ファスティングする女の31文字。
今日もまた 鎧の手入れ 怠って
錆びた体で 口紅を塗る
先週、ファスティングに初挑戦した。
ファスティングとは、
いわゆるプチ断食のこと。
ヨーロッパでは医療の一環として保険適用され、
フランスでは国民の半数近くが
ファスティングを経験しているとも聞く。
ここ数年、ファスティングに対しては
「またまたお洒落気取った人たちが
横文字並べた胡散臭いダイエット唱え始めたぞ」
なんて斜に構えていた。
けれど、私の生活習慣ときたら、
人様にお見せできるようなものではない。
朝はコンビニ
昼は中学生向けハイカロリーメニュー
夜は20時以降が当たり前
毎日21時半頃にデザートとコーヒー
便秘や頭痛が当たり前の日常を
どうにか変えないとと思いつつ、
自らに手入れを怠った結果
錆びだらけとなった自分の体に鞭打って
職場という戦地に赴く毎日を過ごしていたわけだ。
ファスティングを嘲る自分の方が恥ずかしい
と気づいたタイミングで転機が。
行きつけのサロンが
ファスティングのイベントをやるとのこと。
何事も経験!
という思いで挑戦するに至った。
結論から言うと、やってよかった!
そして今後も定期的にやりたいと思った!
これは自分でも驚きの感想だ。
私が挑戦したファスティングは以下の通り。
①準備期(Day1,2)
・朝大さじ一杯の酵素ジュレ
・昼夜は「さきはくやまないか」の食事
・20時までに夕食を済ませる
・午前中にペットボトル1本の水
②デトックス期(Day3,4,5)
・朝昼夜酵素ジュレ
・一日かけて2リットルの水
③復食期(Day6,7)
・準備期同様の食事
・「さきはくやまないか」の、さ(魚)はダメ
・Day6は胃が驚かないようおかゆから
仕事の都合と、ファスティング初挑戦の
自分の心と体のバランスを考慮して、
デトックス期は1日のみで終了したものの、
ジュレと水をこまめに摂取することで、
辛く苦しい空腹感をそこまで感じることはなかった。
デトックス2日目もいけるなと思ったけど、
ダイエット目的ではないので、無理はしないことに。
(今思えばこれも大事なポイントなのかも)
やってみて実感したファスティングの良さを
ここに記録しておく。
①便秘の解消
・ファスティングは腸を一時的に休め、
腸内環境をリセットさせるもの。
準備期から肉や小麦粉も絶っていたためか、
デトックス期にもしっかり排便があり、
ファスティング終了した今も便秘が解消されている。
②朝の目覚めの良さ
・ファスティング中は朝の目覚めがよかった。
これまで消化に充てていたたくさんのエネルギーを、
睡眠中全身を回復させることに費やせたのかも。
③意識の変化
・これまでいかに自分が偏食飽食だったか理解したし、
それが体に大きな負担をかけていたことを痛感。
夜ご飯がコンビニであっても、
体によい「さきはくやまないか」を選ぼう
と思えるようになった。
□さ:魚
□き:きのこ
□は:発酵食品(キムチ、納豆、味噌)
□く:果物
□や:野菜
□ま:豆類(豆腐)
□な:ナッツ類
□い:いも類
□か:海藻
外見だけ着飾るのではなくて、
内側も美しくいられますように。