『鳴神ーnarukamiー』
『鳴神ーnarukamiー』
愚昧な夕暮れ時に幕が上がり
書きなぐった狂気ではじまる十八番
美味しい美味しい哀の意味
知らざぁ云って聞かせましょう
墓場の空を廻る千羽烏
小指を千切られた幼子が
瞳に宿す万華鏡
泥芝居此処に極まれり
かくかくしかじか天上天下
唯我独尊晴れ姿
いとをかしうつしよのゆめ
此所で来るは流産の女
隠れ敬う神の名に
捧げて初めて毒を見る
ケラケラ嗤う餓鬼どもに素知らぬ顔で刺した十字架
墓場の空を廻る千羽烏
小指を千切られた幼子が
瞳に宿す万華鏡
泥芝居此処に極まれり
かくかくしかじか天上天下
唯我独尊晴れ姿
いとをかしうつしよのゆめ
此のお噺は此れで終わらず
本当の結末は貴方の未来に降り注ぎ
寄り道うながし唄うでしょう
かごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめかごめ...
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