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わたしのふるさともうないの

青葉潮わたしのふるさともうないの
跡地見てあの海を見て家路つく
Tシャツの小さき穴やまだ着れる
                   孟春

高校の単位が足らず追試受け答えが全然書けぬ夢見る
流されしCDと同じ音源のフルトヴェングラー指揮「歓喜の歌」聞く

                           カリュウ

古里はなくなるはずはないのですが、「津波」というものは恐ろしい「時間の断絶」を被災者にもたらします。その日以来人生が変わってしまう。私は故郷を「時間的に」喪失し流浪の民になってしまったと思っています。

天災は人間が防げるものではありませんが、人災・戦災など人間が招くものは何とかして避けたいものだなあといつも思います。





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