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いのちのやくそく / 生まれてきた意味を思い出して力強く生きる 168

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いのちのやくそく(池川明、上田サトシ著、2016年8月1日、センジュ出版より発売)より抜粋して、少しずつマガジン『いのちのやくそく』に書いています。
今回は、「生まれてきた意味を思い出して力強く生きる」です。

子どもたちに胎内記憶を思い出す瞑想をしてもらった時、何も書いてないノートをペラペラとめくる音だけを聴いてもらい「どのような思いを持って生まれてこようとしたのか?」ということを思い浮かべてもらいました。

子どもたちは、何も書いてないノートに様々な人生を思い浮かべました。
「何も見えなかった」と言った子どもでも、よく聞くと「黄色い光となって地球に降りてきたイメージが浮かんだ」と言ってくれたり、「地球を選んで生まれてきた」と言う子もいました。

「思い浮かんだイメージが本当のことなのかどうか?」と聞く方もいるかもしれません。それらを実証するすべは何もありません。
しかしこの瞑想をした後、子どもたちは「自分が生まれてきた目的」を思い、「人生に価値を見いだせる」ようになったのです。

この瞑想の本当の目的は、「自分がこの人生で何をすべきなのか?」ということを思い、明確な目的を持って人生を歩むこと。そして生きる力を高めることなのだと思います。

実際、瞑想をした後には子どもたちの顔が変わって、学業の成績が著しく良くなったり、趣味に没頭する力が強くなったりするのです。

下記の関連情報もご覧ください。
・「23週でうまれた赤ちゃん」のお話(ユーチューブ
「いのちのやくそく」続編→「アルジャーノン・プロジェクト」

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生まれてきた意味を思い出して力強く生きる

「生まれてきた意味を思い出して力強く生きる」というテーマで小学生向けの瞑想をした時、何も書いてない真っ白な本のページをパラパラとめくる音を聴きながら瞑想をしてもらいました。感覚を研ぎ澄まして聞こえてくる異音に集中していくと、何も書いてない白紙のページに、様々なイメージが浮かび上がってくるのです。

子どもたちはそれまで忘れていた記憶を思い出すように、生まれてくる前の姿や胎内記憶、そして生まれてきた目的を絵に描いて楽しそうに説明してくれました。みんなそれぞれ違ったイメージを見ていて、中には「いろんな色がたくさん見えた」と色だけの視覚的イメージが見えた子どもがいたり、「お母さんが建物の窓から見えて、お母さんを選んできたの」と話してくれた子どももいました。

そしてみんなが共通して「地球を救うために生まれてきた」と言うのです。子どもたちは、環境問題などに強い興味を持っていて、僕が地球や宇宙の話をすると、身を乗り出して聞き入っていました。

目で見えることだけでなく「感じること」を大切にすると、子どもたちの無限の能力を引き出すのに役立ちます。セミナーの直後には保護者の方々や幼児教室の先生などから、子どもたちの瞑想の成果について、

「顔の雰囲気が変わって、明るくにこやかになった」
「クラスメイトを優しく気づくようになった」
「集中力がついて成績がよくなった。自分から手を挙げて質問するようになった」
などといったお声をいただきました。

多くの子どもたちが、それまで忘れていた「生まれてきた目的」を思い出して、雑念にとらわれず、それぞれの目標に向かって突き進むようになり、さまざまな成長につながったようでした。

瞑想を通して子どもたちや親御さんたちに笑顔が増える様子を見て、「人は幸せを感じる」ために生まれてきたんだと、僕は確信するようになりました。

親子の絆や愛を感じるというのは、人がその幸せを最も感じる時なのです。きっと「幸せ」というのは、身近なところやいつも一緒にいる家族の中にあるのかもしれません。


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