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SF的ゲーム感想文

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簡単にハード別に記事が読める「もくじ記事」をご用意しましたのでご利用ください。 新作よりも中古ゲーム。メジャーよりもマイナーなゲーム感想文を書いていきます。
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2024年11月の記事一覧

ヘリオス号からの招待【 CLOSE TO THE SUN 】(PC)

それは新たなAmazonからの誘い「INDUSTRIA」に続き、またしてもPrimeGamingに誘われ遊んだ「CLOSE TO THE SUN」はそんな導入から始まるイタリア・ローマの「Storm in a Teacup」が開発のホラーアドベンチャーゲーム。 19世紀末、あの発明王エジソンのライバルであり交流電気の生みの親ニコラ・テスラが構想した無線送電システムを生み巨万の富を得たパラレルワールドの世界。そんな彼が世界中の科学者を集めた叡智の理想郷であった客船ヘリオス号が

ふしぎ労働三景【 はたらく☆少女 てきぱきワーキン♡ラブ 】(PCE)

時は23世紀。それは未来…。人類は宇宙へ進出し、進歩したが人間同士のゴタゴタは絶えず、官庁の仕事も煩雑化。そんな煩雑の「雑」な部分を一手に引き受ける省庁があった。その名は「その他省」。本作はそんなその他省で働く3人の少女たちの物語。 本作「はたらく☆少女てきぱき♡ワーキンラブ」は「ゆみみみっくす」や「だいな♡あいらん」などの個性的すぎるゲームで知ってる人は知っている漫画家「竹本泉」原作の、3人を育成しながら仕事に派遣してお金を稼ぐ、育成アドベンチャーゲーム。 実はPCエンジ

廃墟と郷愁のFPS【 INDUSTRIA 】(PC)

それはAmazonから来た冒険の誘いPrime Gaming。それはAmazonプライム会員の毎月数本PCゲームが配られるPraime Videoに比べるとだいぶ地味なサービス。(あとPrime Readingも地味だ。) 当初は無料ゲームの限定スキンや、洗脳を試みていたのか往年のネオジオゲームばかり配りまくっていたが、最近ではEPIC GAMESやGOG  GALAXYなどのPC向けプラットフォームなどと結託し「バイオショック」「Ghostwire TOKYO」など名作FP

PlayStation始動と共に【 クライムクラッカーズ 】(PS1)

PS1のロンチタイトルといえば…アガる度に雄叫びを上げるサン電子の奇天烈麻雀ゲーム「麻雀ステーション 麻神」、ワーナーインタラクティブからはモッサリした球体アクションゲーム「TAMA」、そしてハードのポテンシャルを遺憾なく発揮したナムコの名作「リッジレーサー」…。 1994年12月3日、プレイステーション発売と同時に登場した個性的すぎるロンチタイトル達。そんな中、船頭たるソニー(SCE)はどんなゲームを出していたのか。実はPS1を好きと言っておきながら、恥ずかしながら最近ま