スギムラタツヤ

北海道旭川市出身。 大学入学から11年半過ごした東京を離れ、2023年10月から長野県上田市に移住。趣味の話や思いついたことなどを、とりとめもなく記していこうと思います。 趣味:スポーツ観戦(野球・駅伝・相撲)、囲碁、旅行、食べ歩き

スギムラタツヤ

北海道旭川市出身。 大学入学から11年半過ごした東京を離れ、2023年10月から長野県上田市に移住。趣味の話や思いついたことなどを、とりとめもなく記していこうと思います。 趣味:スポーツ観戦(野球・駅伝・相撲)、囲碁、旅行、食べ歩き

最近の記事

電車で異様にもたれかかってくる人を許してあげてほしい

 皆様きっと一度は、電車で異様にもたれかかってくる人を目撃したことがあるだろう。  奴等は一様に口をあんぐりと開け、この世のものとは思えないブサイクな寝顔を披露しながら肩にもたれかかってくる。公共の場においてシンプルにマナー違反であり、実に不快で迷惑極まりない行為である。断罪されて然るべきだ。  ここまで文章を打ち込んだところで、心が痛くなった。  何故なら、私自身がブサイクフェイスで隣の人の肩にもたれかかる輩の一構成要素であり、かつ電車内睡眠の常習犯だからだ。  かつては

    • 梅雨明けの憂鬱

       先週金曜、関東甲信地方の梅雨明けが発表された。  梅雨が明けたということは、すなわち本格的な夏の到来を意味する。  昨年10月末に上田に移住してから迎える、最初の夏。 「東京のじめじめした不快指数の高い夏を10年以上耐え忍んできたのだから、上田の暑さは何とかなるだろう」とタカをくくっていたのだが、全然心構えがなっていなかった。  暑い。すごく暑い。  今日の上田は、最高気温が35度を超える猛暑日となったようだ。  道行く人々に「上田ってこんなに暑い地域でしたっけ?」と聞

      • 『サラダ記念日』に唐揚げを喰らふ男

        「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日  言わずもがな、俵万智氏の歌集『サラダ記念日』の中で最も有名な一首である。  現代日本において、最も有名な短歌と言っても良いだろう。  もし日本三大記念日を定めるならば、終戦記念日、憲法記念日、そしてサラダ記念日となるに違いない。異論は認めない。  7月6日にはオリジナルのドレッシングを作ってみたりして、いつもと一味違うサラダを食べるのが風流というものだ。頭では分かっている。  ただ同時に、サラダ記念日に肉を頬張る

        • 今日から2024年の後半戦という事実

           どうやら本日は七月一日らしい。  2024年の後半戦がスタートしてしまった、ともっぱらの噂だ。  まるで他人事のような態度を取っているのは、何を隠そう、私自身がその事実を受け入れたくないからだ。  今年の上半期、自分は一体何を成し得たのだろうかと振り返ってみる。  ひとまず仕事は辛うじて続いている。囲碁の県大会では一度5位に滑り込んだ。noteもボチボチ続け、拙筆ながら「プロ野球 記事まとめ」に追加されたりもした。  絞り出せば無い訳ではないが、どれもインパクトに欠けてい

          決意の朝に

          一  本稿はただの決意表明である。  これからは毎週月曜の午前中に、定期的に記事を投稿していく予定だ。そんな記事を水曜日に投稿する言行不一致については、一旦目をつぶっていただきたい。  最近サボり気味であった自らに対しての喝であり、こうやって表明することによって退路を断つという作戦を企てたのだ。  私は元来「自律」とは程遠く、隙あらば怠けたいと思う性分。  今後月曜の午前中に投稿が確かめられなかった時は「いい加減怠けるんじゃねぇ」とケツを叩いていただきたい。 二  Aq

          『牛肉と馬鈴薯』についての雑感

          一  まず私は、国木田独歩の『牛肉と馬鈴薯』を読んだことがない。どうやら彼の代表作らしいという程度の認識だ。  私はかなり長い間「ぎゅうにくとばれいしょ」と読んでいたのだが、つい先日「ぎゅうにくとじゃがいも」が正しい読み方であることを知った。 「ばれいしょ」と読ませた方がインテリな感じを受けるが、「じゃがいも」と読ませた方が味わい深い気もする。  独歩が「ばれいしょ」と読ませることを検討したかどうかは知る由もないが、私が独歩なら「ばれいしょ」と読ませて、インテリな自分を演出し

          『牛肉と馬鈴薯』についての雑感

          不二家でワープロ

           この間の休日、いつもの如く家の近所のスタバへ。  コーヒーを飲みながら、noteのネタ探しに明け暮れる。  スタバに限らず、カフェでパソコンを開くという行為は「できる自分」を演出するのにお手軽だ。容易に自己肯定感を上げられるし、かつ「できる自分」が虚構であることを束の間忘れさせてくれる。  ミルクボーイの「できる男」というネタにおいても、できる男の特徴として「スタバでパソコン」が挙げられている。ミルクボーイが言うんだから間違いない。いつもショートサイズの苦いの飲んでるし、さ

          不二家でワープロ

          【祝】1000ビュー達成

           表題の通り、通算1000ビューを達成しました!  昨年12月にnoteを始めてから5ヶ月以上経過し、ようやく大台に乗ったワケです。  スモールステップではありますが、着実に歩を進めていることを実感しとります。  次の目標は「10月末までに2000ビュー到達」としておきましょう。  今後も細々と創作を続けますので、引き続きよろしくお願いします!

          【祝】1000ビュー達成

          「チョコミントは歯磨き粉」論争にも終止符を打とう

           以前「きのこたけのこ戦争」に関する記事を投稿した。  せっかく私がきのこ派の完全勝利をもって戦争の終結を宣言したにも関わらず、火の無い所に煙を起こそうとするたけのこ派の方には、是非ご一読いただきたい。  そしてお菓子界隈において「きのこたけのこ戦争」と並び日夜議論が絶えないのは、「チョコミントは歯磨き粉」論争である。  この論を唱える人の多くは「ミントの清涼感が歯磨き粉を想起させ、食品として許容できない」としている。  チョコミント大好きパーソンの私としては、そのような

          「チョコミントは歯磨き粉」論争にも終止符を打とう

          ネタが浮かばないそんな時は…

          ネタが浮かばないそんな時、私は氷の入ったグラスにバランタイン30年を注ぎ、それを一気に流し込む。するとたちまち覚醒とも酩酊とも呼びうる感覚が私を襲い、普段は表出することのない野性的な人格が姿を見せ、本能のままに筆を走らせていくのだ。 なーんてね。 そんな無頼派作家のような振る舞いは到底できない。 実際私がコップに注ぐのは麦茶かコーヒーである。バランタイン30年はおろか、生まれて一度もウイスキーの瓶を買ったことがない。頂き物ですら、学生時代に同期と宅飲みをした際に残りをもらっ

          ネタが浮かばないそんな時は…

          ゴールデンウィークの憂鬱

          世間は本日までゴールデンウィーク。 皆さまざまにイベントを入れ、束の間の休みをエンジョイしていることだろう。 私も妹や旧来の友人・知人に会いに東京へ出掛けたり、妻と登山に行くなど、それ相応にゴールデンウィークを満喫したと思っている。 しかし、全てが満足という訳ではない。 元来人が多い場所が苦手である故、この時期はどこへ出掛けるにしても不快指数が高めに出てしまう。 そしていつにも増して仕事が忙しく、心身ともに疲弊している。 さらに先日行われた囲碁の地区予選を勝ち上がれず、県大

          ゴールデンウィークの憂鬱

          いい加減「きのこたけのこ戦争」に終止符を打とう

           皆様は「きのこたけのこ戦争」をご存知だろうか。 「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが美味しいかを争う戦いを指し、一説によると1980年頃から始まったとされる。  40年以上経過した現代においても日夜戦いが繰り広げられており、その禍根の深さは計り知れない。 「きのこたけのこ戦争」の被害に遭われた方々のことを想うと心が痛く、日々涙で枕を濡らしている。  なんてことは1ミリも思っていない。  何を隠そう、私自身「きのこ党」の熱烈な支持者なのだ。  どちらが優れているかとい

          いい加減「きのこたけのこ戦争」に終止符を打とう

          【スギウォーク #1】小諸

          皆様お待ちかね(?)の新企画、スギウォークの時間である。 この企画は、長野県内の魅力的なスポットを紹介するものであり、私が散策した際の備忘録でもある。 記念すべき第1回目は「小諸」。 「たまには妻とデートもいいじゃない。人間だもの」などと考えていたところ、お互いのスケジュールが合致。 「桜を見に懐古園へ行こう」という誘い文句が功を奏し、スギウォークが実現した。 それでは、訪れた場所を時系列順に振り返っていきたい。 ①停車場ガーデン 小諸駅前の公園は非常に整備されており、色

          【スギウォーク #1】小諸

          人を見た目で判断することは悪なのか

          「人を見た目で判断してはいけないよ」 おそらく人生でこのような忠告を受けたことがない人は皆無だろう。 対象となる人および物の外見ではなく、内面に目を向けるべきという論調に流れていくのが常である。 しかし果たして、いかなる場合もそのような姿勢を貫くことが善なのだろうか。本当に人を見た目で判断してはいけないのだろうか。 この文脈を取っている以上、私の結論は「NO」なのだが、そのように考えている理由を述べていきたい。 ①メラビアンの法則 メラビアンの法則とは、言語と非言語が不一

          人を見た目で判断することは悪なのか

          投稿をnoteに一本化しようと考えている話

          今回の投稿はタイトルの通り、それ以上でもそれ以下でもない話である。 しかし、ただ「投稿をnoteに一本化しようと考えてます」と表明するだけでは解像度が低いので、そのように考えた経緯をほんのりと肉付けしようと思う。 そもそも「我ぇ、note以外にもやっとったんけぇ」という話なのだが、実はnoteを始めるのと同時にアメブロを開設し、双方に同じ記事を投稿していた。 これには対照実験的な意味合いがあり、焦点は主に下記の2点だった。 ①どちらの媒体を使った方が、より記事を読んでもら

          投稿をnoteに一本化しようと考えている話

          【答え合わせ】12球団開幕スタメン予想と振り返り

          前回まで4回にわたり、全12球団の開幕スタメン予想と戦力分析を行った。 青チャートを解いたまま答え合わせしないアンポンタンがいないように、予想したまま結果を振り返らないなんて理屈はない。 そんなわけで、今回は答え合わせである。 過去4回分の投稿をご覧になりたい方は、是非下記リンクより。 https://note.com/shikounorakugaki/n/n993030b4f66a https://note.com/shikounorakugaki/n/nc0947d4

          【答え合わせ】12球団開幕スタメン予想と振り返り