発達障害は「障害」か「個性」か。それよりも大切なこと。|5児の母は応援したい!
5児の母、shiiimoです。
小3の長女(不登校)、
小2の次女(ASD・ADHD)、
5歳の男子双子(双子兄:発達障害疑惑、双子弟:身体強すぎ・舌噛みすぎ)、
1歳三男(身体も愛も重め)を絶賛子育て中です。
冒頭の通り、私には5人のキャワイイ子どもたちがいる。
その中でも、長女は不登校で、次女は発達障害で愛の手帳(B2)所持。双子兄も発達障害疑惑で療育に受診。
そこにプラスでフィジカル強めな双子弟とワガママBODYの1歳児という構成だ。(バアーーン)
なんやかんやで色々あって大変な日々だ。
その、なんやかんやのあたり…
彼らに向き合う私の奮闘記についてはたびたび更新しているので、応援の声をいただいたら私の今夜の酒がおいしくなります。
(君の声援。いつでも待ってるぜ!)
shiiimo。有料マガジンはじめました
さて。
今回は、発達障害の子どもを持つ親のひとりとして。
また、発達障害の娘の「困っていること」をより理解するため、「児童発達支援士」を取得したひとりの「支援士=サポーター」として。
子どもの発達障害に悩む人々をはじめ、悩み多き母や父を救いたい。
その思いで、有料マガジンを開始しました。
ちなみに、単発記事オンリーからでも購入いただけるようになっています。
有料としているのは、「児童発達支援士」で学んだ知見を個人的な経験談を織り交ぜて共有していきたいという思いからです。ご理解いただければ幸いです。
ただ、記事はどんどん増やしていく予定なのと、これまで発行してきた有料記事3点も入れています!記事がもっともっと増えたら金額調整入るかもしれませんので、ぜひ……お早めに……!
まず私の話を少し。発達障害に揺れた過去
まず今回のテーマとしては「発達障害」を抱える子の親がまずたどり着く問題について。
「多分、この子には『なにか』があるけれど、それを、はっきりさせるべきなのか?」
「いや。障害という枠に収めるのではなくって、これは彼の『個性』として受け止めるべきなんではないか?」
真っ先に直面するであろう、この、正解のない問題である。
私も実際、おそらく「なにか」があるであろう双子兄に関して、揺れに揺れている真っ最中なのだ。
結論から言って、双子兄は療育の通院は現在はしていないことになる。
が、年長のタイミングではもう一度施設に行ってみようかと思っている。
本人は保育園でとても楽しく自由に過ごしているが、今後生活のステージが小学校になったとき、別の問題が発生してくることが想像できるからだ。
それはかつて、次女が直面していた問題。
***
現在、ASD(自閉症スペクトラム障)・ADHD(注意欠如・多動症)として診断を受け、小学校の個別級に通っている次女。
診断を受ける前。保育園の年少時の彼女は、非常に失敗を恐れていた。
「ぼくにはわからないよ」
「できないもん」
みんながじゃんけん列車を楽しんでいる部屋のすみっこで、泣いている彼女はそう言っていた。
「ちがうよ」
そう人に言われたりすることを、異常に怖がった。
「ルール」を理解できない次女は、身体をつかって直感的な遊びには興じることができても、こういった「ルールを守って正しく遊ぶ」ことを求められるものが苦手だった。
…………と、今ならわかる。
私は。子どもに理解があると自負していた。教員として教育にも従事して、子どもは当時4人。経験もあるのだと。
でも、それはなんともおこがましい思いだった。
年少クラスにあがってから、大好きだった保育園に行く日の朝は、毎日号泣するようになっていた。
双子の弟ができ、保育園では新しいルールが増え。コロナ禍になり、環境も大きく変化していった。次女の中に訪れていた数々の変化。
でも私は。
仕事をしないと養えない。
だから。保育園に行ってくれないと困る。
その一点で。彼女の積み上げてきた思いや複雑な心境や、できないことに対するストレスや……それを見て見ぬふりをしていたのだ。
あの時代の次女をもっともっと、抱きしめてあげられたら良かったのに。
後悔、している。
その後。
保育園で呼び出しを受け。発達障害を指摘されたことで。頭の中にチラついていたその思いに、しっかり向き合うこととなった。
「そうか。きっと彼女は、困っていたんだ。自分のことが、わからなくって…………」
納得、だった。
気づくのが遅くならなくてよかった。今は、心からそう思う。
療育に通って、私も夫も、彼女への接し方のコツをつかんでいった。
今の彼女は自分を理解し、自分には苦手があっても得意なこともあると前を向く。それでもまだ、難しいことを「難しい」と言えないので、小学校は個別級を選択した。
この選択は大正解だった。
毎日が楽しい、クラスが大好き。次女は笑顔で学校に通っている。
***
どの小学校も、一定のルールが存在している。
だからこそ、集団の中での生活をするにあたって、彼にも
「自分の特性を理解してもらいたい」
その思いがある。だからこそ、いずれは再び療育にお世話になることをいとわない。
ここでまずお伝えしておきたいのは
「だから、発達障害疑惑があれば、はっきりさせといた方がいいよ」という話ではないのだ、ということ。
発達障害は「障害」なのか?「個性」なのか?
それよりまず大切にしたい、「本人」の心。
そしてなにより。
「親であるあなた自身」を守るために大切なこと。
今回は、それをあなたに、お伝えしたい。
もしこのような記事をサポートしたいという稀有な方がいらっしゃいましたら、ぜひともよろしくお願いいたします。5児の食費・学費にさせていただきます!