マハーバーラタ/5-10.希望を託されたクリシュナ
5-10.希望を託されたクリシュナ
サンジャヤが出発した後、自らハスティナープラへ行くことを提案したクリシュナと共に会議が行われた。
ユディシュティラが話し始めた。
「クリシュナ。決断すべき時が来てしまいました。
私はあなたに全てを委ねます。
伯父ドゥリタラーシュトラの伝言は、最初のうちはとても丁寧な言葉でしたが、最後は我慢ならないものでした。あの王は何が正しくて何が間違っているのか全く分かっていません。
息子への愛情によって曇った彼の知性は真実に直面することを拒んでいるの