ポジティブ心理学とはどんなものなの?
ポジティブ心理学を知っていますか?
何もかもうまくいかなくて
辛いと思っていた人生のどん底期に、
わたしが出会った心理学。
この出会いにより、わたしも家族も
考え方が変わるきっかけとなり
大きな変化が沢山ありました。
まだ知らない方も多いと思うので、
どんな学問なのか?
書いてみようと思います。
ポジティブ心理学は、
1998年に心理学者マーティン・セリグマンが提唱した
幸せを科学的に研究した学問で
「より幸せに生きるための科学」なのです。
幸せになるには、どうしたら良いのか?
科学的に探究し、ビジネスや教育機関で
応用されてきました。
わたしは、日本でポジティブ心理学を
子育てに応用した著書
「世界に通用する子どもの育て方」を書かれた
松村亜里さんからポジティブ心理学を学び、
自分に自信がなくて、子育てに悩み、
「子育てが辛い」と思っていましたが、
知識を得て、子育てが楽しくなり
自分らしく生きられるようになりました。
この本もおススメです⇩
わたしが亜里さんを知るきっかけになった本です。
これを読んで自分を大切に出来るようになりました。
ポジティブシンキングのことなの?と
疑問に思った方も多いかもしれません。
わたしも、はじめは違いが分かりませんでした。
ポジティブ心理学とポジティブシンキング
言葉が似ていますが、
楽観的に考えたり、プラス思考のように考えたりする
ポジティブシンキングと、
ポジティブ心理学は
全く違うもので、違う考え方なのです。
ポジティブ心理学は、
ポジティブに考えることと同じように
ネガティブな感情も大切にします。
心理学はアメリカで戦争に行った
兵士たちの中で、うつ病やPTSDが増加し
それを改善するために、
マイナスな状態からゼロにするために
(精神疾患のある状態から、病気が治った状態に)
莫大な研究費用を使って、研究してきました。
そのため、心理学は悪いところがある状態を
治すための学問と考えられがちですが、
心理学は字の通り「心を科学的に研究した学問」で
ネガティブな感情だけを扱う学問ではないのです。
セリグマン博士は、
うつ病の患者さんが病気が治った後に
幸せになっていないことに気が付きました。
人間のネガティブな感情や側面ばかりに偏っている状況を
おかしいのではないかと新しい心理学を提唱したのです。
ポジティブ心理学が設立されて、
幸福感情や楽観性、感謝といった
ポジティブな感情について研究が盛んになり、
人の「強み」やプラス面に注目するさまざまな効果が
科学的にわかってきました。
ポジティブ心理学を学んで一番衝撃を受けたのが
人の「強み」についてです。
強みについては以前、書いたことがあります。
わたしがポジティブ心理学に出会って
一番良かったのは、
誰にもそれぞれ強みがあり、
わたしにも強みがあるのだということ。
うまくいかなかったり
何かができなかったりするときは、
ただ、その強みに気付いていないだけ
その強みを上手く使えていないだけと
分かったことです。