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”大当たりゲーム”にクレームが!

昨日書かせていただいたミルクせんべいゲーム。

実は開店当初はミルクせんべいゲームではなく、
”大当たりゲーム”と称して、
1日1回無料で遊べるゲームだった。
何も買わなくても来店するば1回遊べる無料ゲーム。
小吉は飴玉が、
中吉は20円相当のお菓子が、
大吉は30円以上のお菓子が当たるという
我ながらとんでもないゲームだった。

もちろん小学生に大好評。
ただし学校帰りは寄り道になるので、
一旦家に帰った子にしかさせていなかった。

ある日の閉店間際、
”大当たりゲーム”をよくしにきていた
小学3年生くらいの男の子がやって来て、
”大当たりゲーム”をしてすぐに帰って行ったのが、
その後1分もしないうちにお母さんと一緒にやって来たのだ。

「この飴ちゃん、タダなんですか?」
「はい、サービスでやってます」
「なんでタダなんですか?」

うぐっ、予想外の質問、、、

「サービスなんで。1日1回だけです」
「困るんですよね。こんなことされちゃあ」
「えっ? ご迷惑をお掛けしてますか?」
「学校から電話があったんですよ。うちの子が寄り道してるって」

そう言えば、学校帰りに何度か来てたことがあったっけ。
もちろんゲームはさせていないんだけれども。

「すみません」
「ランドセル背負ってたら、店に入れないでくださいね」
「わかりました。ご迷惑をお掛けしました」

と言うようなクレームを受けた。

おそらく、
子供が学校帰りに弊店に寄ったところを、
別の小学生が見ていて学校の先生に言ったのであろう。
先生はそのことを無視するわけにもいかず、
親御さんへ連絡をした。

現在は”大当たりゲーム”はないのだが、
給水所を化し、学校帰りに立ち寄る小学生についてはどうなのか?

水を飲みに来ていることが知られているので、
どうも黙認されているようだ。
とは言っても、
定期的に先生から、寄り道禁止令が発せられ、
親からも言われると、店に立ち寄らない、
または立ち寄らなくなった子たちは何人もいる。

私的には、
水を出している事で、
昨年2名、今年も2名、
熱中症から救い出しているので、
「水ちょうだい!」と言って来る子たちを
無視するわけにはいかないのだ。

このようなクレームは
勲章として受け取っておこう。

ところで昨日は雨の土曜日。
来客は、ご近所の人が1人挨拶に来ただけで、
顧客はゼロ。
これはまずいなあ。
カウントダウンが聞こえて来そうな気がする。
いや、まだ頑張らねば!

(らおばん)

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