図書館の返却期間を3週間にしてほしい人がここにいます。

私は大学の時に地元を離れてから、夫の仕事の都合で今まで計6回の転居を経験しています。本が好きなので、転居した先々で必ず図書館を探して行ってみるのですが、大体の図書館の返却期限が２週間でした。

ところがある図書館で、通常の返却期限が3週間だったのです。
はじめは「へぇ～、そうなんだ。めずらしいな。」くらいにしか思っていなかったのですが、いざ3週間本を借りてみると、

これが思ったよりもすごくいい！

良すぎて、なぜ今までの図書館の返却期限は2週間だったのかと悩む日々…
ごめんなさい、それは嘘ですけど、
3週間何の手続きもなく、本を借り続けられるということにいたく感動してしまったのです。

2週間って思ったよりも短いんですよね…
例えば土曜日に本を借りたとしたら1つ週末をはさんで、その次の土曜日には返却しないといけない。当たり前だけど。

借りた日の週末はまだ余裕があるけど、その次の週末はもう返却期限が近づいてきているので読まなくちゃ！という義務感や焦りが入り交じり……読むかというとそうではなくて、読みたくなくなっちゃう。

私のような専業主婦でさえそうなのだから、働いている人にとっては、よほど読書家でない限り、2週間というのは少しハードルが高いのでは？と勝手に想像してみたり。

ためしに仕事している夫に聞いてみたら
「2週間でも3週間でも、本読まないから分からない。」だそうです。
そんな彼もちょうど最近、先輩から自己啓発本を渡されたようで、ヒイヒイ言いながら読んでいます。

はて？関係ありませんでしたね。

返却期間が3週間だと2週間の時とは比べ物にならないくらい、心の余裕を持つことができます。
そんな大袈裟な、と思われるかもしれませんが、出かける前の10分がかなり重要なのと一緒です。

3週間だと、返却日が翌月になることも多々あって、さらに余裕を感じることができます。
期間はもちろん一緒ですけど…その…気持ち的にです。

返却期間に追われることなく、安心して読める期間が増え、借りた本を全て最後まで読み切れる可能性も高まります。

せっかく図書館で本を借りたのに、読みきれず、なんとなく挫折した気分になってしばらく図書館から離れてしまうことってありませんか？（夫に聞いても全然参考にならないし、私だけかもしれませんが…）

借りた本を全部読まなくったって全然いいのですが、読めたら成功体験のように嬉しくなって、また図書館で本を借りて読んでみようという気持ちにつながるかもしれません。

実際、返却期間が3週間の地域に住んでいた頃は、私と子どもの図書カードを使って、絵本17冊、私用の本3冊、合計20冊を借り、3週間おきに図書館通いができていました。

2週間が多いのは本の回転率を上げるため、というのは想像に難くないので、新作などは2週間にしてもいいかもしれないとは思います。
なんだかレンタルビデオ屋さんみたい。

その他の懸念は返却率の低下や延滞の増加とか？

でもそれを考慮しても、この忙しい世の中、返却期間が3週間だとありがたいです。
切実に。

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