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手の中に落ちてきたものにしがみつき続けて進んだ100日間の記録

※この記事は30000字あります(笑)。
ただ、読んでいただいた方からの評判はかなりいいので、お時間ある時に書籍だと思って、読んでいただけると嬉しいです!

四季報写経ウーマンのXのアカウントが誕生したのが2024年3月7日。
そこから今日で100日を迎えました。

 人生で一番不思議な100日間でした。こんなにいろんな方が面白がってくれるなんて全く想像していませんでした。

「とても運が良かった」
 と、思います。本当に。

奇跡が続いた100日間でしたが、手の中に落ちてくるものに必死にしがみついてなんとか進んできたな。と思います。客観的にいったらとても上手くいっているように見えたと思いますが、何度も泣いたし、もう四季報写経ウーマンやめようかな?と思ったこともあります。けれど

生きていたら誰にでも何回かはチャンスのボールが回ってくる。
が、そんなに何度もチャンスは回ってこない。
だから、自分の手の中にボールが回ってきたときには必死にしがみつかないと。

そんな風に自分に言い聞かせて、小さなチャンスを逃さないように、逃さないようにと、熱狂に振り落とされないように必死だった100日間のことを振り返ってみようと思います。

100日間、何を考えて、どう行動して、どんなことに苦しんで、何が嬉しかったのか。

裏側を、赤裸々に全部書いてしまいました。

※四季報写経ウーマンって誰?って方へ

 四季報写経(「大量の情報をインプットすることで、新たな仮説を生む出せるようになる」ために、会社四季報のデータをひたすらExcelに手入力していく修行)の過程で学んだことを発信している人です。
修行の過程が知りたい方はこちらのnoteを読んでください!

株式会社四季報写経のHPはこちら


2/25 (-11日目) 平田さんと仲良くなりたい

四季報写経と出会う前の私は、多少は個人で仕事をしていたものの、
本当に暇人で…

どれくらい暇だったかというと「暇すぎて死にそう」と思って
「ひましに(暇すぎて死にそうの略(笑))プロジェクト」を
ひとりで立ち上げてしまったくらい暇でした。

「どうしたら毎日暇じゃなくなるだろうか?」と真剣に考え

・自分でミッションを設定して、それに予算をつけて達成する
・1年で100ミッションこなす
・年間の予算を設定してすべて使いきる。

 というルールを決めて、自分でミッションを決めて、自分で達成する、
「ひましにプロジェクト」にひとりで本気で取り組んでいました。

Twitterのタイムラインにオーロラの写真が流れてきたので「アイスランドにオーロラを見に行く」というミッションを設定して、1か月後にサクッとアイスランドに旅立ってしまうほど暇。

で、このミッションのひとつが「1日中ゲームをする」でした。人生であんまりゲームしたことないし、朝から晩までゲームしてみたいなって。

何のゲームをやろうかな?と思っていた時に、Xに流れてきたのがこのツイート。

え、これ面白そう!これなら1日中できる!
と思ってダウンロードしたら、朝起きてから17時まで何も飲み食いせずにやり続けるくらい見事にはまってしまいました。

コーヒーインク友達が欲しいな。楽しさを共有したい!
と思いはじめた時に、ちょうど、平田さんが課題発見会の参加者を募集していました。

え、友達出来そう!と思って、平田さんのプロフィールをこの時はじめて見たら、フォロワーが28000人もいるVCの方でびっくりしました。
あれ、すごい人じゃんってww

けど友達ほしいし、まぁダメもとでDMしてみようかな?と思い「課題発見会に参加したいです」とDMしたら、返信を下さりました。


この100日間で一番ラッキーだったことはこんなあやしいDMに平田さんが返信してくれたことです。(SNSの発信はやってなかったので、プロフィールも何もない見る専の鍵垢からメッセージしました)

ここで平田さんが返信してくれなかったら、それ以降の出来事はすべて起こらなかったので「本当に人生ってわずかなことで変わるんだな」と思い返すとぞっとします。
  
平田さんのツイートを遡って見ていて
「この人と仲良くなったら、なにか面白いことが起こりそうだな」
と思いました。

面白そうなイベントもたくさん開催しているし、コーヒーインクやり始めてから、開発者にメール送って、インタビュー記事まで書いてしまうなんて行動力すごいな、と。

けれど、平田さんはインフルエンサーVCで、私はほぼニートです。
この状況で「どうやったら平田さんに興味をもってもらえるかな?」と考えて、2つの作戦を実行することにしました、

1つ目  会った瞬間にやりこんだコーヒーインクを見せる。

「はじめまして」と挨拶した1分後、他の参加者が来る前に

「私、平田さんのツイート拝見してからコーヒーインクやりこんでいて…
 もう他社が出店する余地のないすごいコーヒーチェーン作り上げました」

とお話したら、面白がってくれました。

2つ目 とにかくものすごい量の課題を提示する。

この日の課題発見会のテーマは「業務上で感じた課題」

ただ、私はこれまでの人生で会社員をしたことが一度もなくて
アルバイトや個人で働いたことはあっても、他の参加者の方が持ってくるであろう「組織というものは…」とかそういうすごい課題は出せません。

どうしようと悩んで…

「多ければ多いほど嬉しいです」
ってDMに書いてあったし、
私はこのイベントに質ではなくて数でバリューを発揮しよう!
と思い、自分のバイト遍歴を振り返り、
30個くらい、超細かい業務上の課題まで書き出しました。

平田さんに送ったgoogle フォーム

イベント後に「いや、ほんと数がすごかった。ただのお茶会なのに、当事者意識まですごすぎます。」と、平田さんに褒めていただきました。

2/28 (-8日目)四季報を奢ってもらう

平田さんとイベントでお会いした次の日に、平田さんが四季報奢る企画を告知しているのを見つけて…

「どうしようかな。ビジネスモデル見るのは好きだし、四季報読み込むの超楽しそうだけど、来月アイスランド行くしなぁ…」

と迷ったのですが…
最悪1日1社報告できなかったら返金しよう、と思って応募しました。

Googleの応募フォームに入力すると、すぐにメッセージをくれました。

四季報の使いこなし方を聞いてみると「元ドリームインキュベーターの社長の方が提唱されていた四季報写経をすればいいよ!」と教えていただいたので、写経スタート!

結局、ヨーロッパに行く問題は、四季報とともにアイスランドに行って写経することで解決しました(笑)

3/7 (1日目)四季報写経ウーマン 誕生

Xのアカウントを作りました。

私はもともとSNSをほぼ使わないし、いいねを稼ぎたい!みたいな衝動もあまりないのだけれども(むしろひっそりMy worldにこもって遊んでたい)

「いまの時代SNSの運用のしかたを学んでおいた方が絶対いいよな。
 これはSNS運用を勉強するいい機会になりそう!」

と思って、Xのアカウントを作ってみました。

四季報の読み方すらわからなかった人が四季報写経をしていく過程でどうなっていくのか、を発信するのは面白いかもしれないな?となんとなく思いました。ただあまりにテーマがニッチすぎるし、そんなにバズるなんて全く思っていませんでした。なんなら身内への報告用くらいの気持ちでした。

3/16 (9日目)Xって一般人でもバズるんだ…?

なんとなくタラタラとツイートし続けていたのですが、平田さんが引用ツイートをしてくれたのが軽くバズり、1日でフォロワーが400人増えました。

え、Xって、ただの一般人のアカウントでもこんなに知らない人からいいね来たり、フォロー来たりするんだ!

と、びっくりしました(笑)それまでXはすごいインフルエンサーのツイートしかバズらない場所だと思ってました。

せっかく1回フォロワーが増えましたが、ヨーロッパでパソコンが壊れて四季報写経が中断したこともあり、3月後半からはしばらくXも更新しませんでした…

4/14(39日目)ツイートが、、めっちゃバズった…!!

日本に帰ってきて、また四季報写経も再開し、
400人のフォロワーの人に四季報写経頑張るって言ったし、写経やめちゃった感あるのはまずいよな。とりあえず毎日写経した報告するか!
と思って、なんとなくXで毎日、今日の写経社数をツイートしていました。

で、ある日の夜も、今日の写経の記録をツイートして寝て起きたらびっくり。いいねが1000件もついていました。

あれ、なんかバズってる??
フォロワーも、この投稿で800人くらいに増えました。

4/20(45日目)需要のド真ん中に記事を落とそう


週刊東洋経済の投稿で四季報写経ウーマンを認知してくれた人が増え、四季報写経に興味を持っている人が増えてきたのを感じました。

イベントに参加しても「四季報写経ってどうやるんですか?」と何人かに聞かれ、DMでも写経のやり方について聞かれることが増えて…

「みんな四季報写経に興味を持ってはいるものの、具体的にどうやるのかよくわからず困っているのでは??」
と感じました。

山川さんの記事や著書『瞬考』で四季報写経は勧められていましたが、
「具体的にどの項目をどうやって写経していくのか?」
という情報があまり載っていなかった。

「自分の四季報写経のやり方を超具体的に発信すれば、みんなの疑問が解決して、四季報写経始める人増えるのでは?」

と思いつき、「これは需要があるに違いない!需要のド真ん中に記事を落とそう」と、2時間くらいでnoteを書いて、公開しました。

「誰でも四季報写経を今すぐ始められるようにする」ことを目的に、かなり具体的に6500字書きました(笑)

4/23 (48日目)イベントまで爆誕♡ 

「四季報写経って何?」のnoteはたくさん読まれ「四季報写経ってそんな風にやるんだ!」と興味を持ってくれた人も増えてきたので、イベントを開催してみることに!

「四季報写経、はじめの100社くらいやってしまえばあとは続けられるよね!」という話から「100社みんなで写経する会」というアイデアが出たのですが、「まぁ100社は厳しいよね。みんな泣いちゃうよね。」ということで「四季報写経20社達成するまで帰れません!」イベント、爆誕。

4/28 (53日目)世界中の人に忘れてほしい

この時期は何個かツイートがバズって、2週間で500万インプレッション達成し、フォロワーも1500人くらい増え、イベントにも50人以上申し込んでくれました。

Twitterのフォロワーが急激に伸びて思ったことは「わーい、有名になってきたぞ!」ではなく、「こんなに大量の人に注目されて、期待されてどうすればいいんだろう。怖い」でした。

みんな、何を期待して、こんなにフォローしてくれているのだろうか?と怖かった。イベントに遊びに行っても「あの人、四季報写経ウーマンらしいよ。」「え、マジで??」とか遠くで言われるのが普通に怖かったです。

「スタートアップ界でいま一番注目されているね。これから何していくのか、みんな一番気になっているんじゃない?」と言われることもありましたが、起業する気もないし、そもそもスタートアップ界隈の人ですらないし。私は今後何をすればいいんだ。

「将来どうするの?」「これから何がしたいの?」とたくさん聞かれましたが「楽しい人に囲まれて、楽しく暮らしたい」としか返せない。

「せっかく四季報写経してるのに、目的が無いのもったいなくない?」と言われる時もあり、もうどうしたらいいんだ、と。ただ興味があって面白いから四季報写経をしているだけなんだ。

我、ただのニートなり。人生で1回もスーツ着たことすらありません(笑)

こんなに一気に注目されて、みんなサッーと冷めていきそうだな。と考えて「大丈夫。私はインフルエンサーするために四季報写経してない。私は自分のインプットのために写経しているの。だからフォロワーが0人になっても一人で写経し続けるんだ。」と自分に言い聞かせてました。

「50人も申し込んでくれてるけど、世界一つまんないイベントを開催してしまったらどうしよう?ってか、みんなでただ写経するイベントって何?そんなの成立すんの、大丈夫そう?」

どんどん増えていくイベントの申し込み人数を見ながら思っていました。50人で四季報かかえた葬式みたいになったら地獄すぎる。

ツイートがいくつかバズったものの、なんでバズってるのかよくわからず…成功した理由を言語化できないから、うまく再現性を確立できないことにも追い詰められていました。

「みんなすごい勢いでフォローしてくれたけど、私のツイートここからめちゃくちゃつまらなくなるかもだけど大丈夫そう?
私の中からコンテンツは沸き続けるのだろうか。」

と不安に襲われていました。

XのDMで質問をくださった方などに「もし良ければ、どこで私のことを知ったのか、どうして四季報写経に興味をいだいたのか教えていただけませんか?」と聞いていました。四季報写経に興味を持っているのがどういう人なのか、把握できれば、少しでも「なぜツイートがバズったのか」言語化できるかな、と。

そんなことをしてみても、なんでこんなに急に注目されるようになったのかよくわからない。不安やプレッシャーに定期的に襲われて「こんな状態で私は四季報写経、全社達成するまで続けられるのかな?」と思っていました。

この時期はまだ平田さんともあまり話したことがなかったので「平田さんの私への評価が今は高すぎる。PERが高すぎて、超割高株みたいになってる。平田さんの期待に応えられなくなったらどうしよう。」と思ってました。

「いつか平田さんをがっかりさせてしまったらどうしよう。私はずっと成長し続けられるのかな?」

とたまに不安になりました。

「本当はSNSをやるのがもう怖いんです。せっかくたくさん応援してくれたのに、期待に応えられずすみません。もうXやめたいです。本当にごめんなさい。」

とメッセージを送ろうかな、と何度も迷いましたが

そんなことを1度でも言ったら「この子はその程度のプレッシャーにすら耐えられないんだ、意外と脆いんだ。ダメだなぁ。」って思われてしまう。一度失った信頼はそう簡単には取り戻せない。そんなものは絶対に送信してはいけない。

と結果的に送りませんでした。

色んな事に勝手にプレッシャーを感じて「もう世界中の人に忘れてほしい。色んなことが気になりすぎて四季報写経に専念できない。」と朝から写経する気にもなれずに布団の中にこもりながら考えてました。

でも、そこでいったん冷静になって
「何を私は一番恐れているんだろう?」
と考えてみた。

「他人の期待値を超え続けられないかもしれない」

これが、私は一番怖いんだと思いました。

私はせっかく自分に関わってくれる色んな人をガッカリさせたくない。し、常に相手の期待値を超え続けたら次のチャンスが舞い込んでくると信じてます。

でも、
期待値を常に超え続けるなんて不可能なんじゃないか?いつかは相手の期待値を超えられなくなってしまうのではないか?
と考えてしまい、いろんな人とぶわっーと関わるようになることが怖くなった。

ただ、冷静に考えると、別に相手の期待値を超えられなかったからと言って、失うものなんて何もないんです。次のチャンスを逃すだけです。
ということは相手の期待値を超えられなかったとしても、現時点からマイナスになることはない。

と思ってから「まぁ、もう誰が何を思っていても知らんがな。」とある意味で開き直れるようになりました。

「やめます」とか「休みます」とかいうのは簡単だし、いつでも出来る。
だから頑張れるところまでは頑張ろう。

と、ここで決めました。

だって、こんなチャンスはめったに巡ってこないから。
ここで頑張れば、見たことのない世界が見られるかもしれないし、全く別の世界に住んでいる面白い人達に会えるかもしれない。

4/28 (53日目) 人に拒絶されてなんぼ

そんなことを考えながらも、やっぱり出来ることはなんでもチャレンジしたいなとも思ってしまうので…(矛盾の多い生き物すぎる)
紹介制の勉強会に参加したくて、参加していそうな社長をXで探し出して「私を紹介していただけませんか?」とDMを送ったりしていました。

「あぁ、こんなことお願いしていいのかな…」と思った時は、この本のことを思い返していました。

人に拒絶されるチャレンジを100日間したらどうなるのか?という本。超おススメです。この本のことを思い返して「人に拒絶されないなんて、チャレンジが足りていないんだよ!拒絶されてなんぼなんだよ。拒絶されに行こう!」と、自分に言い聞かせてました。

「拒絶されるんだ!」とダメもとでDMを送ってみたり、お手紙を書いてみたりしていたのですが、みんな二つ返事で「いいよ!」と言ってくださり、「ってかXの投稿、超面白いね!」とメッセージを追加でくれることもあり、日々びっくりしています。

人に頼るのは迷惑をかけてしまうと思いがちだけれども、意外とみんな「自分を頼ってくれて嬉しいな」と喜んでくれます。他人に聞いてみるのは無料だし。

そしてもうひとつ考えていたのが、リスクとコストと不安って同じようでまったく別のものだから、ぐちゃぐちゃにしちゃいけないな、と。

他人にDMで何かをお願いするのは

不安:DMが返ってこなくて悲しい気持ちになる
コスト:文章考える10分
リスク:特にない

って感じなので、特にコストもリスクもかけずにリターンを得られるかもしれない行動です。
ただ不安によって動けなくなってしまう。

ので「あぁ、大丈夫じゃないかも…」と思ったときは、不安・リスク・コストを意識的に切り分けて考えなおすようにしています。

4/29 (54日目)いかに応援してくれる人を増やせるか

頑張るぞ、と決めたし、せっかくイベントをやるなら楽しいイベントにしたい。

イベントの表向きの目的としては四季報写経を広めて楽しんでもらうことでしたが、イベントの裏目的として、四季報写経ウーマンに興味をいだいている人を、応援してくれる人に変えることを自分の中で設定しました。

Xをやり始めてから、ものごとが広まっていく仕組みを実感しました。

どんなツイートでも
①まず身近な誰かがリツイート(3リツイート)
②その投稿を見ただれかが拡散する(9リツイート)
③その投稿を見ただれかがさらに拡散する(27ツイート)
というループで広まっていきます。

バズるツイートって、ツイートした瞬間にドーンとめっちゃ伸びる!イメージがありますが、実際にXをやってみるとそんなことはなくて、じわじわと指数関数的に伸びていくな、と思いました。

だから、最初に拡散してくれる人をいかに増やすかが大事だな、と。

ただ私は自分のツイートにそんなに自信がなく、面白いツイートを量産し続けられると思えないので、私のことを個人的に応援してくれているから拡散してくれる、いいね!をつけてくれる人をまずは100人作ろうと思いました。

何を投稿してもいいね、リツイートしてくれる人を100人作れば、アルゴリズム的に上位に表示されるし、勝てるだろうと。ずるい…

さすがにそこまで甘くはなかったですが、応援してくれる人が増えてから、Xも伸びやすくなった気がします。そして心理的にツイートしやすくなった。

ということで、どうしたら参加者が私ともっと個人的なつながりを感じられるだろうか?と考えて、

全員と1回は会話ができる仕組みを作ろうと思って、思いついたのがこれ!

四季報写経20社達成した人に賞状を配ろう!

このアイデアの着想はキングコングの西野さんの本から得ました。
西野さんはTo Cマーケティングがすごく上手だなと思っていたので、本棚から引っ張り出してきた。


この本の中で
・お土産がみんな大好き
・みんなが拡散したくなる仕組みを作れ
・参加者に宣伝させる仕組みを作れ
・イベントに来なかった人に「イベントに行けばよかったな」と後悔させる 仕組みを作れ

という話があったので、これを参考にしました。

賞状をくばったら
①イベントが楽しい感じになる。葬式にならない。
②イベントの参加特典があるよ!と告知できる
③来てくれた人全員と私が必ず話せる
 (参加者の方に個人的なつながりを感じてもらえる&四季報写経に興味を持っているのはどういう人なのか?を私が体感できれば、ペルソナをより具体的に設定できる)
④みんながTwitterで拡散したくなる
⑤イベントに来なかった人もTwitterを見て「なんか楽しそうなイベントだったんだ。次は参加してみようかな?」と思う。

一石五鳥じゃん!と思い、1枚60円の賞状専用の紙を注文して、ちゃんとした賞状を作りました(笑)0円でイベントを開催したので、普通に大赤字ですが、余裕で回収できるな、と。

さらに、note「四季報写経って結局何?」を読んでくれた人から
「このテンプレートは配布してくれないの?これ欲しいんだけど。」
と言われたので、テンプレートも作り、イベントで配布することにしました。

テンプレートを作ったことは、四季報写経を始める人を増やす革命でした!

何事も最初の準備が面倒くさいと、始めるのを断念してしまうので、
「はじめよう!」と思った瞬間、始められる仕組みを作るのは超大事。
人間のやる気なんて2秒でなくなってしまう。
(☟四季報写経のテンプレートはここから買えます。)

4/29 (54日目) 楽しくお金を集めたい

平田さんのこのツイートを見て、私も平田さんの四季報奢ります企画で人生が変わったので、私も奢る企画をやってみたいなと思い、イベントで四季報奢る基金を募ることにしました。

四季報を奢った人たちには週3社見つけた会社をslack『四季報写経道場』に投稿してもらって…
お金を寄付してくれた方たちはslackグループ『四季報写経道場』に招待し、彼らの投稿を読めるようにしよう!と決めました。

が、お金をたかってる感が出たら嫌だなと思い…
どうやったらみんなが楽しく募金したくなるかな?と考えてみました。

マラキ書3章10節
「十分の一の捧げ物をすべて倉に運び、
 わたしの家に食物があるようにせよ。
 これによって、わたしを試してみよと、万軍の主は言われる。
 必ず、わたしはあなたたちのために、
 天の窓を開き、祝福を限りなく注ぐであろう

聖書

という聖書の寄付を呼び掛ける文章を引っ張ってきて、
これをアレンジして、四季報写経の発展に寄付することをカルト宗教風にお願いできないか考えてみたり…

「四季報写経するものは救われる。写経しろ。」
的な、カルト教団の教祖風な「写経しろ」メッセージが
毎日、slackで流れてくるサービスを追加しようか考えてみたり…

一生懸命前日までいろいろ考えたのですが、ギャグとして成立するのかが
微妙なラインだったので諦めました(笑)。

5/11 (66日目)何があっても「四季報写経がしんどい」とは絶対に言わないぞ

いくら準備をしても、やったことがないことをはじめてするのは怖いですね、はい。

「明日みんなイベント来るのかな?朝9時に渋谷なんてたどりつけなくない?」
「どうしよう、みんなイベント来て、全員四季報写経やる気失せたら」
「50人来ても続けられる人なんて1人か2人だから、四季報写経のチャーンレートは97%くらいになってしまう気がする」
とかまわりの人に言ってました笑

時計を見て、「大丈夫、明日のこの時間にはすべて終わってる」
と自分に言い聞かせてました。

前日に「あぁ、イベント行くのめんどくさくなってきた。」と思ってきているであろう人たちを、どうしたら「やっぱ行こうかな?」と思わせられるのか考えて、会場に来れるかどうかに皆様の信仰心の強さが試されているとアナウンスしてみました。参加したら楽しそうだな!って思わせるのが大事かなと。

で、イベントやってみたらどうだったのか?

普通に超楽しかった!(笑)

朝9時から50人以上の人が来てくれて感動。
ほぼ全員と賞状を配りながらお話しましたが、
「四季報写経めっちゃ楽しかった。続けたい!」
という方がたくさんいて、すごく嬉しかったです。

「今年参加したイベントの中で一番楽しかったです。」
「大変勉強になりましたし、四季報写経続けていこうと思います!」

とわざわざDMを下さった方もいて、
「あ、なんか開催してよかったな」と思いました。

お友達も増えたし!「四季報写経広めるの手伝いたい!!」と言ってくださる方が何人もいて、本当に嬉しかったです。

寄付金も49,036円も集まりました。
想像よりはるかにお金が集まってびっくりしました。

四季報奢る企画をやりたいから集めた寄付ですが、同時に
「このイベントに人はいくらならお金を出せるのか?」
知りたいなと思っていたので、大体1,000円くらいは出してもいいと思えるくらいには満足してくれたんだな、と嬉しかったです。

イベントをやってみて、明るさが超絶大事だな、と感じました。
「四季報写経してるウーマンがキラキラしてるから、四季報写経はじめてみました。」と言ってくださった方がいて。

「しんどいけど頑張ってます」よりも「超楽しいけど、みんなやらなくて大丈夫そう?」みたいな方が人は巻き込まれていのかな?と。

本当に四季報写経は楽しいから、みんな今すぐはじめよう!(笑)
四季報写経ウーマンをすることにプレッシャーを感じることはあっても、四季報写経をやめたいと思ったことはない。

やっぱり明るくて楽しいものが、みんな好きなんだなと。
これからも楽しそうに生きてよう、って改めて思いました。
(ちゃんと毎日楽しいよ!心配しないでw)
私は今後、何があっても「四季報写経がしんどい」とは絶対に言わないぞ、と。

以前、とある先生に「明るくてポジティブ、素直で一生懸命な人しか成長しない」って叩き込まれたことがあって。呪文のように今でも毎日唱えています。

5/13 (68日目)価値に値札をつけて、置いておこう

noteに四季報写経のテンプレートを添付して販売してみよう!と思い、やってみました。(今はアップデートされて様々な機能が追加されて、400円で販売してます。)

売れたらラッキー、くらいの気持ちで始めましたが、これがそれなりにたくさん売れています。
とりあえず「価値に値札をつけておいておくこと」が大事なんだと学びました。
販売していなければ誰も買えない。誰も買わないとしても、とりあえず商品をサクッと作っておいておけばいいんだな!と学びました。

5/13 (68日目) 運営の熱量がすべて

「四季報写経基金に寄付してくれた人はslackに招待します!」とアナウンスしてとりあえず立ち上げてしまったslackグループ『四季報写経道場』

そのうち奢る企画をちゃんとやって、奢る企画の参加者たちに投稿お願いするし、私は何もやらなくてもいいかな?と思って、放置していると、平田さんから「slack動かしたほうがいいよ」とアドバイスをいただきました。

「奢る企画やって「投稿してください」って言っても、みんな全然続かないと思った方がいいよ。最後まで投稿してくれるのなんて、1人残ればいい方だから。slackが活発になるかは運営の熱量がすべてだよ。とにかく動かした方がいい。」

平田さんのお話を聞いて、5万円も集めて立ち上げたslackが誰も投稿しない死んだコミュニティになることが一瞬で想像できてしまい

「どうしよう。私はあんまり考えずにとんでもないものを立ち上げてしまったのかもしれない…え、もうお金もらっちゃったよ…?」

と15分くらい落ち込みました。

ただもうお金をいただいてしまったし、なんとか頑張るしかない。

ということで「四季報奢る企画」の参加者がどうしたら、slackグループに毎週投稿し続けられるか一生懸命考えました。

①まずは選考をとにかく頑張る。なるべくたくさんの人に応募してもらって、やる気のありそうな人をきちんと選ぶ。
「5分面談したら、続けてくれそうかわかるよ!」とアドバイスを頂いたので、応募者とできる限りzoomで話す。

②私が頑張って、鬼のように投稿・コメントする。
 「運用の熱量が大事」とアドバイスを頂いたので、誰よりも熱狂的に私が投稿する。

③「みんな友達ほしいから、横のつながりができるようにした方がいいよ!」とアドバイスを頂いたので、みんなが友達になれる仕組みを考える。

・オリエンテーションをやって「今日からみんなでがんばろう!」という雰囲気を作る。

・1か月投稿し続けた人たちだけのお茶会をやるよ!と初めに告知。
 とりあえずお茶会の参加を目指して1か月間頑張って投稿してもらう。

・投稿のポイントをワードで作って、それに当てはめればあまり悩まずにslackに投稿できるようにする。
(これは結局、参加者のレベルが高すぎて、自由にやってもらった方が面白い投稿が増えるなと思い、やりませんでした。)

などを考えました。

私はこのslackグループを絶対に殺さないぞ!と心に決めて、
「四季報奢るので1000社達成目指しましょう企画」も募集を開始しました。

5/18 (73日目)四季報写経は日本のスタートアップの未来を拡張してる

木下さんから投稿は実はとても嬉しかったです。
めちゃくちゃ励まされました。

四季報写経ウーマンが注目を集めるようになってから、Xが気になったり、こんなイベントの内容でみんな満足してくれるのかな?と心配したりと、四季報写経に集中できない時もあり…

「SNSのせいで気が散って、四季報写経に集中できない!もうSNS引退して静かにひとりで四季報写経に専念しないとインプットの質が下がっちゃうんじゃない?」

とかわけのわからないことを心配していたので(私、わけわからないことを心配する天才なんです(笑))

「四季報写経ウーマンとして、四季報写経を布教することはきちんと誰かの役に立っている」と木下さんが言い切ってくださったことはめちゃくちゃ励まされたし、頑張ろうと思えました。

5/19(74日目)誰にも書けない超面白いnoteを書いてやる

四季報写経を1000社達成する人なんていないからこの軌跡を書き残しておきたい!と思い、「人は四季報写経を1000社続けるとどうなるのか?」というnoteを書きました。

 どうせ書くなら世界のだれにも書けない、超面白いものを書こう。一部の人に途中で離脱されるような長さになったとしても、最後まで読み切った人の心に残るものを書こう。
と思って、自分の思考のログを引っ張ってきました。

タイトルや構成の大枠は、数年前に本屋で見かけて「え、面白そう!」と思わず手に取って買ってしまったこの本を参考にしました。

記事を読んだ人がまるで自分が1000社写経したのではないか?と思えるくらい、写経する中で私に生じた変化を追体験できる。

これが、このnoteのテーマです。

たくさんの人が四季報を写経する具体的なメリットを体感できればできるほど、四季報写経をはじめてみよう、続けようと思う人が増えるだろうな、と。人は具体的なメリットを想像できればできるほど、やる気がわいてくるから。

この記事が面白くなるのかのカギは、勢いと余韻にかかっているな、と考えました。

記事を読みながら、四季報写経を通じて、ものすごい勢いで見える世界が変化していくことを少しでも体感してもらう。
そして読み終わった後に「いや、面白かったな。私も写経して、自分自身で効果を体感してみたい!」という余韻が残る。

そんな文章や構成じゃないとだめだなと思って、何度かリライトしました。

このnoteでは全文無料で公開しつつも、最後に寄付してくださる方は寄付してくださいという形式を採用しました。

記事は無料で公開したい、なぜなら一人でも多くの人にとにかく読んでほしいから。このnoteは四季報写経の宣伝活動も兼ねているので、CMみたいなものでもあって。テレビを見ている人に「ここからCMです。CMを見るにはお金を払ってください。」というのは変だな、と。

ただ完全に無料にしてしまうと、私はきっとnoteをこれだけの熱量では書き続けられない。
noteを書くのは結構大変だし、公開してからも人にどのように受け入れられるのかが気になるし、とにかくめちゃくちゃ精神的なエネルギーが必要。
なので、完全に無料にすると、多分いつか書くのをやめてしまい、持続可能でない。

そこで、一部の「記事が面白かった。お金払ってもいいよ!」という方から寄付してもらおうと思いました。noteでめちゃくちゃ稼ぎたいわけでもないので、今後も書き続けてもいいなと思えるくらいの収益はそれで充分得られるだとうと。いいねをしてくれる人のうち10人に1人くらいは寄付してくれるのでは?と思っていましたが、実際にそれくらいの人が寄付してくださっています。

「noteには、サポート機能もあるじゃん」という人もいると思いますが、
記事を読み終わって「すばらしい、お金払ってもいい!」と思ってくれた人の目の前に有料記事購入のボタンを設置しておくことで、コンバージョン率が20倍くらいあがると思います。

「記事を読んで「お金を払えるくらい価値がある!」ともし感じてくださったら、サポートしてほしいです。」と頭をさげたら、「いいよ!」と言ってくださる方はたくさんいる。

「お金を払ってくださった方に、なにもお返ししないのもなんだかなぁ」と思ったので、私のTwitterでは紹介しなさそうな少し不思議な本を紹介することにしました。

ちなみにこの寄付を集るアイデアは、この記事の有料部分で紹介した本から着想を得ています。普通にめちゃくちゃ愛読している本なので、気になった方、ぜひこの記事、買ってください(笑)


公開後

  山川さんにも1000社達成のご報告メッセージを送らせていただき、改めて瞬考を執筆してくださり、四季報写経と出会わせていただいたことに感謝を伝えました。

noteを午前中に書ききった後、力尽きて午後は寝ていました(笑)
ときどき起きてXを見ると、noteを読んでくれた方が次々と褒めてくださってとても嬉しかったです。

5/20(75日目)3分泣く

noteを読んでくださった中央大学の教授の方が
「ぜひ四季報写経の講義をうちの大学でもやってほしい」
と言ってくださり、中央大学での講義が決まりました!

こんな風に学生に紹介してくださっていたらしく、とても嬉しかったです。

この時期が一番忙しかった気がします。

まず、四季報奢ります企画の応募者59人のうち、30人と日程調整して、面談して選考するのが超大変。
結果的には想定の1億倍くらい素晴らしい方々に集まっていただいたので、本当にやってよかったなと思っていますし、想定以上にたくさんの方が興味を持って応募して下さり本当にありがたかったです。

ただ、この時期は面談しすぎてわけがわからなくなっていたし、なによりも「私が人を選考していいの?」と負担を感じていました。

それに加えて、noteも公開して、slackの熱も冷まさないように投稿しつづけ、イベントの準備をして、その次のイベントのオファーも考えて。もちろん毎日四季報写経もします。

「うぅ。もう身体が鉛のようだ」と思ってました。疲れすぎてお昼寝しながら「このまま燃え尽きてしまったらどうしよう」と布団の中で心配してました。

「え、待って。なんかやらなければならないことが多すぎる(気がしてきた)これ、上手くいかないのでは?え、もう無理(な気がしてきた)」
と色んなことが不安になってたまに3分泣いてました。(リアルに3分)

3分泣いていったん落ち着いてから、とりあえず今不安に思っていることをひたすら書き出して、「どうしたらもっと成功確率をあげられるかな?」と考えて、「こんなことをやってみよう」と思いついて、落ち着いて…

みたいなのを繰り返してました。

とりあえず3分泣いてから考えるのおススメです(笑)
3時間後には「あれ?なんか朝泣いた気がしたけど、なんで泣いていたのか、本当に思い出せない」みたいになれます(笑)

自分をとりまく環境が急激に変わりすぎて、自分自身がついていけないと感じてしまうことも多かったです。

不安っていうとネガティブなイメージがあるけれど、不安をたまに感じてしまうのは当たり前で。不安を一切感じないようにする、なんて人間やってたら無理です。

なので「どうしたら不安にならないだろうか?」ではなく「どうしたら不安からなるべく早く切り替えて、解決策を考えられるだろうか?」といつも考えています。

「いろんなことが不安になるのは、思慮深く優秀な証拠だよ!」とある方にアドバイスをいただいてから、色んなことに不安を感じられるのももはや才能だと思ってます(笑)先にたくさん心配できるから、どうしたら失敗しないのか考えられている気もする。

5/22(77日目)どうしたら他人に認めてもらえるのか

なんとかたくさんの方とお話して、
四季報奢る企画の1期生を応募者59人の中から16人選ばせていただきました。

人を選考する経験を経て、これまでとは全く別の視点を手に入れました。
選ばれる側の視点しか知らなかったけれど、選ぶ側からはこんな風に見えているのだな、と。

この時期お会いした方に「なんか人気になってるんだね。どうせイベントに来るのって若い女の子が見たいおじさんばっかりでしょ?」と言われて、傷つきました。そんな気持ちで四季報写経をしてないのにな、と。

けれど「世間にはそういう見方をする人も、どうしても一定数はいるんだろうな」と納得してしまう自分もいて、「写経して、ちゃんとビジネス戦闘力をあげて、ゴリゴリたたかえるようになって、そんなことを誰にも言われないように頑張ろう」と決めました。

どうしたら、そんなことを言われなくなるだろうか?と考えて、
とりあえずslackの投稿に鬼のようにコメントを付けることにしました。

私は企業分析のプロでもなんでもないので、みなさんの投稿が正しいかとか間違ってるかとかはわからない。けれど、これまで1000社写経してきたし
「ここの関連でこんな企業も写経してみると面白いかもしれないよ!」
など、関連情報を伝えることはできるなと思い、ひたすらコメントをつけてました。

で、どうしてslackにコメントをすることが、私の評判をあげることにつながるかというと…

平田さんの四季報奢ります企画から生み出されたのが四季報写経ウーマンで、Twitterも平田さんのリツイートで伸ばしていただいた部分が大きいので
今、私を認知してくれている人は圧倒的にスタートアップ界隈の人が多い。

スタートアップ界隈にほんの少しだけ関わって思うのは

「良いうわさも悪いうわさも一瞬で広まる。よくも悪くもネットワーク効果が働きすぎる世界だな。」

ということ。なので、私がこのslackに鬼のように返信しつづけ、slackに参加している数十人の人に

「四季報写経ウーマンは売名のためにキャラとして四季報写経をしているのではなく、本当に真面目に毎日写経している。」

と思ってもらえたら、勝手にそのような評判が広まっていくだろうな、と。

だからまず私はこのコミュニティの人たちに認めてもらって、みんながもっと四季報写経にとりくみやすくなる環境を作ることが超大事だぞ、と。

5/23 (78日目) 誰よりも真摯に一生懸命写経し続けるんだ

Note「人は四季報写経を1000社続けるとどうなるのか?」を公開して、slackも活発に動き始めたあたりから、四季報写経が「一時的な熱狂」から「持続可能な熱狂」へと変わりはじめている気がしました。
「熱狂を冷まさないように、冷まさないように」と追い詰められることが少なくなりました。

四季報写経をはじめてくれる人も増え、Xでも四季報写経について呟いてくれる人が毎日出てくるようになり、仲間が出来てきたぞ、と感じるようになりました。

「四季報写経ウーマンっていう変な人があらわれたぞ!」って感じの熱狂が、みんなが実際に四季報写経をやりはじめたことで「四季報写経たのしいな」と、写経そのものの面白さを中心とした熱狂に変わりつつあるな、と。

一方で、私が誰よりも真摯に一生懸命、四季報写経しつづけて、その姿をきちんと発信しないといけないなと感じました。「四季報写経をバズらせてる私すごい!」みたいな勘違いをして四季報写経に適当にやり始めたら、みんなサッーと冷めていくだろうな、と。

まだまだ何者でもないので、真摯に四季報写経し続けて、きちんとまわりの人やこんな幸運をくださった神様?か仏様?に感謝して生きていないと、すぐに足元すくわれるなと。

みんなが師匠などと言ってくれるようになったのですが、他人に対して無意識に上から目線で語るようになったら絶対にダメだと思ったので
「君は底辺、君は底辺。伸びしろしかないから今日も頑張って!」
と毎日自分に言い続けてました。(実際に毎日日記に書いてました(笑)けど、「もうちょい自信がないと生きていけないかも?」と思って最近はやめました。)

5/24(79日目)知のロイヤルゼリーが甘い蜜すぎる


slack『四季報写経道場』が超盛り上がって、毎日たくさんの投稿・コメントが飛び交う本当に素晴らしいコミュニティになってきました。

この時期は「絶対に全投稿にちゃんと返信する」と決めていたのですが、
週末に3日くらい忙しくしていたら、投稿が30件くらい溜まっていて
「こんなにコメントできない。」
と1回泣いたレベル。(そんなことで泣くな、私。)
私を泣かせる勢いで写経して投稿してくださる皆さま、本当に素晴らしいです。これからも、私がパニックになるくらいたくさん投稿し続けてほしい(笑)

slackの投稿には、今でもほとんど毎日コメントをつけていますが、これはみんなのためではなく、自分のためにやっています。
slackにコメントを付け始めて思ったのが、これは「相手が知る必要がある かつ 知らないこと」を伝える素晴らしい訓練になるな、ということです。

四季報写経の提唱者 山川さんの『瞬考』はもう私のバイブルなのですが、
本の中で

求められる仮説とは「相手が知らなくて、かつ、知るべきこと」を捻り出すこと。

山川隆義『瞬考』 57ページ

という話が紹介されています。(詳しくはぜひ本を読んでみてください。)

みんながたくさん会社について調べたことをslackに投稿してくれる。それを読んで私も色んな事を学ばせてもらった上で「どういうことをコメントしたら、私からも何か学びのお返しができるかな?」と考える。

これを続けていけば、「相手が知らなくて、かつ、知るべきこと」を思いつけるようになりそうだな、と思いました。

わからないことを質問したら、誰かしらがめっちゃ細かく教えてくれるのも、『四季報写経道場』の素晴らしさ。

一人で写経していた時よりも10倍くらいのインプットが一気に得られるように。山川さんにお話ししたところ「知のロイヤルゼリーができあがってきてますね。」と喜んでいただきましたが、まさに知のロイヤルゼリー。

土曜の朝8時からzoomで写経会もやっているのですが、朝8時から15人も集まって超・議論しています。

「slackの設定、変更した方がいいんじゃない?」
「テンプレートこんな風に改良した方がもっと使いやすくなる気がする。」
「コード書けるから、テンプレート改良しておくよ!」

などと、四季報写経族がよってたかって助けてくれるようになりました。

みんなが優しすぎて、このあたりから四季報写経ウーマンであることのプレッシャーみたいなものが少しずつ減っていきました。
なんて優しいんだろう!と。

四季報写経ウーマンやってて本当によかったな!とはじめて思いました(笑)

それまでは、とりあえずなんかチャンスに満ちあふれている気がするからここにしがみついておこうという感じで、四季報写経ウーマンをやることの目的やメリットが明確にはわからなかったので

あいかわらず四季報写経ウーマンがどこに向かってんのかわかんない。
ってか四季報写経ウーマンって誰?
けど、自分のところにチャンスが落ちてきたときには貪欲につかむんだ。
だって私はいま底辺にいる。

5/14(火)の日記

って感じでしたが、「え、こんな熱量の高い企業分析コミュニティが出来て、こんなに素敵な人たちが私のまわりに集まってきたのは本当に最高すぎる。毎日ナニコレ?って思いながらも、頑張ってよかったわ」と本気で思いました。

5/24(80日目) とっととウィンカーを出せ

完璧より完成

とこの時期は唱え続けてました。とりあえず70%のクオリティでもいいから完成させて、公開してからアップデートしていこうと。たとえ間違ってしまったとしても、他人から指摘されたら、その都度直せていけばいい。改善するべきところはただ直せばいいだけで、いちいち落ち込む必要もない。

これに関しては昔、ある人に注意されてへこんでる時に言われて、めちゃくちゃ納得した言葉があって。

「教習所でウィンカー早めに出してって言われて、「あぁ、なんで自分はウィンカー早めに出せないんだろう。本当にダメな人間だ。」ってならないでしょ。それと同じだよ。改善するべきポイントを言ってるだけで、誰もあなたの人間性は否定していない。だから、早くウィンカー出して。」

足りない所があったら一歩ずつ直せばいい。

5/26(81日目)どうしたら目の前の人に喜んでもらえるだろうか

私が「企業分析メディア Strainerが大好き」と言い続けていたら、四季報写経 with Strainerイベントが実現してしまいました!

Strainerが大好きなので、本当に嬉しいなと思いつつも、
「また一緒にやりましょう!」と野添さんに思ってほしい!
どうしたら喜んでいただけるだろうか、と考えました。

で、思いついたのが「Strainerは神様♡」プレゼン。
Strainerの素晴らしさについて、イベントの冒頭で10分くらい語りました(笑)

野添さんは8年間も企業分析の記事を毎日書き続けていて、本当にすごいなと思いつつ、記事を書き続けるのは読者の顔が見えずらい、孤独な作業の側面があるので「この記事は読者にどう読まれているんだろう?」と気になったり、「今日は書くのがしんどいな」とほんの少し感じたりする時もあるだろうな、と想像してみて…

私が、熱狂的な愛読者として「Strainerが本当に大好きなんです。」と語れば、ちょっと困った時に「あぁ、なんかStrainer超大好きって言ってた人もいたな。」ともしかしたら思い返してくれるかもな、と考えました。

私は本当にStrainerの大ファンだから「Strainerが大好きです」と熱狂的に語ることはいくらでもできる。
よし「Strainerは神様♡」というプレゼンを作ろう!

ということで前日に「明日、Strainerの素晴らしさについて、イベントでプレゼンさせてください。」とメッセージを送って、2時間くらいでプレゼンを作りました!(プレゼンの内容は記事にしてこのnoteにまとめました。)

「これからも頑張って記事書こうと思えました。これだけ色んな業界の方が熱量持って参加されてることに大変刺激を受けました。またやりましょう!」
と野添さんにとても喜んでいただきました。

あぁ、四季報写経族、本当に素晴らしいなと、改めて感激。

5/29(84日目) ログを残せ!売れるものは全部売れ。

ログを残せ、売れるものは全部売れ。

5/29の日記

note「人は1000社四季報写経するとどうなるのか?」をめちゃくちゃ色んな人に読んでいただいて、全体ビューが20000回近くまでいきました。

noteの今日の注目記事にも選んでいただき、公式アカウントで紹介もしていただいて、とても嬉しかったです。


「私が日々生活している中で何を感じるのか。考えたのか。」

には価値があるんだ、お金になるんだ、と気が付きました。

日々変わっていく思考回路のログをみんなが理解できる形で発信し続けることが、いまの私が存在する一番の価値だなと思いました。

この時期から
「私がきっかけとなり四季報写経始めた人が、四季報写経をめっちゃ楽しんでくれている。四季報写経と出会うことで人生がよりよくなる人は絶対まだまだたくさんいる。もっともっと布教したい!」
と思えるようになりました。

自分のログを残すようになって
「もしかしたら、今が私の人生で一番面白い時期なのかな?」
と感じました。

こんなに毎日いろんなことを考えて、「進化しなければ」と思う日々なんて二度と来ないかもしれないなと。だから今の私にしか提供できない「進化の過程を見せる」というエンターテインメントをちゃんと提供し続けよう。きっとこれも誰かの役に立つ。

四季報を全社写経してからも四季報写経ウーマンは続くかもしれないけれど、「四季報写経しながら変わっていく思考回路」を人に伝えることは、今後の人生で今しかできないし、他の誰にもできない。

6/3 (88日目) 誰も私の知性は奪えない 


私はたまにふと色んなものを失うことを想像して、すぐに勝手に悲しくなってしまうのだけれども、この日
私の知識や思考力はだれにも奪えないぞと気が付きました。

四季報写経するヤクザがコミュニティに乱入してきて、この素晴らしいコミュニティが崩壊するかもしれないし
「あれ、四季報写経ウーマン見てたけど、四季報写経全然効果なさそうじゃない?」とみんな去っていくかもしれないし
アンチが大量に発生してネット上でボコボコにされるかもしれないけれど

どう頑張ったって、誰も知性という無形資産を奪えない。
そして、知性こそが四季報写経を通じて得られる最大の価値だし、これさえあれば私はまたいつだって再起可能なんだ。

だから何が起きても大丈夫なんだ。

6/5 (90日目) ツイートするのが怖い

注目されるのが怖い、期待されるのが怖い。
と以前は思っていましたが、

「このXのアカウントじゃ弱すぎる。いや、何の心配をこれまでしていたんだ、私は?Xのフォロワー増えれば増えるほど、やれることが増えていくに決まっているじゃん。
私が一番四季報写経している人として発信しないといけないのに、このアカウントじゃ弱すぎる。とりあえず全部ログを残して、誰かにとって価値となりそうなものは全部使って、もっと四季報写経ウーマンのブランド力を高めることに全力を注がないと」

と思うようになりました。はい、ちょっと大人になりました(笑)

ただ「ツイートすることが超好き!もう何時間でもやっていたい」とは全然思えない。
どうやったら「しんどい」と感じてしまうものが「超楽しい!もっとやりたい!」に変えられるのか。
根本から考え直さないとこれは改善されないわ、と思いました。

ってことでXをもう少しなんとかしようと、作戦を立ててみた。

作戦1 ツイートすることの価値を具体的に体感できるようにする

作戦2 ツイートのやる気がでない時にこの紙を見返して、頑張る

で、こんな作戦を立ててみて、どうなったのか?

Xに投稿するのが、もっとしんどくなりました(笑)

数字を伸ばすんだ、伸ばすんだと思うと、どんどんしんどくなっていきました。

「あぁ、Xを頑張らねばいけないのに、全然前向きに頑張れない。ほんとどうしよう。」と思いながらも、なんとかツイートをひねり出していた時に

「いつもツイート興味深くて楽しみにしてます!」とコメントを頂きました。

あ、そうだ。最初は「ねぇねぇ、面白いこと見つけたから聞いてよ!」というノリでXを投稿していたのに、いつからこんなに負担になってしまったんだろう。

と、ハッとしました。

みんなに教えたいな!ってものを楽しくツイートすればいいんだよ!
と初心に返りました。

初心に返ってみて、ハッと思ったのが、

良いツイートを作れるかどうかも、単純にインプットの問題なんじゃない?

ということ。

四季報写経修行を通じて、上手くできないのは必要なインプット量に達していないから、と何事に対しても考えられるようになりました。
ロクにインプットもしてない状態で上手くできないのは当たり前すぎる。

文才がない、とかに落ちこんでいる暇があったら、1本でも良い文章を読んだほうがいい。

もちろんなんでも才能とか向き・不向きはあると思うけど、それはとにかくインプットをして能力を伸ばす努力をしてから、はじめて語れることなんじゃないかなと。

「あぁ、だめだ。これできない。」と思ったら
何をインプットしたらアウトプットできるようになるのかな?
考えるんだ、私。

ってことで、さぁインプットしよう!

伸びている企業分析系のツイートを、アカウント名&いいねの下限で
詳細検索を掛けてひたすら見ました。

その中で自分も真似できそうだなと思った文章を
ひたすらwordに貼り付ける。
それらに対して

どんな媒体で情報をインプットして、どのように加工しているのか。
そのツイートの中でフックとして機能している文はなんなのか。

をそれぞれについて考えて、コメントをつけていく。ツイート写経。

これはまだやり切れていないので、いまでも時間のある時にちょくちょくやり進めています。

四季報写経だけじゃなくて、文章の書き方ももっと勉強しよう、と思って、
文章の書き方や評判の良かったエッセイをたくさん買いました。

情報発信をもっと頑張らなければならないと思うと、
世の中の様々なメディアを見る目が変わりました。
新聞の見出し、テレビの番組の構成、オープニング映像、コラムの前書き、お笑いのネタ。

どうやって人の目を引き付けようとしているのかな?
人のどのような感情を刺しにいっているのかな?
どうしてこの部分を切り取ったのかな?

と考えるようになりました。

で、こんだけやったらさぞ毎日ツイートできそうなのに…

ここまでやっても毎日ツイートできない。もう眠い。夜には力尽きている。いくらツイートの仕方を研究しても、ツイートを作らなければ、完全に無意味。

これは夜やろうとするからいけないんだ!と思いました。
ということで、最近は朝起きてすぐにとりあえず25分、ツイートできそうなことを考えて、ツイートを作っています。もうそこで思いつかなかったら仕方がない。けれど、とりあえず25分はツイートと向き合う。思いつかなくてもなにか生み出そうと真剣に考える。

四季報写経は習慣になったし、もうゲーム感覚でいくらでもできる。
次に習慣化したいものを朝一に持ってくる。

まだまだ全然素晴らしいツイートの量産はできないけど!
これからも日々勉強しよう。
きっと、もっと面白い有益なツイートを届けられるようになるはず!

ということで、Xもぜひフォローしてください(笑)

https://twitter.com/shikiho_shakyo

6/7 (92日目) この事業を広げることが社会の富を増幅させる

四季報写経を1000社達成して、一番印象に残っていた会社が1つありました。

「上場企業のトップの方とイベントをやってみたい!
 1社目は絶対にこの会社の会長とやりたい!」

と思い、さぁ、どうしようかな?と考えて…

とりあえず、その会社のことをめっちゃ研究して、その会長のブログも10年くらい遡って読んで、
自己紹介、なぜ御社にすごく惹かれているのか、どうしてイベントをやりたいのか、どういうイベントをやりたいのか
を便箋7枚分、お手紙に書きました。大ファンだと伝わるように。

で、仲良くさせていただいている、とある上場企業の社長さんが
「僕が知ってる人だったら、誰でもつなぐよ!いつでも言って!」
と言ってくださっていたので、その方に
「○○さんとお会いしたいのですが、このお手紙を渡していただけませんか?」
とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。

そもそもなんでこの社長がつないでくださったのかというと、
この社長がイベントを何度か開催していて、
「学生もできれば集めたいんだよね。」とおっしゃっていたので

「わかりました、いっぱい呼んできます!」
とそれまでたくさんの友達をイベントに誘って、連れてきていたからです。

「もう、ほんとありがとう。なんでも奢っちゃう。僕たちも面白い若い子にもっと会いたいし、やりたいイベントとかあったらどんどん持ってきて!」

といつもおっしゃって下さっていたので、
今こそお願いしてみてみる時だ!と。

お手紙を渡していただくと
「ぜひ一度、お会いしましょう!」と言ってくださったので、会いに行かせていただきました。

会長が部屋に入ってくると、
「いや四季報写経?すごいね。絶対やった方がいいよ。あんまり何回も言わないようにするけど、本当に将来有望だね!」
と、開口一番言ってくださいました。

そのあと、色んなお話をさせていただいたのですが、
一番感じたのは、事業にかける思いがすごすぎる。

自分の事業が広まることでどういう風に世界が変わるのか、
人の生活が豊かになるのか。

私がこれまで会った誰よりも、熱を込めて語ってくださいました。

この事業を広めることが、絶対に世の中のためになるんだ。
世の中の富を増やすためには、もっともっと事業を拡大し、売り上げを立てないといけないんだ。

と心の底から信じていて、これだけの思いをもって挑んできたからこそ、さまざまなチャレンジをして会社を大きくしてこれたんだな、と。

他にも素晴らしいお話をたくさんしていただいて、
これからもずっと心の中に残り続けるであろう金言をたくさんいただきました。

けど、イベントでみんなに熱くたっぷりとお話していただく予定なので、これ以上は書きません!(笑)今、詳細詰めているのでもう少し待ってて!

最後に
自分もこういう話をもっと若い人たちに伝えていきたいと考えていたので、探し出して会いに来てくれてありがとう。
と言っていただき、「いや、こちらのお願いを聞いてくださって、本当にありがとうございます」と恐縮しながらも、ダメもとでお願いしてみてよかったな、と心から思いました。

6/10 (95日目) 人間性じゃなくてテクニックの話をしているんだよ!

企業の方から四季報写経研修の案件をいただけるようになりました。
ありがたいことに、四季報写経研修を企業向けにやらせていただくことが決まっています。

「四季報写経を企業向けの研修としてやる時は、もう少ししっかりしなければ。フニャフニャしていたらダメなんだ。でも、どうしたらもっとシャキシャキ話せるだろうか?」と考えてみて…

え、無理かもしれない。と思いました。

人前でちゃんとする、とか自分の感情を無視してこなすべき役割をちゃんとこなす、とかそういうことから逃げ続けてきたから、私は一度も会社員とか出来なかったんじゃん。

どうしよう、ってか、今後私は表に立つ機会が増えてしまうのか。
表に立つ機会が増えれば増えるほど、
どんどんちゃんとしていかないといけないのか。
ちゃんと「やるべきことを淡々とやる」みたいな
生き方をしないといけないのか?
え、そんなのできる?ってか、それ私楽しめるのかな?

どうしよう。どんどん企業向け研修の案件が増えて、どんどんよそ行きの顔みたいなので生きていかなきゃいけなくなって、四季報写経ウーマンをすることがつまらなくなったら。
え、無理かも。もう四季報写経ウーマン、やめた方がいいかも。

と思って、また3分泣きました。いや、多分もうちょっと泣いてた(笑)

で、いったん泣いて冷静になった私は思いました。

いや、マジで何を言ってるんだ?
君の人間性についての話は、誰もしていない。
話し方について、が今の論点なんだよ。
話し方なんてものは後天的に身に着けられるし、
これはテクニックの問題なんだよ。
というか、人生のうちの3時間くらいシャキシャキ話せ、頑張れよ。

これは完全にテクニックの問題だと割り切れた私は
「どうすればシャキシャキ話せるのか?」
精神論ではなくテクニカルにもう一度考えてみました。

後日、これを見ながら、研修事業を立ち上げていた超面白い起業家の方にアドバイスを伺いました。

「どうしても知らないことを参加者から振られることもあるけど、その時は「みんなで1分考えてみよう!」と会場の人たちに投げて、その間にググればなんとかなる。」

「あごを引いて下から人のこと見るから、睨んでるみたいに見えちゃうんじゃない?顔の角度変えたら大丈夫じゃない?」

とか、いっぱいフィードバックをくれました。優しい。

「とりあえず自信をもって話せばいいんだよ。きっと場慣れしていくから大丈夫。」

これもインプットの問題だから。
これからは話すのがうまい人をたくさん観察して、
どうやったらもっと話し方に説得力を持たせられるのか、勉強しよう。

そして、どんどんフィードバックをもらってどうしたらもっと面白く、もっと学べる研修ができるのか考えよう。楽しみたければ、つまらない研修にしなければいいだけの話。

相手が「知るべきだけれども知らないこと」をこれでもか!というくらい学べる世界一面白くて、世界一学びの深い最強の研修を生み出そう。

6/12 (97日目) 四季報写経ウーマンだからなんとかなる

私は「四季報写経ウーマン」という仮面があるから、頑張れたんだなと思いました。
本名でアカウントを作って、四季報写経の記録を発信していたとしたら、こうはならなかっただろうな、と。
きっとどこかで動けなくなっただろうなと。

みんなが四季報写経ウーマンを、新種のポケモンみたいに面白がってくれて、応援してくれているから、なんとかなってる、と思いました。
こんなにみんなが可愛がってくれているものを、殺しちゃいけないぞって。
もちろん、四季報写経ウーマン=私ではあるんだけれども、みんなの共有財産みたいな感覚もあります。色んな人のおかげでなりたっているし。このプラットフォームに関わる人がちゃんとみんな儲かるようにしたい。

私自身が「四季報写経ウーマン」に引っ張ってもらって、救われている。

6/17 (100日目) 大丈夫、これからもきっとたくさん悩めるよ

そんなに頑張らなくても、
毎日写経して、slackに返信して、Xも投稿して、いろんな人に会って、考えないといけないことを考えて、書くべき記事を書いて。
ということが、キャパが広がったことで、普通にさらっとこなせるようになってきました。

どうしてあんな小さなことにいちいち不安になっていたのだろうか?と不思議な気持ちになる時もあります。

もう新しい人と会う前に
「私と会ってこの人は楽しんでくれるかな?」と不安になることも
「世界一つまらないイベントを開催してしまったらどうしよう」と泣くこともない。

毎日、たくさんの面白い人に囲まれて、新しいことをたくさん発見して、とても楽しい。こんなに素晴らしい人たちに囲まれて、楽しい日々を過ごせるなんて、なんて幸せなんだろう。と、ほんとうに感じています。

「最近毎日頑張ってる感が全然ない。全然つらくない。手を抜き始めてしまっているってこと?大丈夫かな?」と不安になる時もありますが、
「いや、150%の状態で頑張り続けるなんて無理だろ。やりたいだけやればいんだよ。」と自分に返しています。

ただ振り返ってみて思うのは

わけのわからないことに悩んでいた私も
それはそれで超面白かったな
、と。

色んなことをなんとか学んで、さらっとこなせるようになったのはすごく良いことだけれども、私はこの100日間で少しだけつまらない人間になったかもしれない。

けど、きっと次の100日間もわけのわからないことでたくさん悩めるから。大丈夫。毎日ちゃんと面白くなる。

しゃふはしゃふなりに頑張る

「なんでそんなに頑張れるの?どこからそんなにエネルギーが湧いてくるの?」とたまに聞かれますが、「せめてやれることくらい一生懸命やらないと死んでしまうんだよ!」と本気で思ってます。

私はしゃふ(社会不適合の略)なので、
興味のないこととか、情熱がないこととかもう一切できない。

どのくらいしゃふかと言うと

学校の行事とかほとんど行かなくて、行事の前日には
「明日はちゃんと学校来ようね。お友達と思い出作るのも大事だよ。」
と先生に諭される。で、ちゃんとたまに行くと
「え、なんか今日ウーマン行事参加してるらしいよww」
って職員室がどよめくレベルでした。

体育祭とかは一応参加したものの「何組が勝つとかまじでどうでもいい、なんで知らない人同士の騎馬戦とか見て、盛り上がってるんだろう?」
となってしまい、グラウンドの端で友達と泥だんご作りを開始。

そしたら、たくさん人が寄ってきて、40人くらいの大・泥だんご集団を結成。みんなグラウンドに座り込んで作っていたので、めちゃくちゃ邪魔な集団となり、先生に嫌な顔されて泥だんご作り禁止になりました。

そんな感じでしたが、基本的にいろんな先生や友達にめちゃくちゃ甘やかされて学校生活を送ってきてしまったので、見事にしゃふが誕生してしまった。

(「今日はもう授業行かない、サボって帰る」と宣言しても「顔だけはあんまりさぼったりしなさそう雰囲気あるから、お得でいいねww」とか先生に言われるレベル。「もはや怒る気も失せてしまう」とか言われ、好き放題してたので「ウーマンだけ治外法権」って言われてました(笑))

しゃふすぎて「40年間、週5日8時間働くなんて私絶対むり。死んでしまう、どうしよう」と高校生の時に絶望して…
本当に生きていけないな、と思っていたんだけど、社会のメインストリートから離れてもなんとか生きていく場所を探すんだ、と考えなおしました。

どうしたらなんとか社会の隅っこで楽しく生きていけるだろうか?
一生懸命考え、その時に

まわりの人にできるだけ優しくする。隣の人の役に立つことをする。
 ことによって死にかけた時に助けてもらえるようにする。
 会社員が入れる社会保障制度には多分加盟できないから、やさしさの社会保障制度を自分でまわりに構築する。

やりたくて出来そうなことはめちゃくちゃ頑張る。
 やる気がでないことは一切できないなら、できることくらい一生懸命やら ないと本当に社会から追放されてしまう。

と決めました。

この100日間も

どうやったら自分の隣の人が喜んでくれるのかな?
また会いたいなって思ってくれるのかな?

とたくさん考えました。
というか、これくらいしかまともに考えられない。

たくさん考えて、こんなことやってみようかな?あんなことやってみようかな?と思っていたら、どんどん応援してくれる人が増えて、仲間が増えました。

無敵な人、と思われることが多いけれど、全然無敵じゃないです。簡単にできることなんてひとつもなくて「え、待って。どうしよう。なんで私はこんなに不器用なんだ??」と毎日思っています。このnoteだって、書くのに数十時間かかっている。ですが、山川さんや素敵な四季報写経族のみなさまに支えられてなんとかなってます。

山川さん
「ウーマン、爆速で成長されていますね!これからが大変楽しみですね!」
といつも励ましてくださり、応援してくださりありがとうございます。山川さんのメッセージが面白すぎて、よく電車で吹き出してます(笑)
山川さんと、そして四季報写経と出会えて、本当に良かったです。

いつも助けてくださって、本当に感謝しています。好き放題にやらせてくれながらも、後ろからたくさん援護射撃をしてくださり、ありがとうございます。

もし、このnoteを読んでいる人で何かに苦しんでいる人がいれば…
人生わけわからないことがたくさん起きるので、あまり色んなことに絶望しすぎなくて大丈夫だと思います。楽しいこともたくさんある。

自分で身動きがとれなくなってしまったとしても、まわりの世界は日々動いて、少しずつ変わっていきます。だからたとえ自分は何もできなくても、いつか状況が変わって、風向きが変わり始める。助けてくれる人もそのうち出てくる。ずっと苦しい状況が続くなんてことは絶対にない。だからあんまり絶望しないで。大丈夫、きっとなんとかなる。

振り返ってみると、本当に『幸運で幸福な100日間』でした。

人生は一度きりなので、たくさんの素敵な人に出会って、色んな面白い世界をのぞいてみたいな。「はぁ、楽しかった!」って死ぬ直前に思えるような人生がいいな。

これからも全・四季報写経族が幸せになれるように、わくわくとビジネス戦闘力をあげつづけられるように、全力で頑張ります。たまに泣いちゃうけど(笑)

まだまだ始まったばかりだし。これから見たことのない景色をたくさん見れるはずだし。もっともっと私も四季報写経を通じて、進化しなければ!

ということで、皆さん、これからも一緒に四季報写経の道を究めていきましょう!四季報写経は、超楽しいぞ。

四季報写経始めてみたくなったら、このnoteにやり方書いてあります。



その後 6/19 (104日目) Abemaで四季報写経特集が放送される

104日目には、ついにAbemaに取材していただきました!


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