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中学生のための山田詠美入門 2012年7月12日
おはようございます。自称「困った女」神垣です。
読んでくれるのはいいのですが
少々問題が・・・
うちの中3の娘が
私が愛してやまない作家、山田詠美作品を読み始めたことは
以前、書きました。
姉ちゃんの影響を受け、中1の妹も
読み始めたのはいいのですが……
山田詠美作品は圧倒的に
大人向けの内容が多く
「こ、これを今、中学生に読ませるのは…」
と、われながら「いかがなものか?」と感じるもの多数。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67303178/picture_pc_ecb4bafe82f59688d0c0b0db63ed4e4b.jpg)
あたりは高校生が主人公でいいのですが
私のお気に入りの1冊
「色彩の息子」
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67303310/picture_pc_8781ad928d539f44118fbbc04ce14365.jpg)
をセレクトして娘に渡したところ
「なんかドロドロしてコワイ」
ですと。
まったく。分かってないなぁ、もう。
でも、私がこの本を読んだのは20代半ば。
無理もないか…。
「エッセイは面白いけん」と勧めても
「エッセイ? あんまり好きじゃないんよね」
とつれない返事。
苦肉の策で購入したのが、これ!
「はじめての文学 山田詠美」。
文藝春秋がシリーズ化して刊行している
“文学の入り口に立つ若い読者へ向けた自選アンソロジー”です。
選び抜かれた珠玉の短編が
収められていて、山田詠美初心者におススメ!
まさに今、文学の入り口に立つ(?)
うちの若い読者2人が早速、読み始めております。
#推薦図書
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(VOL.1762 2012年7月12日配信 メールマガジン あとがきより)