【1/2エッセイ】日記を書く、がもたらす多彩なベネフィット。
✍️1/2エッセイ とは、エッセイ(実体験、思い)にコラム的要素(リサーチ)を足した私の造語です。独自の勝手解釈なので悪しからず。
これは、子どもが生まれた日から毎日付けているひとこと育児日記です。
彼らが二十歳になるまで続けようと決め、
まだまだだ長いなぁ、
と思っていたはずが、
気がつけば上の子が二十歳になるま
あと三年になりました。
彼らはとっくに育児という年齢ではないんですが、心の育児はきっとずっと続くものだと、二十歳になってからもペンを持つ手が止まらないような、そんな気がしています😌
腹立つなぁと思うコト
生意気だなぁと思うコト
親子でケンカしたコト
も書いています。
でも、ひとたび過去の日記を開けば、こんな可愛い時もあったのか、と一瞬にして気持ちがタイムスリップします。
時に、過去に自分が綴った言葉で、
現在の自分が癒されているコトもあったりして、
日記というのは不思議なチカラをもった過去と未来の往復書簡だなと、思うわけです。
そんな日記は、色んなカタチやスタンスがあってイイと思うんです。
育児日記のみならず、アイデア日記、読書日記、感想日記、仕事日記、趣味日記など、コトバを気持ちという潮流に自由にのせられるのが日記の良さ。
そして、綴るコトで得られたベネフィットというのは枚挙にいとまがなく、
私個人の経験ををただ伝えるのも良しですが、そのベネフィットを裏付ける科学的根拠もあった方があなた様が読みやすいかも、
と思いましたので、私なりにリサーチしたコトをこちらにシェアさせていただきました😌
では、日記を書く、ことのベネフィットを一緒に探って行きましょう♩
日記を書くだけで体の機能が向上するなんて、それ本当?って思いますよね。
私は思いました。
だって日記を書いた後に、
血圧が下がったー、
とか免疫力復活ーっ、
なんて感じたことが無かったからです。
ですが、ケンブリッジ大学のブログに目を通すと、日記を書くことのベネフィットを実験した内容が書かれてあったんですね。
その実験とはこういうもの。
まず被験者たちは、過去のトラウマや印象に残った重大な出来事、その時の感情や考えなどにについて自由に書くというセッションを4日間に渡って、3~5回のセッションを15~20分行ったそうです。
するとどうなったか。
なんと免疫システムの機能改善や、肺・肝機能の機能改善、血圧の低下などの変化があったそう😳
書くだけで体の機能が改善するなんて、
これは嬉しい報告。
きっとキモチを書きだす行為は、体に溜まった毒素を吐き出すに近いものがあると思うんですよね。
まだまだ研究の余地はあるということですが、日記を書くことで、体への良い変化が期待できるのであれば、いますぐ始められる手軽な処方箋として有効だ、と再認識させられました。
しかしこの体への良い変化、というのはあくまで間接的なギフト。
その橋渡しとなるのが次に紹介すること、なんですね。
先述した同実験で体へのメリットがあったことは分かったものの、実は注目すべきなのは、メンタルヘルスの向上、だったそうです。
つまり、日記を書くことは感情的知性の向上につながる、と。
って言われてもピンと来なかったので、私なりにその記事が言わんとしていることを⬇︎にまとめてみました。
日記を書くと感情的知性向上UPの意味
1️⃣日記を書くことで内在化させている感情や思考に向き合うことができる。
2️⃣出来事や感情について書くと、一貫性をもった物語として書いていくことに繋がる。それは、その出来事に対しての適応力や多面的理解につながる。
3️⃣日常的に日記を書くことは、私たちの生活をいろいろな角度から見つめることができ、否定的な感情を乗り越えるのに役立つ。
ゆえに、感情的知性が高まる、
ということでした。
私の経験談でいうと、日記を書いている最中に体の機能向上は分からなくとも、
そういった自分の内在化していた感情に気づくことは多々あります。
そして、抱えている感情の名前を正しく名付けることが以前より容易くなりました。
例えば、「イライラした」とします。
そこで、イライラした理由を書いていくと、
別に「イライラした」わけじゃなく単に「疲れていただけ」とが「寂しかっただけ」という本当の感情が分かったりするわけです。
日記を書くことが、鬱や不安、PTSDの改善に繋がると言われているのは、
このように、自分の思考のクセを発見しやすくなるから、でもあるんでしょうね。
日記を書いていくと、こんな期待効果もあるそうです。
それは、脳がクールダウンしていく、ということ。
これは別の研究ですが、先の実験と同じように自分の気持ちを8分間、表現豊かに書き綴ったそう。
この表現豊か、というのが大事なんですね。
気持ちを隠さず、赤裸々に書いていく、ということでしょう。
すると、鬱な気分が和らいだり、働きっぱなしの脳を一旦クールダウンさせることができた、ということでした。
特に心配性の人には役に立ったと。
なぜなら、心配性の人は常に脳が働いている言うなればマルチタスクな状態らしく、
日記を書いた後に、脳波を測ると、脳リソースの使用量が減ったそうです。
脳リソースとは簡単に言うと、
記憶力、判断力、注意力、思考力、感情コントロールなど、脳が持つ能力に加え、そこに消費されるエネルギーのことを指すようです。
その脳リソースの使用量が減ったということは、無駄なアイドリングが減り、脳への負担が軽減した、とも言えますね。
確かに、自分の気持ちを書き綴っていくと、段々と冷静になっていくなぁと。
多分ですが、無意識レベルで感じたことを整理しながら書こうとしているからでしょうね。
私のおすすめは、その時のお気に入りMusicを聴きながら、書き進めます。
Apple Musicでプレイリストを作って、
書くときにはそれをタップ。
すると脳も書くモードに自然と入りやすくなるんですよね。
そして日記を書くことにはこんなベネフィットもあるんです。
それは、
記憶を定着させる。
考え、感情、起こった出来事、学んだコトを書いていくのは同時に脳の記憶領域を活性化させています。
どんなことが起こっているのかというと、
書く、という行為で、既存の記憶と新しい記憶が結びついているそうなんです。
そして作業記憶が向上する、とのこと。
これは私の経験ですが、
既存の記憶と新しい記憶が結びつく、
ということは、
ものごとを抽象化して転用しやすくなるんです。
前田裕二氏の「メモの魔力」が一世を風靡しましたね。メモを書いて抽象化して転用する、というとてもシンプルな作業ですが、
この一連の流れの裏側にあるのが、
脳の作業領域を同時に活性化することなら、
まさに「メモが起こすチカラ」だと思うんですよね。
私の場合、noteに書くことがその役目をになってくれています。
思い出しながら、
確認しながら、
整理しながら書くので、
自然と記憶が定着しやすいなっています。
noteに書くと長いメモになるのですが、
読み返すとやはり日記と同じで、
過去の思考回路と現在の思考回路が出会うことで、思考がアップデートされるので、なかなかに面白いものです。
さてさて……
書くことは、
体の健康にもつながる
ストレス軽減になる
脳を落ち着かせることができる
記憶の保持につながる
などのベネフィットがあることが分かりましたね。
感情の解放をカタルシスと言いますが、
話すよりも書く方がカタルシスになる時もありますからね。
ゆえにあまり頑なにならず、
気軽に気楽に書き続けていきたいものです。
さて、あなた様は今日、
どんなコトバを紡ぎますか?
そのひと言が、未来のあなたをずっと励ましてくれるレメディになるのかも知れません😌
本日も最後までお読みくださいましてありがとうございました🍀
お付き合いくださったあなた様に、先日、シアトルから見えたNorthern Lightsの景色をシェアさせていただきます😊
しゃろん;
📚ライフログ読書📚
参考ジャーナル:
※ここで共有されるすべての情報は、私自身が得た知識の公開のみを目的としており、勝手解釈にございます。ゆえに、正確性、最新性、有効性、安全性を保証するものではありませんことをご理解ください。
あくまでQOL向上のための『ヒント』として、ぜひあなた様のアイデアでご活用ください😊