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エッセイ寄稿集 第一集【好き嫌い】

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僕のnote仲間の友人たちに、「好き嫌い」というテーマで自由にエッセイを書いてもらいました。エッセイ好きから、普段エッセイを書かない人まで。個性豊かな作品をぜひ読んでみて下さい。
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2022年2月の記事一覧

プリンス天功

 僕は昆布が嫌いだ。「他の苦手な食べ物は我慢して全て食べますから、昆布だけは残させて下さい」とお願いしたくなるほど嫌いだ。いくら昆布が美人だとしても僕は昆布と結婚できないと思う。口に入れることがただただ苦なのだ。人には苦手を超えてどうしても嫌いなものが存在する。悪意はなくとも、相性が合わないのである。僕にとってはそれが昆布だ。

 僕は小学校入学と同時にある目標を立てた。「給食を減らさない、残さな

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恐竜になりたい。

恐竜になりたい。

恐竜になりたい。

自分が、一番最初に思いついた夢だ。
幼稚園のときに、唐突に僕が母に言ったらしい。
「大きくなったら、恐竜になりたい」と。
母は、笑っていたが、一つも否定することなく、その夢を褒めてくれた。
そのときから、ずっと何かの夢を追っている気がする。

小学校、中学、高校と時間が経つにつれて、たくさんの夢が思いついた。
詳しいことは割愛するが、大人になるにつれて、より芸術的なものに関わる

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好き嫌い

好き嫌い

私は好き嫌いが激しい。
私のアイデンティティといえば好き嫌いである、
と言えるくらいには、激しい。

禅の言葉に悟無好悪(さとればこうおなし)というものがあるそうだが、これはあるがままを受け入れれば、好き嫌いは自然となくなる、という意味らしい。

私から言わせてみれば、好き嫌いをする事が私自身のあるがままである。独自性をそこに見いだしている以上、この禅語を受け入れることは出来ない。
悟りが足りてい

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