「少年ジャンプ+」絵が描けなくても漫画が作れるWorld Maker デザインプロセス
集英社の「少年ジャンプ+」が贈るセリフだけで漫画の“ネーム”が作れる新サービス「World Maker」。サービスのクリエイティブディレクション、ロゴのコンセプト、UIデザインを担当しました。
本記事ではプロセスの一部を紹介します。
クライアント: 集英社
公開日: 2021年9月
提供サービス: ポップカルチャーデザイン
ローンチトレーラー
【新サービス!!】絵が描けなくても漫画がつくれる|World Maker β
サービス概要
スマホでセリフやあらすじを入力。自動でコマ割りが出来上がる。
背景やキャラクター、オノマトペなど60万点以上の素材を自由に配置したら完成!
いらすとやの素材もサービス内で利用可能です。
UIデザイン
リリースバージョン
漫画家の日常を目指した初期モックアップ
誰でも漫画家を目指せる。これをストレートに伝えるビジュアルを提案。しかしサービスが目指すスマホでライトな制作体験からは離れてしまうものでした。
広く利用されるサービスの世界観を追求
次にライトなビジュアルを検討。カラーリングの比率もどこまでなら許容できるか?制作したコマを邪魔しないか?バリエーションを細かく検証しています。多くのユーザーが触るサービスとなるためクセが少なくともオリジナリティのある表現を模索。以降のリリースバージョンへ繋がります。
手書き感を大事にしたアイコンデザイン
サービス内に表示されるアイコンにも一工夫。UI全体がシンプルに見えすぎないようアイコンは手書きのテイストを模索。
ロゴデザイン
ビジュアルでのディスカッション
漫画、ネーム、吹き出し。多くの可能性からビジュアルを模索していきます。普遍的なものにならずオリジナリティを感じるものは何か?アイディアを出し続けました。
完成系への第一歩
サービス自体は漫画を描くものではなく、ネームを簡単に制作できるがテーマです。私たちは「アイディアが生まれる」のが価値だと考え、表現をフォーカスしていきました。ここでメインロゴの卵がモチーフとなっていきます。
愛されるキャラクターを
ライトな見た目の中に愛着を持たせるにはどうしたら良いか?私たちはメインロゴをモチーフとしたキャラクターを制作することにしました。
最終的にはメインロゴに落書きをした見た目に落ち着きます。サービスを通してヒントやナビゲーションをユーザーに提供。
チーム
Client: 集英社
Agency & Develop: Kayac Inc.
Direction: Toshihisa Nakamizu(COMPASS INC.), Ryosuke Sakuma (Kayac)
Creative Direction & UI Design: Shiiho Furukawa (Raywarp)
Art Direction: Takafumi Kaneko (kayac)
Icon Design: Takamasa Osanai
Front-End Develop: Fablica. Inc. kirifuda Inc.
関連リンク
WorldMaker ワールドメーカー 公式サイト
WorldMaker ワールドメーカー サービスサイト
公式note
アプリ版
ベータバージョンとしてWEB版のサービスを先行公開。のちに大幅に機能をアップデートしたアプリ版を提供開始。
App Store
Google Play
メディア掲載
Creative by Raywarp
私たちはデジタル領域に強いポップカルチャーのデザイン会社です。アニメ、ゲーム、漫画のコンテンツをWEBやアプリで制作するのが得意です。
ファンの期待を超えるクリエイティブを大切にしています。
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