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転職前のcomfortな自分へ「あの時カミナシを選んで正解」と心から言える理由 |働くってなんだ?と自問した全ての人に捧ぐ
はじめに
皆様はじめまして。
カミナシ カスタマーサクセスの、嶋田こと”しま”と言います。カミナシはニックネームカルチャーがあるので気軽にしましま呼んでください。
2024年9月にカミナシに入社して早くも3ヶ月、残暑甚だしかったのが気がつけば肌寒い季節が到来しており、「ワープしたんかな」くらいの感覚で月日が経過していました。
私としては”もう”3ヶ月…、という良い意味での焦燥感があるのですが、CSチームのメンバーからは「え?まだ3ヶ月ですか?もう2~3年はいますよね?」というくらい謎に馴染んで映っているようです。
本題に入る前に言っておきますが、
たかだか2~3ヶ月でもう馴染めているのは、僕の努力でもなんでもなく、
カミナシCSチームみんなのウェルカムオープンな接し方と、しっかり設計された受け入れ体制がそうさせているんだよ
と念押しして感謝を伝えておきます。
そんなまるでピチピチ感ゼロニューカマーの転職経緯や、入社してから感じていることアレコレをnoteにしてみました。
文章だらだらで読みづらいと思いますが、飽きて離脱する前に今すぐスキ&シェアしていただければ幸いです。
なぜ書くのか
◾️ 私が既に大好きなカミナシという会社に興味を持ってもらいたい
◾️ そのために「カミナシってぶっちゃけどうよ?」を転職したての観点から 伝えたい
◾️ 少しでも共感がある人はカジュアルにお話したいし普通に飲みたい
◾️ ゆくゆくカミナシの仲間になって欲しい(これは本気で)
誰に届けたいのか
◾️ 自己成長の停滞に少しでも危機感を感じた人向け
◾️ 仕事で特に不自由や変化もなく、自分の意見もそれなりに通る”コンフォート”なポジションにいる人向け
◾️ 働く上で大事なことに「誰とやるか」が上位に上がってくる人向け
◾️ スタートアップで働く意味を模索したい人向け
◾️ 難易度の高いカスタマーサクセスに興味がある方向け
◾️ 転職時にキャリアや部門の幅を広げたいと考えている人向け
嶋田ってどんな人間?
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X(旧Twitter):https://x.com/camocom25
◾️ 昭和最後の88年生まれ/秋田県出身、秋田県在住
◾️ 高校卒業後、地元秋田県でBarやスナック、居酒屋など夜の飲食業界にどっぷり7年浸かる
◾️ 20代折り返しからオーストラリア、ニュージランド、東南アジアなどをぐるぐる
◾️ たまに帰国しては箱根、有馬など有名温泉地のホテル料飲部門でリゾバしたり、沖縄離島ホテルカフェで調理責任者をしたり
◾️ 30歳から建設業向けBtoBバーティカルSaaSにて初のITキャリアスタート
◾️ FSを経て、CSMとしてSMB〜EP企業を幅広く担当したのち、役割はマネジメント中心へ
◾️ 2024年9月にITキャリア初転職でカミナシへ
自己紹介だけでnote1つ書けそうなので色々端折りますが、今後の話につながる人生でのターニングポイントは3つあります。
◾️ 1つ目|学年で1人だけ進学できず飲食業界へ身を投じたこと
高校時代、家庭も裕福でなく、目的なく大学に行くという感覚にGAPと劣等感を感じ、大学進学率ほぼ100%の進学校で私1人だけ働く道を選びました。
【この時心に決めたこと】
何も不自由なく当たり前のようにキャンパスライフを楽しむ同級生たちに絶対負けない20代を送ること。今考えると小さい人間でしたが、このあたりから今の自分の根幹になる反骨精神のようなものが色濃くなってきました。
◾️ 2つ目|日本を飛び出し、知らない土地でもがきながらの海外生活
無計画な人間なので、泣けなし10万と片道航空券だけ握り締め、住居も仕事も決めないまま海外に飛び出しました。旅の道中公園のベンチで寝たり、路上に転がりながら、人生どうにでもなるという謎の胆力が身につきました。
【この時心に決めたこと】
多くの人に助けられながら生きながらえたため、このあたりから「いつか必ずお世話になった人たちに恩返ししよう」という気持ちが強くなりました。まさに僕がお世話になった方々の多くはノンデスクワーカーの方々であり、その後の30代のキャリアに大きく影響します。
◾️ 3つ目|30歳、姉から言われた一言と未経験ITスタートアップへの挑戦
30歳になる頃には沖縄の離島で、今を生きよう!YOLO!みたいな脳天ハッピーな人生を送っていましたが、周囲とのGAPを徐々に感じ、今後について姉と話した時の会話が人生を変えました。
あんた馬鹿ァ?
今良ければいいって、どうせ医療に生かされるのよ。老後に貯金や資産もなくて身内に迷惑垂れ流すつもり?私は自分のお金で大学も出たし、20代に苦労しておいたことが今に繋がっている。そして今やっていることはその先の将来を作っているの。血縁があるからってあんたの身勝手な人生観が招いたツケを、私に払わせないでよね。あんたの同級生たちだって、敷かれたレールがあったとしてもそのレールに歯を食いしばって振り落とされないように食らいついて努力してきたから今があるんでしょ?
あんたは何者で、何ができて、何をしたいの?
…脳が揺れました。
自分のキャリアを見つめ直し、リスクを取れる今のうちに挑戦をしようと決め、姉の紹介で前職のSaaSスタートアップに30歳でアルバイト入社。
【この時心に決めたこと】
年なんて関係ない、恥なんかない、俺は底辺だ、脳みそを空っぽのスポンジにして吸収し、人の倍以上時間を投資してでも死ぬ気で挑戦しよう!
…はい、早速ダラダラと振り返りましたが、ここで何を伝えたいかというと
この3つのターニングポイントに共通するのが、「リスクをとって未知の世界へ飛び込む」ことであり、それがカミナシへの入社や今の原動力になっているということです。
転職に至った背景
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大きく3点あり、振り返ると全てが重なったタイミングだったなーと感じています。
◾️ 1つ目|コンフォートな毎日から脱却したい
Macなんて触ったことないノンキャリアアルバイトから、気づけば1年ちょっとでセールスのリーダークラスになり、2〜3年目でカスタマーサクセスチームの立ち上げ、そしてCSチームのマネジメントをするようになり、入社時十数名しかいなかった会社は100人を超えていました。
いつの間にか入社5年、会社でもかなり古株になり、経営層とも近く発言力もある立ち位置。一定の裁量もあり割と融通がきいてしまうので、いわゆる”コンフォートゾーン”に浸かっていました。これまでのターニングポイントで幾多のパニックゾーンを経験してきた身としては、どこかぬるま湯に浸かっているような、そんな危機感があったと思います。
◾️ 2つ目|もっといろんな業界の方にいろんな価値を提供したい
前職は建設業界特化のBtoBサービスを扱っており、堅調に利用者数も伸びてはいましたが、シングルプロダクトであったため、戦略的にはひたすら売上のトップラインを上げ続けるようなイメージでした。サブスクリプションモデルでありながら、労務インフラというよりはBtoBマッチングという人材に近い領域を扱っていた分、良縁があればチャーンしやすい上、マッチングの先のコンテンツやプロダクトもなくニーズに左右されやすい特徴がありました。バーティカル領域にコミットしている分、もっと多角的にその領域の方の痛みを取り除けないのかな、とVoCを集めながらもどかしく思うことも多かったです。また、元々飲食やサービス業が長かったため、建設業に限らずもっと広い業界の人を幸せにできないか、と思うようにもなっていました。
ちなみに、そんな想いにマッチしていたカミナシの市場ポテンシャルについてはCFOの純平さんが語っていただいております。
◾️ 3つ目|カスタマーサクセスキャリアに奥行きを持たせたい
当時の体制や状況の影響もあり、自分がカスタマーサクセスとして取り組めたことは一部分で、いかにサービス利用を継続してもらえるか、という観点に留まっていました。もちろん事業として大事なことですが、ただ、本質的な価値を提供できるカスタマーサクセスの在り方は更にその先にあると思っており、顧客の未来を一緒に考えたり、期待されている成果にまでコミットし続けていける存在だと思っています。 自分自身がカスタマーサクセスのキャリアとしてそのレベルまでたどり着きたいという気持ちや、それを体現できうる環境に身を投じたいという思いは年々高まっていきました。
結果この3点が重なった状態で30代を折り返した時、自己成長の停滞とキャリアの迷走感にかなり危機感を覚えたのを覚えています。
自分にとって”働くって何なんだろう”って。
また、前職在職中に結婚し、溺愛する娘(今3歳でめちゃんこ可愛い)も誕生しました。それまでは健康なんて二の次で睡眠時間を削りに削ったハードワークをしており、実際に倒れたり入院したりもしましたが、守るものができてから考え方に徐々に変化が出てきました。ベースはコトに向かって労力を惜しまないタイプですが、それをよりヘルシーで持続的に、かつ自分だけでなく関わった人の人生を豊かにするためにバランスの取れた仕事の仕方ってないのかな。そんな風に考えるようになりました。
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Youはなぜカミナシに?
もちろん上記背景から構想した軸を満たせる会社だったことに他なりませんが、特に決め手になったのは以下2つです。
◾️ 1つ目|この人たちとなら、一生”顧客の未来”について語れそう
僕の中の軸で、「何をやるか」もそうですが「誰とやるか」はもっと重要視しています。もちろん市場規模、優位性、事業の成長速度、投資家からの評価、プロダクトの特異性など色々見たりしましたが、結局はその組織を形作るのは人です。一緒に走る”仲間”が面白いやつじゃないと仕事も面白くない。前職で辛い環境下でも長く働けたのは視座が一緒の志高い”仲間”たちがいたからでした。
現在同じチームの雁部さんにカジュアル面談を対応してもらいましたが、カミナシの良さはもちろん、ここが足りない!これからもっとCSとして良くしていきたい!ということも自分の言葉でありありと語ってくれたことがポジティブでしたし、何より「いやーめっちゃ楽しそうに語るなー」というのが印象的でした。おかげで興味が増してカジュアル面談をおかわりしたのですが、その時担当の平沼さんも熱く仕事を語る男で「この会社最高な人間しかいないのかよ」と感動した記憶があります。
面接でお話した細見さん、松下さん、宮城さんとも話していて、一緒に働くイメージがすんなりできたというか、酒飲みながらでも”一生一緒にお客さんの未来を語れそう”って思えたのがかなり大きかったです。入社してからCTOのトリさんとお話した際「どんな人がカミナシに合いそうか」という話題で、”仕事にロマンを追い求められる人間”と語っていたのも凄く納得しましたし、そんな方々と働けている自分は幸せ者だと今も感じています。
そしてなんといっても諸岡さんでしょう。数々のnoteや記事を見てきましたが、自分の失敗を赤裸々に語り、それでもなお泥臭くも周りを巻き込みながら突き進んでいくストーリーに「あ、同じ船に乗りたいな」と気づけば話す前から魅了されていました。何より、”一緒に人生の最高傑作を作ろう”というキーワードで入社を決めた方も多いのではないでしょうか?
私の場合は人生の最高傑作を”最高の仲間と”作っていけるイメージが湧いて入社を決めました。
◾️ 2つ目|カミナシの”小説ビジョン”への共感
(正確には”野口さん”への感情移入になります)
カミナシではミッションである「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」という言葉が普段のSlackや会話でも頻繁に飛び交いますし、バリュー体現していこう!みたいなやりとりが日常で、そこも魅力のひとつであります。
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私が一番心に響いて今でもよく読み返すのが、カミナシのビジョンです。
ノンデスクワーカーが「挑戦し、報われる世界」の創造
驚くなかれ、会社のビジョンが小説になってるってやばくないですか?
(以下ネタバレ含む、いやバレてOK)
登場人物の野口さんが、若手から”失望”され、現状を諦めかけた時に出会ったカミナシと共に、やりがいのある現場の未来を創造していくお話。
正直な話、私これ最初読んだ時、泣いたんです。
(こんな見た目の男ですが、エモさに弱く感動ですぐ泣きます。涙腺チョロめです。)なんで泣いたかと言うと、それは野口さんの背中に私の父親や、これまでお世話になってきた現場の方々が重なったからです。
私の父親は個人事業主として内装業を営んでおり、手に職の現場職人ってかっこいいな、と一時期後を継ぎたいと思ったことがあるんです。しかし父親から放たれた言葉はこうでした。「この業界、末端の職人は先行きがないし、しんどいし、儲からねえから辞めとけ」と。
ホテルの料飲部門で面倒を見てくれた先輩は言います、「時間も不規則で残業は多いし給料は上がらない、自分の子供には目指して欲しくない」と。
そうです、みんな心の中では現状への怒りがありながら、それを変える術や武器を持たず、諦めてしまう。
自分が親になって改めて、愛する我が子に自分が好きなはずの仕事を誇れないって、どれだけ悔しく痛みのあることなのだろうと思います。小説の中で、野口さんが退職してしまった中尾さんから言われた”失望”の言葉は、きっとそんな多くの人たちの心を鷲掴みにするでしょう。
だからこそ、小説の中で野口さんがカミナシと共に挑戦し、報われる世界を創ったこのストーリーを、もっとたくさんの人の元で実現したい!と強く強く感じたのです。
自分のバックグラウンドから心に決めた、「いつか必ずお世話になった人たちに恩返しする」ということは、まさにこのことなのだな、と自分のストーリーとマージされていった時、もうこれはカミナシに入社する宿命だったのだなと感じました。
たくさんの方が関わってできたカミナシにおけるビジョンは、もはや発明品であり芸術でありストーリーそのものなのだと思っています。よろしければできるまでの背景も読んでもらえると嬉しいです。
その他にもまだまだありまして・・・自分の意向を後押ししてくれたものは以下2点です。
「積極的にCSの取り組みを発信してる会社」という印象の強さ
特に日本のCS関連の発信は世の中まだまだ少ない中、積極的に発信している印象を持っていて、実は選考前にも松下さんや宮城さんの過去noteは一部目にしたことがありました。当時は「日本一のCS?マルチバーティカル?すごい思い切ってるなー」と思いつつ、純粋に顧客と向き合っているからこその発信に羨ましさや興奮を覚えた記憶があります。
よく見てた記事たち↓
タイミングよくスカウトいただいたことがきっかけでnoteの記憶と企業が一致し、採用向けの資料やNotionをさらに読めば読むほどに、「え、これって、仲間にならない理由なくない?」と勝手に意向が上がっていったことを今でも覚えています。
採用戦国時代の中、数多あるスタートアップの中において、他者認知力ってほんと重要ですよね。
ALL STAR SAAS FAND楠田さんからの後押し
実はカミナシにVCとしてご支援いただいているALL STAR SAAS FANDのタレントパートナー楠田さんとは、以前セミナーか何かで知り合ったのがきっかけでお付き合いがあり、今回の転職でもキャリア軸の整理から、具体的な選考部分まで相談させていただきました。SaaSキャリアとしての転職は初だったため、新卒ですか?ってくらい面談対策してもらいました(笑)。転職エージェントとは異なり、投資先だからこそリアルでフラットな話も聞けるのでおすすめです。
楠田司|https://x.com/tsukasa_sherpa
実はCOOゆうすけさん、執行役員ひろしさん、広報PR宮地さんなど楠田さんにご縁のある方々もたくさんいらっしゃって、勝手にチルドレンに混ざれて嬉しく思っています。
当時私が「カミナシさんとカジュアル面談をしたけどめちゃくちゃフィットしそうでした!」と興奮気味に伝えると、「私も嶋田さんにカミナシさんは絶対合うと思っておすすめしようと思ってました!」と言っていただけたのは心強かったです。
入社して良かったこと
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GAPやネガな部分も偽りなく書こうかと思いましたが、今のところポジティブな内容しか出てこないため以下にまとめます。
想像以上に良い仲間が集まっている
CSチーム内はもちろん、全社的に真っ直ぐ事業や顧客と向き合っている人間ばかりした。これはお世辞でもなんでもありません。ちょっとは悪いとこあるだろう、って粗探ししたいくらいです。
何よりも称賛文化が根付いており、メンバーの挑戦や成果を全力で応援して讃えられるところが大好きなところです。冒頭にも書きましたが、こんな方々ばかりなのですぐにチームに打ち解けられましたし、困ったことは遠慮なく頼れたので入社してからの不安も全くありませんでした。爆速で立ち上がることができたメソッドなんかは、また別途noteに書きたいと思います。
日本一のCSを本気で目指す
入社してから部長の松下さんと”日本一のCSとは”について話したことがあります。当初私は視野が狭く、定義にこだわりchurnレートの低さなのか、NPS的な指標で測るのか、そもそも今どこが日本一なのか、など各論ばかり気になってしまいましたが、大事なのは我々CSメンバー全員が”カミナシこそが日本一のCSだ!”と胸を張れるかどうかだな、と気付かされました。胸を張るためには、いかに顧客に寄り添い顧客を導き続け、そのためにどれだけチャレンジし続けられるかだと思うので、それを常にやり続けられる組織こそ「日本一のCS」なのだろうなと。さらに今期からはテーマとして「顧客の未来をカミナシが創る」というものも掲げています。まさにそれこそ自分のやりたいCSだな、と再認識できました。
カミナシCSではビジネスと紐づいたKPI(NRRに関連するChurnやExpansionの指標群)とは別途、CS全体および各チームごとにOKR指標も策定しており、「日本一のCSを目指し、顧客の未来をカミナシが創る」からブレイクダウンしたobjectiveをもとに、Key Resultsをそれぞれ設定して四半期のQuarterごとに進めます。
OKRと聞くと元の定義自体がストレッチゴールを追っていくようなイメージはありますが、やはりみんなストイックに顧客主語で取り組む姿を見て、心の底からカミナシCSの仲間に入れてよかったなと感じています。
本気でこの仲間と”日本一のCS”になりたいと思っています。
ノーコード✖️現場向け✖️多業界✖️プロジェクト型サクセスの奥の深さ
3ヶ月経ち、自身でも担当顧客を抱えて思うのが、
正直めちゃくちゃ難しいなと。
このあたりは先輩秋元さんが見事に言語化してくれていますが、カミナシでサクセスさせるために必要な要素は多岐にわたります。
秋元さんの記事を引用すると、
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◾️ プロダクト自由度が高く、プロダクト利用人数が多い
かつ
◾️ 利用者が現場の方でITツールに慣れていないケースが多い
◾️ プロジェクト型の仕事に慣れていないことが多い
◾️ 設備部門・製造部門・品質管理部門等利用者が多岐にわたるケースが多い
◾️ 製造拠点が複数あり、製造拠点ごとにルールが異なる
◾️ 会社ごと・製造ラインごとに帳票の作りが大きく異なる
そしてホリゾンタル(マルチバーティカル)SaaSなので食品製造業界から機械製造、飲食、ホテル、建設、アミューズメント、ビルメンテナンスなど、ご導入いただいている業界も多岐にわたり、かつその業界ごとに課題や特性が違うという複雑さです。コンサルティング要素も相まってまさに総合格闘技。
さらに後述しますが、ここに+αでマルチプロダクト展開が一気に加速しており、主軸のカミナシレポート以外の導入も進んでいるので、CSとしても新たなマルチ導入支援プログラムの策定をどんどんトライしなければならない状況です。嬉しい悲鳴のオンパレード。
何が言いたいかと言うと、秋元さんも書いているように、難しいし自由度が高いからこそCSの腕の見せ所満載で面白さしかないと言うことです。これぞベストプラクティス!的なものはまだまだ少ない分、たくさん挑戦してたくさん失敗もできます。
そしてもう1点、カミナシCSのようなプロジェクトマネジメント要素もあり、かつコンサルティング要素もあるようなCSを経験すれば、CSでキャリアアップするも良し、違う領域の職種にチャレンジするも良し、多方面に通用する総合スキルが身に付くと思います。CSキャリアに留まらずいろんな可能性が広がりそうだなと自分が身をもって感じています。自己成長停滞への危機感を抱いている方や、キャリアの幅を広げたいと考えている方にカミナシを勧めたい理由はこの部分になります。
おかげさまでぬるま湯に浸かっていた自分の脳が酷使され、ヒーヒー言いながらアドレナリンを放出している最高な毎日を送らせてもらっています。
マルチプロダクトの夜明け 〜同時多発的リリース〜
上記記事でマルチプロダクト構想についてまとまっていますが、私が入社した9月前後から息をつく間もなく怒涛の新規プロダクトリリースが続いております。
正直面接時はマルチプロダクト構想はまだ先の未来の話なのかな、というイメージで、入社後メインプロダクトのキャッチアップを進める際も、「思ったより食品製造業界に特化したプロダクトなのかな」といった印象があったのですが、この怒涛のラッシュでそんな杞憂は一気に消し飛びました。
諸岡さん始め経営陣や長年いる方にも「カミナシ史上最大の波」と言わしめるムーブメントは、入社したての自分でも感じるくらいです。それと同時にこの上ないカオスが続くことも意味しています。これはもちろんポジティブな意味で、です。
人生1度きりの中、こんな大波カオスの中で戦えるのってめちゃくちゃ貴重なことですし、このタイミングでの入社って、やっぱり来るべくしてカミナシに来たんだな、とつくづく思ってしまいます。まさにスタートアップの醍醐味ですよね、痺れます。
もしスタートアップで何かを成したいと考えてるそこのあなた、
カミナシは今まさにスタートアップの酸いも甘いも血肉にできる絶好のフィールドですよ!
と声を大にして言いたいです。
地方に住みながらハイブリッドな働き方
地方社員のロールモデルを目指す記事はまたいつか別途書こうと思いますが、実は私は秋田県出身で、今も秋田県に住みながらカミナシで働いています。職種や部署によっても異なりますが、カミナシCSでは月曜〜木曜までリモートワーク、金曜日を出社日としたハイブリッドワーク制を採っているため、出社できることは採用要件にも含みます。
前職時代は都内に住んでいましたが、コロナ禍を機にフルリモートになり、結婚を機に子育てのしやすさや秋田に残る家族のことも考えAターンを決断。しかしながら今回の転職では正直また都内移住も検討しました。
カミナシとの面接では家庭の事情含め色々と相談にのっていただき、奇跡的に秋田から週末飛行機出社という形で条件面をクリアしましたが、おそらくこれを決めるに至っては様々な議論や意見があったことと思います。本当に感謝の言葉しかありません。他の方よりコストがかかっている分、価値で還元できる人間に絶対なる、と心に決めて入社を決意しました。
その上で、私と同年代で都会に住む地方出身の方々だと、遅かれ早かれ実家や家業、土地をどうする、とか、両親の老後のケアを案じるお年頃になってきます。そんな家庭事情を持ちつつ、仕事や年収は諦めたくないという方々の希望の光になれたらいいなと考えています。
今苦労していること
それはズバリ、そうです、仲間が足りないことです。これはHRの方に言わされているとかではなく、自分ごと化して本気で思っています。このカオスで最高なムーブメントをさらに次のステップへ昇華するためには、一緒に荒波を超えていける仲間が必要不可欠であり、仲間集めは最優先事項だと思っています。
前職でも採用面接をやっていましたが、やはり組織を作るのは紛れもなく人です。入社して3ヶ月が経ち、だんだんと視野が広くなってきて思うのは、やはり一人当たりのCSMの担当顧客数や負担はまだまだ大きいし、個の力量頼りになっている部分は、他のスタートアップ同様あるあるだよね、ということ。
これはカミナシがまだ10名前後で、メインプロダクトが立ち上がってすぐの頃の諸岡さんのnoteですが、従業員数の桁が変わった今でも本質は変わらないんだろうなと思います。入社3ヶ月で生意気ですが、保身は成長の足枷、お求めやすいジェネリックな赤い薬を定期服用しながら最高の仲間と最高のチームを目指したいなと思っております。
最後に
このnoteを誰に届けたいか考えた時、かつてまだカミナシを知らなかった頃の自分に向けて書きました。そして、私と同じように、現状に物足りなさや不安を感じたり、以下の項目に少しでも該当しそうな方がいれば一緒に語りながら飲みましょう。すぐに秋田から駆けつけますし、きっとすぐ仲良くなれる気がします。
◾️ 自己成長の停滞に少しでも危機感を感じた人向け
◾️ 仕事で特に不自由や変化もなく、自分の意見もそれなりに通る”コンフォート”なポジションにいる人向け
◾️ 働く上で大事なことに「誰とやるか」が上位に上がってくる人向け
◾️ スタートアップで働く意味を模索したい人向け
◾️ BtoBのカスタマーサクセスに興味がある方向け
◾️ 転職時にキャリアや部門の幅を広げたいと考えている人向け
カミナシを知ってもらえるきっかけが詰まったイベントもたくさん開催中!
カジュアルに参加してみてくださいね!
気づけば長々と書いてしまいましたが、最後までご精読ありがとうございました!気になった方は気軽にオフィスに遊びに来てください、秋田に来るのも大歓迎です!
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