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マインドフルネスの本 - 瞬間を生きる哲学 <今ここ>に佇む技法 古東哲明 氏
マインドフルネスの基礎的な知識とその興味が無いと難しい。読みきれない。
哲学的な表現が難しさに輪をかけて難しく見えてしまう。
しかしながら、マインドフルネスや瞑想の本質をより理解するために一読するべき本だと思います。
内容をさらっと書くと、
時間の概念は人間が生み出したものであり、現代の人はその時間の概念による制限の中で暮している。
その生活において、どのように「瞬間」を切り取るか、またその「瞬間」そのものの美しさ、そして「瞬間」を切り取るとは永遠の一部を切り取る事であるという哲学的な解説をしています。
特に印象的だったのがエピローグのインドの少女との会話で、(今までの文章より読みやすいという事もあり)自分が居ることまた「瞬間」を意識する事で、心が豊かになる感覚が持てるというお話でした。
日々「瞬間」を意識できないと感じたら、また哲学的な解釈が欲しいなと思った時に丁度いい本だと思います。