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【心】27歳でHSS型HSPだと知った話

今月は15冊。息を吸うように、本を読み続けていた。読み続けていたのは、虚無感と焦りがあるからだろうか。今回は、ありのままの気持ちを、心からの叫びを、思うままに綴っていく。

✎︎__________

わたしは学ぶことと、深く考えることが好き。人と会い、関わり合うことも好き。なので、悩むことがあれば、本に聞くか、人に聞くかの2択になることが多い。

ここ半年間のわたしはというと、交われない人と同じチームになり、コミュニケーションに苦戦し、人間関係の悩みに関する記事を多く出してました。なるほどな、次はこうしよう。なるほどな、こういう違いがあったのか。学びは多かったんです。

ただ、正直いうと心が疲れました。ストレスを感じることも、そこから学ぼうとすることもエネルギーがいるのです。

でも、悩みを抱えた時に、解決しようと情報を集める性分です。ストレス、人間関係に関する本をたくさん読みました。

【実際に読んだ本】
・頑張らなくても死なない
・振り回されるのは止めることにした
・人とモメない心理学
・ストレスフリー大全
・考えすぎない人の考え方
・20代で得た知見
・なりたい自分になるシンプルなルール

でも、ふと気づきました。あれ。また心理学コーナーの前に立っている。って。

読んでも読んでも、漠然としたまっくろの何かは小さくならないし、ずっっと心の中にいる。わたしは、どうすればいいんだろう。いつまで、こうやって悩むのだろう。

そんな、モヤモヤする気持ちが続いてました。

𓂃𓈒𓏸

そんなモヤモヤが、ひょんな一言で一気に晴れる出来事がありました。

わたしには、大学時代に出会った気の合う友人がいます。社会人になってからも、不定期にお互い話したいことを好き勝手話す時間を取っています📲

電話したとき、ちょうどその子も職場でストレスを感じ、休暇をとっているという状況を聞きました。わかるよ。合う合わないってあるよね。大変だよね。と、わたしも最近感じていたモヤモヤを思う存分吐き出します。

どんな会話の流れから、その言葉が出てきたかは覚えてません。
ふと、友人から言われました。

「ちー、HSS型HSPなんじゃない?」

HSPは聞いたことがある。ただ、自分がこのHSPに当てはまる属性とは、思ってもいませんでした。

わたしの中で、HSPとはうつ病とか、そういうネガティブなイメージがあり(後で偏見であることがわかるので一旦お許しを)、体や心を壊しがちなガラスのような存在のことを指すイメージを持っていました。

自分も抱え込むことは多いけど、そこまで繊細ではない気がする・・・。旅は好きだし、新しい環境も好きだし、HSPに当てはまることもあるけど、当てはまらないことも多い。

一旦、話を戻します。聞いたことのない言葉だったので、検索してみました。
「HSS型HSPとは」

HSS型HSPとは、HSSの「刺激を求める気質」と、HSPの「繊細で内向的な気質」両方を併せもった人達のことをいいます。

・新しいものが好きで飛びつくが、すぐに飽きてしまう
・外に出かけるのは好きだが、人混みや騒音などで帰ってからぐったりしてしまう
・周りからは明るく社交的で元気と言われるが、実はそうではない
・周りからは落ち着いていると言われるが、実は心の中で焦っている
・初対面で打ち解けるのは得意だが、だんだん疲れて距離ができる
・大胆な行動をとるわりに、些細なミスを引きずってしまう
・好奇心旺盛ではあるが、常にどこかで警戒している

ほっとした、が一番近い感想かもしれません。今まで真っ黒で形の見えなかったものが、こういう形をしていたのか、とくっきり確認できたのです。

そこからは、ひたすら『相手を知る』ことに徹しました。人間が恐怖を感じるのは、未知だからという理由が多いのです。

本当にHSS型HSPなのか?
他にはどのような属性があるのか?
HSPとはどういう特徴があるのか?
HSS型HSPとはどういう特徴があるのか?

Kindle unlimitedで読める本を何冊か読み、そのなかでもHSPの理解を深められ、心にじ〜〜〜んときたのはこの2冊です📕📗

同じように悩む人が、自分以外にも、世界にもいる。
自分の性格だと思って悩み続けていた特徴が、HSPの気質だとわかる。

HSPの人は良心的で真面目な人が多い。
自分より他人の方が優れいてると思い込んでいる。
真面目でまっすぐな一方、固定概念や正義感に縛られて頑固な人もいる。
完璧だから好かれるわけじゃない。
完璧な自分を作り上げようと、自分を変えようと必死になる、苦手を克服したがる。

知るって大事です。大事だなーって思いました。
今まで何度も何度も、自信がなさそう、自信を持てと言われて、どうすれば自信がつくのだろう、と悩み続け、いろんな本を読み、試行錯誤しました。

声が震えるところや、すぐ顔に出る自分がどうしても受け入れられなくて、変えれる、変わる、変わりたいと願い続けてきたけれど。そういう気質だったんだ。

本が好きなのは本当。(ちょっと駄洒落みたいになってしまった)
ただ、できるようにならないといけない、変わらないといけないという焦りから、最近は本を手にしていました。

学ぶことは好き。変わることも好き。
だけど、変わらなくても、今のままの自分を好きと言ってくれる人はいる。

変わり続けてきた、今まで突っ走ってきた女だが、初めて、変わらなくても自分であることを知りました。

変わろうと、焦らないで。本達も驚いてしまう。
焦って手にする本たちとは、距離を置こう。

自分だけの悩み、個人の問題だと思っていたことが、HSPの気質だったことがわかり、心のなかの霧は晴れてきた模様。

焦って手にする本も。
読みたくて手にする本も。
どうしていいか分からないと悩んで手にする本も。
一目惚れした本も。

わたしの人生を一緒に歩んでくれて、ありがとう。そして、知恵をありがとう。

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