腸活に大事な4つの行動:腸活と腸内環境の解説(2)
ブラックフライデー開催間近!
11月の4週目、いよいよ今週金曜日にアマゾン最大のお祭り、「ブラックフライデー」が始まります。
さて、何を買いましょうか。12月1日までといっても「光陰矢のごとし」です。
今日から「欲しいものリスト」の作成に入りますが、ある程度の目星は付けています。
といっても、今の私の頭は「腸活」ですでにキャパオーバー気味なので目星は当然、腸活に関するものがほとんどです。
・水溶性食物繊維(イヌリン、デキストリン)
・ジョギングウエア上下(適度な運動用)
・評判のよい暖房器具(ストレス緩和用)
・リステイン等日用品諸々(生活習慣改善用)、など
前回の記事で書ききれず、おそらく今回もボリュームがありすぎて書き切ることに不安が残る「腸活の具体策」ですが、私の考える腸活具体策は4つあります。
1.生活習慣の改善(早寝早起きの規則正しい生活)
2.食生活の改善(発酵食品と食物繊維)
3.適度な運動(腸のぜん動運動を刺激する)
4.ストレスへの対処法(自律神経のうまい切り替え方)
生活習慣から自律神経(交感、副交感神経)を切り離したので、今回はだいぶ読みやすくなると思いますが、果たして。
そもそも腸活はなぜ必要なの?
本当ならスムーズに「整腸剤」から解説する予定が、私の不徳の致すところで整腸剤の添付文書にある、
ビフィズス菌と乳酸菌
これがうまく説明できずに現在に至っています。
ただいま、急ピッチで知識を増やしているところですので、もうしばらくお待ちください。
これまでは頭痛や生理痛について解説してきましたが、世の中にはたくさんの病気による症状があります。
私のように腸に慢性的な炎症がある罹患者は別にしても(といっても年間20万人以上いますが)下痢や便秘で、今日もその症状に悩み苦しんでいる人は多いはずです。
お腹の不調はずばり、
腸内環境が悪いからです
その悪化している腸内環境を、善玉菌優位に改善しようというのが「腸活」です。
腸活は下痢や便秘に効果があることはもちろんですが、
・肌がきれいになる
・脂肪が減ってダイエット効果もある
・かぜなどの感染症にかかりにくくなる
・アレルギーの抑制効果で花粉症にかかりにくくなる
・幸せホルモン「セロトニン」の増産でいつも笑顔でいられる
ここまで理解ができて、本日ようやくお披露目となります。
心も体も健康になり、幸せになる要素がこれほどそろっているのに、
逆になぜ腸活をやらないのか
やるやらないは個人の判断です。
私は健康になりたいし、幸せにもなりたい。
もう一度、猫をなでてにこにこしていたあの幸せだった生活を取り戻したい。だから腸活を始めることにしました。
あなたはどうしますか。
腸活の具体策(アゲイン)
腸活の具体策としてすでに4つを提案しましたが、それぞれが密接に関わりあっています。
1.生活習慣の改善(早寝早起きの規則正しい生活、補足版)
1‐1.夕食は遅くても20時前後には済ませて就寝前に消化する時間を作る
自律神経の詳細は腸活具体策(4)で解説するので、ここでは簡単に済ませます。
自律神経とは自分の意思とは関係なく動く、血管や内臓などを動かす神経です。
交感神経は日中の活動的なときに働き、副交感神経は夜間の体を休めるときに働きます。
食べているときはまだ交感神経です。口の中でかんで唾液を出すことで少しずつ副交感神経に切り替わっていきます。
胃腸が動いて(交感神経優位のときは動かない)、消化吸収が終わるのに約3時間前後かかります。
余談ですが今からウン十年前(といっても2000年代)、彼女と初デートをしたときに食事がまったくのどを通らなかったことがあります。
初デートの緊張で交感神経が入りっぱなしになっていて、胃腸がまったく動かなかったんですね。
そんな時代が私にもありました。
1‐2.夕食後はリラックス時間を設けて遅くても0時前後には就寝する
何かを食べたあとは消化吸収の副交感神経タイムなので、いつ眠くなってもおかしくありません。
体を休めて温めて、副交感神経優位のときの「寝れるとき」に寝ておきましょう。
0時前後という時間設定は消化吸収3時間のちょうど眠たくなる時間です。
体に無意識レベルで刻み込むための、この時間は寝るんだぞという「暗示」でもあります。
夜中に頭が冴えることがあります。
頭が冴えて眠れないのは興奮して、緊張する交感神経が優位になっているからです。
夜中にスイッチが入るとなかなか切り替えることが難しくなります。
またご飯を食べる?いやいや、太るって。
またお風呂に入る?いやいや、ふやけるって。
そうなると夜中に副交感神経に切り替えるスイッチがもうありません。
寝るのって、すんなり眠れるときはいいけれどそうでないときはけっこう大変になります。
緊張や興奮を伴うことは早く起きて対処しましょう。
1‐3.6時前後に起床して朝日を浴びる(できれば外で)
寝る時間と起きる時間を一定にすることで「生活のリズム」が生まれます。生活のリズムはもちろん腸のはたらきにとっても有効です。
夜の副交感神経への切り替えとして、
・ご飯を食べる
・お風呂に入る
この二つを提案しましたが、朝の交感神経への切り替えとしてはこの二つが有効です。
・朝日を浴びる(できれば外で)
・水を飲む(これを伝えたかった!)
朝日は強烈です。一発で目が覚めます。
できれば外で、と書いたのは朝と日中の「空気感」がまるで違うからです。
ぜひあなたにも朝の清涼な空気感を感じてほしい。
朝日を浴びながら伸びをして、朝の清涼な空気を大きく深呼吸をすれば体の隅々にまでエネルギーが行き渡るのがわかると思います。
この瞬間に眠っていた交感神経にスイッチが入ります。
そして前回伝えられなかった、
朝に起きたら水を飲む
起きたら水を飲むことで、胃腸が動き出して昨日までに食べたものがうまい具合に排出されます。
本当は朝食も!、と言いたいところですが時間は有限です。
特に朝の時間は限られます。
・朝日を浴びて深呼吸
・水を飲む
マンションに住んでいる人は1階まで降りるのが大変かもしれませんが、それでも5分もかからないでしょう。
一日を有意義に過ごせて、なおかつ健康を維持できるのであれば安いものです。
朝食は会社や会社の最寄り駅で摂ってもらってもかまわないし、お腹が空いていなければ無理しなくていいと個人的には思っています。
それよりも朝にしか、それも起床後にしかできないことをやるほうがずっと重要です。
これは私からあなたへの提案なので、この通りにやっても良いし自分なりに調整してもらってもかまいません。
大事なのは、
一日の生活リズムを作ること、それを習慣にすること
体は変化を嫌います。変化はストレスとなって自律神経を乱します。
夜に時間通りに眠れないのも、朝に時間通りに起きれないのも、そして一日が憂鬱になるのも自律神経と深い関わりがあります。
健全な精神は健全な身体に宿る
昭和の武道家のようなことを言いますが、核心をとらえている言葉です。
私の体調はだいぶ改善されつつありますが昨年の診断前の、下血していたときは近所のコンビニへ行くのがやっとでした。
薬を使って現在は寛解中ですが、いつ好調から不調になるかわかりません。
だから自分にできることは無理のない範囲で、なんでもやってやろうと思っています。
「朝に起きたら水を飲む」
たったこれだけを伝えたくて約3000字を費やしてしまいました。
ブラックフライデーの金曜日までに何とか「食物繊維」の解説をしたいと思います。
さあ、明日も朝日を浴びようぜ!