shikisososhiki

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Cure Timeへ相談したはなし

漫画「愛と呪い」を読んでから、過去のつらい記憶と母からの愛への執着心にとりつかれた私は どうしても自分の過去の体験を誰かに聞いてほしくて、 Googleで「性被害 相談」と検索し、内閣府の運営しているというCure Timeというチャット相談の窓口へたどり着いた。 結果からいうととくに何も救われることはなかった。 相談員はチャットボットのように、わたしの話した内容に対してオウム返しの相槌をうつだけで、何かが消化されることはなく、相談員がやっとオウム返し以外の返事をしたと思っ

    • 愛と呪いのはなし

      鬱漫画といわれるジャンルにはまっている。主人公に救いのない展開が幾重にも訪れて地の底へと転落していくストーリーにカタルシスを覚える。決して明るい気持ちになれるわけではないが、このジャンルの漫画は読後の没入感もとびきり良い。 押見修造や、昔の鬼頭莫宏作品などを読み漁っていると、kindleのおすすめに「愛と呪い」という作品が出てきた。 書籍のほとんどを、kindleなどの電子書籍で読むのでデジタルマーケティングの効果なのか、頻繁に見る表紙な気がした。 とくに中身を確認せず

      • 扉が少し開いたはなし

        文章に触れたい一心で、でも本当に文章にふれたときに何も生むことができないと気づかされることが怖くて、とりあえず気軽に、そして日常生活のタスクをこなしながらでもその片鱗を味わえるオーディオブックという形でひさしぶりに文学に触れた。 たまにビジネス書や、論文やらに興味を示して読んだりすることはあったけれど、創作物に触れるのはかなりひさしぶりなことだった。 今なら3ヶ月無料で利用できるアマゾンAudibleで、人気の小説としてアプリのホームで流れてきた「流浪の月」という作品を、な

        • 創作意欲のはなし

          ひさしぶりに創作意欲が沸きそうな気がしている。 奇抜なアート作品を紹介するYouTubeチャンネルに最近はまっているのだけれど、あの瑞々しい感性で物事をとらえていたときの不思議な感覚を思い出せそうな、思い出せなそうな。 日常のルーティンをこなしているとそれをこなすことが精一杯で、何も生み出すことができなくなってしまう。 24歳で就職し、フルタイム勤務をするようになってからは創作活動とは完全に無縁になってしまった。 娯楽もNetflixやYouTubeを垂れ流すなど、日常の