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【短歌】7月の夜の底に降る星たち
サイダーの瓶越しに覗く7月は泡沫の光に溢れて
散らばった金平糖を天の川銀河に見立ててかたどる星座
砂浜に一等星が瞬いて夜へと延びるパラソルの影
ほとぼりは夜の底へと落ちるから火消しバケツに夏が満ちていく
花束の代わりとしての彗星を拾い集めに漕ぎ出す自転車
抱えた感情に関係なくこの季節は世界に心を開いてくれるから、夏の光に照らされて外に出る機会が増えている。最近は読書会に参加したり山に登
サイダーの瓶越しに覗く7月は泡沫の光に溢れて
散らばった金平糖を天の川銀河に見立ててかたどる星座
砂浜に一等星が瞬いて夜へと延びるパラソルの影
ほとぼりは夜の底へと落ちるから火消しバケツに夏が満ちていく
花束の代わりとしての彗星を拾い集めに漕ぎ出す自転車
抱えた感情に関係なくこの季節は世界に心を開いてくれるから、夏の光に照らされて外に出る機会が増えている。最近は読書会に参加したり山に登