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たった1つの飴付きビラで。


忘れられない。

小学校4年生の時の秋祭り。
そこまで仲の良くない友達が「飴付きビラ」をくれた瞬間を。

そこには

「ソフトボール少年団 部員募集中!」

って書いてあった。

飴がついてたから、貰っただけ。
でも、後々このビラで私の人生は大きく変わった。

帰ってきて、クシャっとなったビラを広げる。
ぼんやり見ていたものが、だんだんとクッキリ見えてきた。

目が離せなかった。

ー面白そうだな。仲間と一緒に動くってどんな感じなんだろう。

そんなことを、思っていたら、

「何?興味あるの?」

と、何故か乗り気な父がいた気がする。

乗り気だった理由は、父がずっと野球少年だったからだと、
今では理解できる。
2人姉妹だし、ちょっと嬉しかったのかなって。

でも、当時の私の運動神経はそれはそれは、地中並みでして。
元々身体が弱くて、毎週病院にいったり、髄膜炎で入院したり、
まあ、プールとかに入れないのは日常茶飯事だったわけです。

そして、身体が弱い影響で、
お家の中で遊ぶことが主だった。
そして、失敗することが怖い、安心・安全が第一な、
臆病な人間だった。

でも、どこかでそんな自分を変えたいと思っていたんだと思う。
だから、当時はその思いが直感としてお迎えしてくれて、
直ぐに見学会に行くことになったんだと思う。

改めて、私がソフトボールを始めた理由。

➀身体も心も強くなりたかった
→元々の身体が弱い影響で活動的でなく、日常に飽きを感じていた。
→弱気な自分を変えたかった。

②仲間と協力してみたかった
→それまではピアノ・書道等、一人で黙々と練習することが多かった。ただ、仲間と1つの目標に一緒に頑張るのって違った楽しさがあるのかな?と興味を持ったのだ。

こうして、私のスポーツ人生が始まった訳です。

なんか、こうやって振り返ると、
「直感は、それまでの思考の積み重ねの結果」
なのかなって思うよね。

この言葉、ツイッターでおばたくん?かな?
言っていたきがする。

まさしくそうだな、と。

私はかなり、直感で行動してきた人間。

でも、本当はずっと思考を巡らせている人間なのかなって。
だから、こうやって一つ一つを紐解いていく。
そうすると、私の私が少しずつ見えてくる気がするから。


就活でさ、自己分析の中でライフログってあるじゃない?
んでさ、それはどうしてですか?ってよく聞かれるじゃない?

今までは

ーそんなの知らないよ。
  ずっと自分の直感で行動を選択してきたんだから!

って勝手に逆切れしてたけど笑

そうじゃないよね。

深く、深く、自分を振り返れば、
私がそこにいるんだよね。

今日はソフトボールとの出会いの話。
次は?

う~ん。ソフトボールからの出会いにしようかな。





  

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