書店で決めているルール
僕はよく書店に行きます。本を買うこともそうですが、本に出会うためにいったりもします。とはいえ、Amazonや楽天Booksといったオンラインで買うこともしばしばです。
そんな僕が書店で決めているルールがあるので、少しそれを紹介させてもらおうと思います。
✅ とにかく全体を回る
目的の書籍があるのであれば、ぶっちゃけオンラインで買った方が便利ですし早いです。書店に行くのであれば、「レコメンドされない」「パーソナライズされない」を楽しむ必要があります。
大体、人というのは気になるものしか見ません。見えません。意識が向いていないものはないと同じなのです。だから目的をもって書店に行ってしまうと、自分の興味のある棚しか見ないってことがよくあります。
せっかく書店に行ったのですから、出会いを探しましょう。全く関係のない棚で見かけるタイトルが心惹かれるかもしれません。ジャケ買いみたいなことがあってもいいじゃないですか。とにかく、新しい出会いのために書店は気になっていないところも回るのです。
✅ 検索システムを使わない
買うか買わないか迷ってる本は基本的に書店に行くことにしています。試し読み・・・というよりは、縁があるかどうかの確認です。例えば「A」という本をネット記事やSNSで知ったとして、うーんどうしよう?と悩むことってありませんか?
そんな時僕は書店に行くのです。そして、この辺じゃね?という感じで探し回るのです。もちろん、在庫があるかどうかもわかりません。最近の書店には検索システムがあるので、探そうと思えば探せます。店員さんに聞けばすぐ見つかるかもしれません。
買うことが目的ではなく、縁があるかどうかを測りたいのです。
見つかれば買う、見つからなければ買わない。
そんなジャッジです。縁があれば目に入るでしょう。タイトルもわかってるし、ジャンルもわかってるわけですから。
これが面白いのは、その日は見つからなくても後日見つかるってこともあるんですよね。たぶん、その時って「今なら読んで意味がある」みたいな縁と勝手に思い込んでいたりします。
買うことだけを考えたら、ネットショップが間違いなく便利です。でも、その便利というのは余白をどんどん狭めるとも考えられます。便利の先には、どこかつまらない人間になりそうな気がしてなりません。
余白ってやっぱり出会いだと思うんです。そして出会には縁もあります。この2つを本というものに当てはめてみた場合、今回ご紹介したようなルールを書店訪問時には決めている・・・というお話でした。
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