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【9】「面接は漫才と一緒」@月給500円の元吉本芸人が「新卒でエイベックス」⇨「中途でLINE」に入社するまで

面接は漫才と一緒!?

いくつかの面接を受けているうちに私はこんな感覚になりました!

面接って漫才に似てるな!

いや!全然違うだろ!!!?というツッコミがあることも事実ですが、私なりに色々リンクすることがあるなと思いました。

まず、面接をする上で、私が最も意識していたことが

ロジカルなのは当たり前
その上でいかにエンターテイメントを乗せられるか

でした。

やはり、1次⇨2次と面接を受けていくうちに、ロジカルに受け答えができる。というのは当たり前になってくるんですね。大手企業になると、優秀な学生が受けにきますし、頭の回転や論理的思考がしっかりしている学生なんて山ほどいます。

その上で、面接官に「この人を採用したい」といかに思わせるかがすごく大事なのかなと思います。

受け身の「できる」だけでなく、こちらから仕掛けに行って、面接官に響かせる。これが一番、採用される人間の特徴なのではないかなと思います。

そんな考えを持っていて、ふと思ったのが

あれ?漫才もそうじゃないか?

と思ったんですね。
いわゆる、

ロジカル⇨台本
エンターテイメント⇨実演
面接官⇨お客さんの笑い声

こんな頭の整理でした。
どんな質問に対してもしっかり答えられる台本があります。ここがロジカルな部分です。決して崩れることのない、むしろ崩してはいけない部分です。ここの台本が論理破壊起きてると、お客さんも笑いませんよね。

そして、その台本をまさに「今初めて聞かれて話してますよ」という実演です。よく学生さんで、台本をそのまま読んでるみたいな話し方がいらっしゃいますが、やはり、「心込めて、自分の言葉で話してるな〜」という方のほうが、印象が良いのは間違いありません。

漫才も台本はあるのですが、決して予定調和すぎてはいけません。

ミスリードをしないために言っておきますが、「面接官を笑わせろ!」というわけではありません。面接官に響かせることができるか!?感情を動かせるか!?というのが非常に大切なわけです。

いかに鮮度を保って、自分の心の叫びを話しているというのが漫才でも面接でも大事な部分です。「その言葉に血を通わせる」というのは非常に重要なわけです。

そして、最後はお客さんの笑い声です。いわゆる結果です。面接で言うと、面接官にどう思われたかが結果になります。

「しっかりとした台本」

「予定調和ではない実演」

「お客さんを笑わせる」

台本と実演どちらかが欠けてたらお客さんは笑いません。このフローは、面接と同じなのです。

私はいつもリクルートスーツという舞台衣装を着て、漫才という面接に立ち向かっていたのです。

と、やたらかっこよく漫才とこじつけてみました。
とにかく伝えたかったことは、受け身だけでなく、こちらから相手の心を動かす!ということを意識するともっと面接がハッピーになるし、ポジティブな考えになりますので、是非このような考えを持ってみてください!

続く


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