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雄手舟瑞物語

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雄手舟瑞の放浪話。 「どうせ自分は憎まれ者でひねくれ者だから」と自分を卑下しながらも、青い鳥を探し続ける雄手。そんな彼が20年以上も放浪し、苦難に遭いながらも、ついに幸せの意味…
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2019年8月の記事一覧

【雄手舟瑞#34】インドひとり旅から戻ってきて

雄手舟瑞20歳。大学のテニスサークルのノリについて行けなかった。小さな社会で上下関係プレイ…

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【雄手舟瑞#33-インド編】旅の終わり、デリーから東京へ(8/29-9/2)

8月29日の朝8時。カトマンズからデリーに戻った。7月27日に日本から一人この地に降り立って約1…

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【雄手舟瑞#32-インド編】カトマンズからデリーへ(8/26-29)

カトマンズのバス停からインドはゴーラクプールに向けてバスが出発した。窓の外で手を振ってく…

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【雄手舟瑞#31-インド編】カトマンズ(8/22-26)

インド一人旅も終盤。大学のテニスサークルの合宿という集団行動の象徴に対し、違を唱え、一人…

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【雄手舟瑞物語#30-インド編】ワラナシからカトマンズ(後編,8/21-22)

川が増水してバスが渡れない!? なんてことだ。鎮痛剤を飲んで熱は少し落ち着いてきたものの…

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【雄手舟瑞物語#29-インド編】ワラナシからカトマンズへ(前編,8/21-22)

ワラナシで5日間過ごした後、ネパールに向かった。旅の相棒のチカブンはヒッピーの聖地ーいく…

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【雄手舟瑞物語#28-インド編】ガンジス川で沐浴を(8/17-21)

30時間の寝台列車の旅を終え、8/17の朝4時にワラナシ駅に着いた。リキシャーで町に向かった。ワラナシの朝は早く町の至るところにある寺院や町のスピーカーからお経が聞こえてくる。 チカブンがまずガンジス川に行きたいと言い出したので、僕は黙ってついていく。ガンジス川は雄大だった。対岸は見えない。水面に朝日が輝く。川岸は、早朝だというのに洗濯をしたり、沐浴をしたりする人でいっぱいだ。少し上流では火葬場があり、遺灰や遺体がそのままガンジス川に流されると聞いた。 「ちょっと持ってて

【雄手舟瑞物語#27-インド編】寝台列車旅30時間、ムンバイからワラナシへ(8/15-17)

<前回までのあらすじ> 僕は、デリーで日本から来た3人組のバックパッカーのトラ、チカブン、…

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【雄手舟瑞物語#26-インド編】旅の中間地点、ムンバイへ(1999/8/12-15)

皆既日食を見た翌日、僕ら4人はブジからアーメダバードを経由し、ムンバイに着いた。寝台列車…

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【雄手舟瑞物語#25-インド編】20世紀最後の皆既日食を見に行く(後編)(1999/8/11)

世界中から集まった僕たち13人のバックパッカーは皆既日食を見るため、インド西部の町ブジから…

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【雄手舟瑞物語#24-インド編】20世紀最後の皆既日食を見に行く(前編)(1999/8/11)

<前回のあらすじ> 僕たち四人がインド西部の町、ブジに到着したのは、皆既日食の二日前、8月…

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【雄手舟瑞物語#23-インド編】皆既日食まで後1日(1999/8/10)

<前回のあらすじ> 8月9日の夜遅く、僕たち四人はデリーから丸二日かけてインド西部の町ブジ…

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【雄手舟瑞物語#22-インド編】皆既日食まであと2日、西部の町ブジに着く(1999/8/8-9…

<前回のあらすじ> 僕たち四人をぼったくりツーリスト・オフィスから救ってくれた救世主は、…

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【雄手舟瑞物語#21-インド編】再出発、皆既日食が見られる場所へ(1999/8/7-8)

<前回のあらすじ> 一緒に逃げる約束をしていたトラ、チカブン、カトミ。翌朝7時、彼らは待ち合わせのデリー市内のマクドナルドに向かおうとホテルを出たところで、待ち伏せていたツーリスト・オフィスのインド人に捕まってしまう。同時刻、僕もホテルで出発の準備をしているところで、部屋をノックする音が鳴る。ラジャが彼らが逃げようとしたところを捕まえたと言いに行きたのだった。ツーリスト・オフィスに向かうと、オフィスの中で拘束されている彼らを見つけた。四人でどうしようかと話し合い始めると、間も