インドは言った『私はアナタで アナタは私なのだ!』
『さぁ いらっしゃい、インドへ!実は私はアナタで、アナタは私なのだ!』
これは 地球の歩き方という昔からある旅ガイドブック『インド』の冒頭に出ててくる言葉。
知っている人いるかな?!
この冒頭文は まさにインドのヨーガ哲学観をシンプルに、でも的確に表したものだと思う。
私はあなた?
あなたは私??
こちらを一瞬で混乱させて、何が正しいのか何が真実なのかを疑わせるような出来事に満ちているインド。
どうして 私がこれほどまで、インドに夢中になり、インドという国に14年も通っているのか、、、
それは、インドというところが、いつものマインドを一気に吹っ飛ばし、違う次元に持っていってくれるからである。
かつて ビートルズや、精神性を求めるヒッピー達がこぞって向かったスピリチュアルな国インド。
そんなスピリチュアルな体験をしたくて、私もインドに向かったのだった。
初めて渡印した年、私がムンバイの後に目指した場所は、70年代のヒッピー達の聖地、南インドのゴアだった。
今でこそ、マジメにヨガ講師なんてやっている私だが、20代の前半は野外パーティーを追いかけて、踊りまくる "Raver"(レイバー)だったのだ 笑。
あの時は、自然の中で踊って トランス状態になることが、私にとってのメディテーションだった。
その中で ヨーガや精神世界に引かれていったのは、自然な流れだったんだろう。
元''レイバー" の私にとって、インドまで来て、ヒッピーの聖地ゴアを訪ねないなんて ありえない (と、当時の私は思っていた 笑)。
ということで 海沿いにあるGoa(ゴア)というヒッピーの聖地へ向かった。
「やっとゴアに来れた~!」と感激したのは、最初の一週間くらいだけで、西洋人のヒッピーやパーティピープルしかいないゴアに、すぐ物足りなさを感じてしまった。だって、ゴアの世界は、私が日本やヨーロッパで、すでに見て、知ってる世界だったんだもの。
楽しくて、嫌いじゃないけど、今求めているのは、もっと、こう、、、
「自分の内側に向かう旅」そう、”Inner Journey” だ!
ここじゃない!とわかった私は、私の求めるインナージャーニーが体験できるインドを探しに、また移動したのだった。
120%、私のマインドを吹っ飛ばしてくれるインドに出会うまで、私のインド旅は続くのだった。
(続く)
今日も読んでくれて、ありがとうございます♬
Om Shanti
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