アズサナノ

1人旅に目覚めた人|18きっぷ18時間|チェコ留学|寝ても覚めてもごま油とぽん酢|福祉…

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1人旅に目覚めた人|18きっぷ18時間|チェコ留学|寝ても覚めてもごま油とぽん酢|福祉|アダプッドスポーツ | 企画メシ2023🍙

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9月13日、贈られた3つのプレゼント。

9月13日。 私が大切にしたい日の1つ。 3年前の夜、私はチェコ留学へ飛び立った。 「なんだ過去の話か、いつまで振り向いているのだ。」 という心の声は一旦隅に寄せといて、今感じていることを書き出してみる。 最近、よく人に言われることがある。 こんな有難い言葉。 嬉しいか嬉しくないかでいったら、嬉しいに決まっている。 これまでの私だったら、「そんなことない」とシャットアウトしていたが、今は大切に抱きかかえるようにしている。 そんな私は、ずっと明るかった訳でも、ポジティブ

    • 私事で恐縮ですが。

      どうやら、 私の20代前半が終わったらしい。 ・ ・ ・ 20歳の誕生日。 私は友達と韓国にいた。 いきなりシャワーに閉じ込められて、 飛び出したら、 かわいいケーキが迎えてくれた。 はじめて友達に誕生サプライズをされて、 幸せだった。 21歳の誕生日。 私は友達とチェコにいた。 留学先の友達に、ウイスキーを勧められて、 蓋の一口だけ飲み込んだら、 みごとに気持ち悪くなった。 つたない英語で街中を巡って笑って、 幸せだった。 22歳の誕生日。 忘れた。たぶんコロナ渦。

      • あの頃を取り戻した、新卒2年目の話。【4月・台湾編】

        少し遅くなってしまったが、 社会人2年目の振り返りをしてみたいと思う。 1年目も変化が目まぐるしくあったが、2年目もあっという間に終わった。 久しぶりに日本の外に出たり、職場の人と沢山ごはんにいったり、 コロナで失われた大学4年生を取り戻すように生きた1年間。 ひとかけらに満たない記憶を頼りに。 私の物語を記していきたいと思う。 ー2023年春 ・4月:台湾 高校の時のチームメイトと、2年ぶりの海外へ向かった。 辿り着いた先は、台湾・台北。 久しぶりの海外にも関わ

        • 一日経っても忘れられないことばたち。 ひとつひとつ文章にしていこう。 ・勝手に自分を諦めない  勝手に自分を決めつけない  勝手に自分をみくびらない ・やってみなよ ・思いつくことは才能だよ ・きづいたらやっていたことが、本当にやりたいこと

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        9月13日、贈られた3つのプレゼント。

        • 私事で恐縮ですが。

        • あの頃を取り戻した、新卒2年目の話。【4月・台湾編】

        • 一日経っても忘れられないことばたち。 ひとつひとつ文章にしていこう。 ・勝手に自分を諦めない  勝手に自分を決めつけない  勝手に自分をみくびらない ・やってみなよ ・思いつくことは才能だよ ・きづいたらやっていたことが、本当にやりたいこと

          高1の夏、わたしは「悔しい」を捨てた。

          「ああ、終わった。」 チームが負ける。笑っているのは誰? それなりに強かった中学校の部活。 どんなに得点を取られても、不思議と負ける気はしなくて。 絶対に「逆転する」という強い確信を持って挑んでいた。 高校に入学。 本当は新しいことに挑戦してみようかと思っていた。 でも、気づいたら泥まみれでボールを追っていた。 部活は楽しかった。 心の底から行きたくないって思うことは一度もなかった。 一方で、身体の変化を受け止められない自分がいた。 小中学生の頃とは何かが違う。

          高1の夏、わたしは「悔しい」を捨てた。

          ”ほこり”が舞うなか、あなたは。

          いまは、イタリアにいるのでしょうか。 2月に駆け出したあなたは、まぶしくて、 果汁がパーンと今にもはじけそうなレモンのようで。 いまは、どうなのでしょうか。 月に1回ほど、たわいもない会話をして。 電話越しに一緒に仙台を旅したりして。 名物のはんぺんをほおばりながら、あなたの仕事の話を聞いて。 ”ほこり”は舞っているのでしょうか。 ピラミッドが有名な国で過ごす、あなた。 よく「埃がすごい」「空気が美味しくない」と、話していました。 きっと、想像を絶する”ほこり”なの

          ”ほこり”が舞うなか、あなたは。

          たどりついたら、「うんち」だった。

          企画メシ第2回目の課題。 「日本の音楽が世界でヒットするため」にすべきこととは? を考える為のジャーナルライティングをしてみた。書き出したら、止まらなくなり、2000字越え。 でも、少しスッキリした気分。 なぜ皆ヒットを目指すのだろう? なぜ皆大賞をもとめるのだろう? 名誉が得られるから? お金が稼げるから? 影響力を広げられるから? 日本の音楽を世界的にヒットさせる。 何をしたらいいのだ。 私がインドの曲を聞いてみたい!と思うには、 どんな仕掛けや切り口だとみるの

          たどりついたら、「うんち」だった。

          履修漏れした新卒1年目の話。

          みなさん。 履修漏れって知ってますか? それはそれは恐ろしいもので、後悔してもしきれなくて、 札束が空に飛んでいくものです。 このとんでもないことをやらかしたのが私。 約2年前の春になります。 同級生の卒業式へ行こうと玄関を開けた瞬間に 知らされた絶望の電話。 あの時の青ざめ感は忘れられません。 社会人学生の1年間。 さて、早いもので社会人になってから1年が経ちます。 有難いことに私は教員免許取得をするため、 企業で働きながら大学生として1年間を過ごすことができま

          履修漏れした新卒1年目の話。

          旅立つ2人の背中にわたしは。

          「今、あなたは何がしたいの?」 と尋ねられた時、あなたはすぐに答えられるだろうか。 私はまだ、薄く靄が掛かっている中をもがいている最中で、 「これです!」なんて、そんなことは言い切れない。 先日、私の大切な友人2人が世界へ羽ばたいた。 「泣いちゃうかな」って思ったけど、「楽しんで」が一番で。 いつもと変わらない会話を繰り広げながら、出発の時はやってきた。 そんな背中を思い出しながら、一番初めの質問を想う。 夢なら、語れと言われれば、いくらでもある。 やりたいことなら

          旅立つ2人の背中にわたしは。

          やっぱり嬉しくて、ちょっと悔しくて、なんか寂しくて。

          近頃、私が勝手に大好きだなあと思っている人たちが 新しい空へ飛び出していく様子を見ている。 昔からの夢を叶えに行く人。 専門性を磨きに行く人。 自分の心地よさを求めにいく人。 私のが見ている側面からでは分からないくらいに いろいろな点がその人たちの中で組み合わさって。 びゅーん、と飛び出していく。 そんな光景をみて、やっぱり嬉しい気持ちになる。 「いってらっしゃい!」って大きな声で叫びたくなる。 「ずっと話していたもんね。」って鳥肌が立つ。 大好きな人たちが、まだ見

          やっぱり嬉しくて、ちょっと悔しくて、なんか寂しくて。

          ことばで人を、うるおす人になる。

          ー高く飛びたい 高く飛びたい   決めたのは 自分だから。 (miwa/つよくなりたい) このコトバを私は何回歌詞カードでなぞって、 何回背中を押されたのか、数えることができない。 歌詞だけじゃない。 街中のキャッチコピーや、電車の吊革広告。 恩師のひとことに、誰かのひとりごと。 私がここまで全力で人生を進むことができているのは、誰かの「コトバ」があったからなのかもしれない。 「コトバ」って世の中で1番、鋭いと思う。 あるときは胸を躍らせて、あるときは胸を刺してくる

          ことばで人を、うるおす人になる。

          社会人5か月目。ちょっと私に小さな夢が降ってきた。

          ーあなたの夢は何ですか? 昔からこの質問が苦手だった。やりたいことは沢山あるけれど、看護師とか教師とかケーキ屋さんとか、明確なものが一切なかったからだ。 「まあ大人になったら、いずれ決まるでしょ。」と未来の私に託した中学の頃の私には、「ごめん、決まってないわ。」と。 大学の頃は、自分なりに幅広く行動した。色々な視点や価値観を吸収しようと考えていたけれど、やっぱり見つからなかった。 流石に就活をすれば夢が現れるはずと信じていたが、「これ!」といったものは、いくら自己分析をし

          社会人5か月目。ちょっと私に小さな夢が降ってきた。

          まだ、おいしい生き方を私は知らない。

          おいしい生き方は、はたしてあるのだろうか。 芥川賞を受賞作・高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように。」を読み終えた。 ーハッピーエンドでも無く、バッドエンドでもない。 ーなんか気持ち悪い。何なんだこの小説は。 店頭のPOPで飾られていた言葉たちが、 私の頭の中を一気に覆う。 その通りだったからだ。 ポテチを食べる速度くらいでページを捲ることができる読みやすさ。 その中で繰り広げられる、なんとも現実にありそうな物語。 頭の中で流れ出す登場人物の表情や感情

          まだ、おいしい生き方を私は知らない。

          向日葵のような貴方には。

          ある人がいるだけで その場がまるで青空の下になるような そんな存在はいるだろうか? よく笑い、悩みなんてないようにみえる そんな貴方は何を見てきたのだろうか? まるで、夏を運ぶ一輪の向日葵。 でも、きっと咲き誇る前には、 誰も知らないどしゃぶり雨や踏み付けに耐えてきたのだと思う。 だから、あんなにも芯が強くみえるのだろう。 向日葵には、 一輪につき500-3000個の種ができるという。 きっと貴方は、笑う数だけ、 周りの人たちに幸せや福を招いている気がする。 300

          向日葵のような貴方には。

          もしも、まだ貴方のことを。

          ー人生はいつだって選択をしている。 なんて話は聞き飽きるぐらい、本などで読んだことがあるだろう。 朝起きた瞬間から寝るまでに、数えきれない決定を知らぬ間に私たちはしている。 そして、その選択が今の自分に全て繋がっている。 あの時は、それが最善だと思っていたし、 ある時は、疲れていて不安定な決定をしたし、 あんな時は、気分が踊って踏み外したりしていた。 ーもしも、あの時○○を選択していたら。 こんな風に思ってしまうのは、決して悪いことではないと思う。 だって、どうして

          もしも、まだ貴方のことを。

          袖のフリルに、心は踊る。

          いつからだろうか。 自分には似合わないからと、目を閉じたのは。 白いフリルが付いたサマーニットと、 花柄のキャミワンピ。 ベット横にあるこの2つを見ているだけで、 私は少しにやけてしまう。 いつもはシンプルなTシャツにズボンがお決まり。 人と被るのがあまり好きじゃなかった中高では、 チチカカとか、そこら辺の柄を身につけていた。 勿論、どの洋服も自分が着たいものであったし、 お気に入りのものばかり。 ただ、フリフリしてピンクなスカートをよく纏う妹のクローゼットをみると

          袖のフリルに、心は踊る。