入れて、泡立て器で混ぜてください。
最後にザルにあけて、濾しておくと尚よしです。
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さて、次はお肉です。
ニラ以降の材料が入れても入れなくても、なんですが入れると美味しくなるのは間違いないです。
最小限で作れっていわれたら、ニラ、ニンニク、しょうが抜きの上記のレシピになります。
お肉そんなに使いたくない、という方はネギ刻んで肉に混ぜるのもアリです。ネギ1本使ったらお肉は350gでいいかもしれません。
美味しくなるし、カサは増えるし、いい事づくめ。
でも今回は、私はニラを使います。冷蔵庫に入れているのを忘れていたニラがいたのです。
キャベツいれたって大丈夫。
ホニャララ(蛋餃)の懐は大きいのです✨️︎🫶💕
さて、ひき肉に材料いれて、混ぜていきましょう。
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可愛いもの大好きオジです
つなぎ代わりに片栗粉入れるのですが、軽量スプーンからドバっといれると片栗粉がダマになって混ざらないという悲劇がよくあるので、ザルでふるいにかけながら入れると混ぜるのに失敗しません。
さて、本番いきます。
まず大きめのフライパンを用意して、油をひいてから弱火にします。
そして、卵をオタマで1杯分ぐらい入れます。
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クレープ作るみたいに綺麗な円形作る人もいますが、雑でも大丈夫です。
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ひき肉を匙で適当にいれる。
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指とか両手使って大丈夫なので、パタンと閉じます。弱火でやっているので大丈夫です。
指そえれば大丈夫。
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何度か両面焼いて頂いて、すこしポメラニアン色になったぐらいがいいと思います。
中まで火を通さなくても大丈夫です。
なぜならこれ、煮たりとかスープにしたりしてあとで加熱するので、気にしなくて大丈夫です。
最初なんでこんな感じに綺麗に作りましたが、いちいちこんなに綺麗につくっていられません(リアルな声)。
あ、お子さんのいる方はお子さんと作ってもいいかもしれないですね。
弱火なんでそこまでヤケドのリスクは高くないですし。
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ついリアルな声がでてしまいました。
大量に作りました。
最後の方とか、肉がたりない!卵がたりない!とかっていうことがあるかもしれません。
よくあります。
でも動じない動じない。
卵液はあるけど肉が足りなくなったら、安いカマンベールチーズとかとろけるチーズを入れても美味しいです。1個いれても、混ぜてカサを増やしてもいいかもです。
単に肉がなくなっただけなんですが、アタリを引くと嬉しくなります。winwin。
さて、このあとスープの中にワンタンみたいな感覚で使って頂いても大変に美味しいです。
個人的にはそのまま焼いて食べるより、スープの方が好き派なので、なんかタレを作っていきましょう。
ところでみなさん、こちらはトライして頂けたでしょうか。
東京喰種ぽくいうとssレートクラス。
かくいう私も…
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しっかりやられております…
1割の割合で未だに失敗するんですよね、私も。えへへ。
このSSレート料理を作れなかった、作る勇気がない、そんな奥さんに朗報です。
このssレート料理で紹介されているソースと、このホニャララ(蛋餃)を合わせてしまいましょう。
すると、非常ーーーに美味しいものが出来上がります。
さあやろう、さあ作りましょう。
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そして、3分後open!!!
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美味しそう🤤
通常、ソースは強火で煮つめてシャバシャバ感をなくすのですが、このホニャララ(蛋餃)はシャバシャバ感があった方が美味しいです。
もっとズボラな方は、お湯わかして、刻んだ少量の生姜入れて鶏がらスープの素と、しょう油3滴と塩ひとつまみいれて、ホニャララ(蛋餃)を2個とかいれてスープにするのもオススメです。
これからの季節に最高です👍
じつは私の周りでもこれにハマった方が続出です。
でも、頻繁に作りたいけど、もっと手軽に作れたらーって思うじゃないですか。
正直、めんどいのです。1個1個チマチマ作るの(本音でた)。
じつは中国語圏にはこんなものが売られておりまして
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こういうものがあります。
Amazonでもありますし、中華街にもあります。
ここに入れて、クルリと肉を巻いて焼くと1回で5個も焼けてしまうというシロモノ。
便利すぎ。
もしハマった方は «卵餃子パン» で検索してみてください。
今日もパクムシャペロリでした✨️🙏✨