【著者を知り、著書を読む】
本日は時計のお話はお休みしてプライベートの話を。
先日とても面白い体験をしました
読んで字の如くなんですが(笑)
以下のような事がありました。
知り合う
→コミュニケーション
→仲良くなる
→本を書いていたことを知る
→本を読む
こんな経験って僕は初めてで、思いました。
「おもしろー!」っと。
というのも普段から本を読むのは好きなんですが(とっても遅いです。瞬読の逆をいきます)
いつもよりも読みやすさがあったと思います。
自分の中で分解してみる
とその前に、本の紹介です。
彼とは、とあるスナックでのイベントにて。ユーモア溢れる彼によるとっても面白い会でした。
イタリア人は皆んな陽気でしょ?と思ったあなたはぜひ『誤読のイタリア』をお読みください(笑)
そして、漢字にめちゃくちゃ強い。初めましての僕の名前を少しのヒントでツラツラ書いていく様にあっけにとられました。
それもそのはず、ディエゴは自らの手で日本語の本を執筆しております。
彼の凄さを目の当たりにしました。
そんな彼は今「芸人」を目指してるとの事、
どこまで興味深い人なんだ…
・・・・・・・
【元カノのキスの化け物】
もうタイトルから気になる(笑)
これは本人による詩集です!
僕自身、詩集と触れるのは実に国語の授業ぶり。
でも本人を知ってるからか何倍もとっつきやすかったのです。
そして言葉のチョイスから"背景"を想像してしまうあたり、けっこう楽しめたと思ってます!
詩について難しい事は分からないけれども、こうやって楽しむモノなのかな?という発見が出来たことは僕の中で大きかったです。
読んでいて好きなフレーズもいくつかありましたので今回はその中から一部抜粋!
時間への刹那的な捉え方が時計師としては惹かれますね。しかしながら、"勝ち続けている"という最後の締め方にグッときます。
「捨てたもんじゃない。」と僕はとらえました。
そして、本書は読売新聞の2018年の書評に選ばれているほど。
気になった方はぜひ。
【誤読のイタリア】
特に発見が多かったコチラ。
我々のイメージするイタリアを通して、母国への理解を深めていくところがまた面白い。
本書では「知識」と「ステレオタイプ」は違うよね。という事が書かれているんですが例えがまた分かりやすくて楽しい。
それもこれも2つの国の教養がある彼だからなのかと。
自分はといえば、どこか村社会的な文化に苦手意識があったり、
学生の頃に留学生をアシストするアルバイトに携わったり、
シェアハウスで一番仲良かったのは韓国出身の青年だったり、
異文化に対しての偏見なんて一切無いと思っていてもやはりイメージしてしまうのはステレオタイプである事が多いと気付きました。
ここら辺は改めないといけませんね。
そんな出会いに感謝するとともに、
やはり「自分の目で見ないと!」と思ったので絶対にイタリアに行きたいと思います!今決めました(笑)
”外側を見ることで内側の良さを知る”
この感覚を養っていきたいと思います。
最後にまた一文、抜粋してから終わりにしたいとおもいます。
これはモノだけでなく、人間関係にも通じているコトがこの本の中では綴られているんですが
まさに、われわれ時計修理師たちが大事にしている『時計を直すだけじゃなく、そこにある時間的価値(想いと経験)を繋ぎとめる』というところに通じているなと感じました。
・・・・・・・
長くなってしまいましたが素敵な出会いを備忘録てきに書き残しました。
この経験もまた、時計師として生きる上で活かしていければと思います。
時計師michi
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