【3分で斬る】苦手な上司と上手くいく方法。#21
どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。
2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。
みなさま、どうお過ごしでしょうか?
さて、今日は
『苦手な上司と上手くいく方法』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。
以前、ぼくは苦手な上司がいました。というか、大嫌いでした!笑
理由は、
ぼくたち同僚を徹底的に管理して、無力にしているように映ったからです。
そんなぼくと上司は、考え方のすれ違いから一年以上にのぼり対立していきました。
が、あることをきっかけに関係は改善していきました。
それは、上司の気持ちや思いを理解するように行動したことです。
そんな上司との関係に苦しんだ経験を持つぼくが、その原因となる上司のマネジメント手法について考察し、
そして、どうしたら関係が改善するかを考えていきます。
その上司の完全なる管理型の手法のひとつに、『マイクロマネジメント(過干渉)』といものがありました。
これは、
上司が部下の行動を逐一チェックし、きめ細かく指示する管理スタイルのことです。
たとえば、
仕事の進み具合からやり方までその多くを指摘したり、
部下へあれもこれも細かく指示をすることなどなど。
当然、管理される側のぼくたち部下は面白くないわけですよね。
上司の了解がなければ、自分で何も判断できなくなるわけですから。
なので、ぼくは、過干渉なマネジメント手法は、
間違ったマネジメント、コミュニケーション方法だと思っています。
その一方で、
どうして上司はこのような間違った管理方法をとっていたのでしょう?
ぼくたちは、上司の行動や言葉に嫌味を垂れるのではなく、
上司の気持ちに思いをはせる、想像することもまた大切だと思うんです。
ぼくは、上司の気持ちはこんなんだったんじゃないかなって思ったことが3つあります。
一つ目は、
業務の透明性がなかったことで、部下への不信感に陥ったのではいかということです。
担当業務を各々でこなしていたぼくの職場では、職場内での情報の共有が課題となっていました。
その影響で、上司は部下の仕事の進捗状況が把握できず、困っていたのではないかということです。
二つ目は、自身のルールを浸透させることに必死だったということです。
新しい部署へ赴任してきたばかりの上司は、以前の上司が築き上げたやり方に違和感があったと思います。
だからこそ、自身のやり方に切り替えることに必死で周りが見えなくなり、ときには、ぼくたち部下が敵に見えるぐらいだったのではないでしょうか。
三つ目は、部下の言葉を信じられなかったからではないか。ということです。
赴任してきたばかりの上司は、〝できる〟と言っている部下たちの力量が分からない状況だったと思います。
どれぐらいできるか分からない人に、仕事を任せようとは思いませんよね?
いずれにしても、
過干渉な管理は間違ったマネジメント手法でありながらも、
上司は自身の仕事に対する不安があったからこそ、安心感を得るために執拗な管理に至ったのでは、と思うようになったのです。
ただし、そんな過干渉な管理方法によって、ぼくたち部下には確実に悪影響が出ていました。
仕事に対する意欲が下がり、指示待ち人間になったことで、
ぼくたちは成長が止まっている感覚になりました。
そんな状況を、ぼくはぶっ壊したかった。
同僚のやりがいや成長が止まることが何よりもイヤだった。
みんなが生き生きと働ける環境を守りたかった。
そのためには、ぼく自身が変わるしかないと思いました。
上司が思い考えていることを想像してみて、それをまるっと飲み込んでみる。
上司と積極的にディスカッションして、互いの思いを確認し合う。
上司の考えをいったん自分のなかに落とし込んで、形にして結果を出す。
ぼく自身が上司にかなう以上の結果を出すことで、
上司から一目置かれて、意見が通りやすくなる。
そうしたら、結果的に同僚みんなを守ることができる。
そう思ったんです。
同僚のなかには、
いまだに上司に対して不信感や嫌悪感を抱えている人もいます。
それは非常にもったいない。
そんないがみ合いは、現場の子どもたちのためにはちっともならない。
だからこそ、
ぼくができることは、上司と部下の思いをつなげることだと思うんですよね。
ということで今日は、
『苦手な上司と上手くいく方法』
というテーマでお話しさせて頂きました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、ステキな一日をお過ごしください。
社会福祉士・保育士のしぶでした。
じゃあ、またねー!
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