梅雨明けの憂鬱
先週金曜、関東甲信地方の梅雨明けが発表された。
梅雨が明けたということは、すなわち本格的な夏の到来を意味する。
昨年10月末に上田に移住してから迎える、最初の夏。
「東京のじめじめした不快指数の高い夏を10年以上耐え忍んできたのだから、上田の暑さは何とかなるだろう」とタカをくくっていたのだが、全然心構えがなっていなかった。
暑い。すごく暑い。
今日の上田は、最高気温が35度を超える猛暑日となったようだ。
道行く人々に「上田ってこんなに暑い地域でしたっけ?」と聞き回りたい衝動に駆られたが、考えてみれば上田は四方山に囲まれた盆地であり、夏暑く冬寒いのは至極当然と気付き、悲しみに暮れた。
気温の上昇とともに、私のHPは急激にダウンする。
家に居ても日中は大して暑さをしのげないため、最近の休日は自宅→コメダ→スタバの反復横跳びとなっている。あまりに暑く体力を奪われているので、家に居てできることは、せいぜいあずきバーを食べることくらいだ。
梅雨の時期には「雨は不快だ。降るなら俺の外出していない時間帯だけにしろ」とのたまい、梅雨が明けると「暑すぎる」と文句を垂れ、冬になれば「寒すぎて死んでしまう」と音を上げる。
挙句の果てには「気温は23度で年中変わらず、風は自転車に乗って心地よく感じられるくらいが理想。雨は深夜だけでよろしく」と追加注文を畳み掛ける始末。
救いようがないワガママモンスターである。
小さいオッサンが日本の四季と風情を全否定したところで、今日はお開きとしたい。