スタンド・バイ・ミー
ああ、いい映画だな。今金曜ロードショーを見終えたところだ。
本当は今日はスタンド・バイ・ミーに全力集中するからnoteは休む予定でいたのだけれど、見終わった後感想というか、共感の追体験がしたくて感極まってはPCを開いた。
僕はさ、もともとはいわゆるSNSでの実況なんてうるさい、と思っていた質だったんだけれど、もうさ、こういう自分の中で大切な映画を見てTwitterで思いを呟いてはいいねを頂くと、それはもう快感でしかなかった。特にそれはフィナーレが近づくにつれ、今この感動を大勢の視聴者と共感できているっていう状況が理屈抜きに嬉しくて。僕がこうして鼻の頭をつーんとさせている今、まさに今。きっと他の視聴者もそうしているのだと思うと、僕は暖かな何かに包まれずっとそこに沈んでいたいと思ってしまう。
いや、切ないのだ、もちろん。前半はただただ懐かしさや滑稽さ、子供独特のやり取りに微笑みながらみるのだが、シリアスな展開になっていく後半に進むにつれ息をのんでは見守る。各々の葛藤の中で藻掻きながらもいざというときは相手を真剣に思ってい助け合える友達って素晴らしいな、とか、クリスかっこいいな、とか、失ったなにかを懐かしむように、優しいまなざしで鑑賞していく訳で。ああ、それで何度見ても見飽きないのだが、その見飽きない訳が金曜ロードショーを通して複数の人に伝わった、かもしれないということも鹿田の心を揺さぶる要因になっている。
よかったよね?ね?
押し付けつつも僕はビール3本を飲んで酔っ払ったという事実、既成事実があるので強気で出られる。ま、ここに記している時点で忘れたふりなどできないのだが、しかし酔ってやったことだと、そのくらいは弁解の理屈になるだろう。ダーリンダーリンステェエ、バーイミ―だ。すこし感情にまかせて飲みすぎてしまった感は否めないが、万が一の事があってもその時はパイ食い競争を試してみたかった、という言い訳なら、金曜ロードショーを見ていた方に対してはうまいこじつけにならないだろうか。こじつけ。
ああ、でも本当に良かった。時がたてばたつほど心地の良い感情を理解できる。僕は近々再びアマプラでスタンドバイミーを見るはずだ。なぜなら、今回は日本中の人とTwitterを通して共感しながら楽しむことができた。だから今度は自分だけで独り占めして楽しみたいのだ。そんでさ、また僕はバカみたいに笑ったり泣いたりするよ。しばらくは線路を見るだけで涙が出てきてしまうはずだが、その程度の後遺症は許容できるしさ。なにより、夏を感じさせてくれたことが(それでいて郷愁的な、海外ではあるけれど)僕にとってこれ上ない嬉しいことなのだ。
うん、短いけど充実感はあるし今日はこれくらいにしとこうかな。鹿田は一線を超すと支離滅裂になる。
また明日になったらゆっくりnoteでもスタンドバイミーの記事をあさろうと思ってるよ、今から楽しみだ。取りあえず、明日に取っておいて。
僕は寝る。夢で機関車に追われるなら最高だし、この余韻を残したまま今日は眠りにつきたい。
じゃ、またね。
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