忙しさに埋もれた本当の自分を取り戻す。休日を活用した自己再発見術
こんにちは、瀬戸陽子です。
せっかくやってきた休日。
でも、こんな思いに駆られていませんか?
「やっと休日!でも、やることがたくさんある...」
「休日なのに、なんだかモヤモヤする...」
「月曜日が近づいてくる。憂鬱だな...」
実は、これらの思いこそが、
あなたと「本当の自分」との対話を
妨げているかもしれません。
なぜ休日に「休めない」のか?
かつて大手IT企業で働いていた頃の私は、
まさに「休日に休めない人間」の代表でした。
休日は...
溜まった家事をこなす
仕事の企画書を練る
SNSをチェックし続ける
「時間を無駄にしてはいけない!」
そんな思いに追われ、
気がつけば疲れ果てて月曜日を迎える。
そんな日々を送っていました。
結果、34歳でうつ病を発症。 人生の大きな転機となったのです。
「本当の自分」との対話、なぜ必要?
回復の過程で気づいたのは、
「休日」は単なる「仕事をしない日」
ではないということ。
それは、「本当の自分」と向き合い、
内なる声に耳を傾ける大切な時間なのです。
なぜなら...
自分の本当の望みが見えてくる
ストレスの根源に気づける
新しいアイデアやインスピレーションが湧いてくる
心身のバランスを整えられる
つまり、「休日」は人生の方向性を確認し、
自分自身を取り戻すための貴重な機会なのです。
休日を「自分時間」に変える5つの習慣
では、どうすれば休日を有意義に過ごせるのでしょうか?
ここでは、私が実践している5つの習慣をご紹介します。
モーニングページを書く
起きてすぐ、3ページ分、思いつくままに書き出す
頭の中のモヤモヤを言語化し、整理する
「しない時間」を作る
1時間でも良いので、何もスケジュールを入れない時間を作る
その時間、ふと湧いてきたことをする(または何もしない)
自然と触れ合う
公園を散歩する、植物の世話をするなど
自然のリズムを感じ、心を落ち着かせる
身体を動かす
ヨガ、ストレッチ、ダンスなど、好きな運動を
身体を動かすことで、新しい気づきが生まれやすくなる
「感謝日記」をつける
1日の終わりに、感謝できることを3つ書き出す
ポジティブな視点を養い、心の満足度を高める
これらの習慣は、一見シンプルです。
でも、継続することで大きな変化をもたらします。
休日の過ごし方が変わると、人生が変わる
この「自分時間の作り方」を意識し始めてから、
私の人生は大きく変わりました。
特に印象的だったのは、ある休日の出来事。
いつものように公園を散歩していると、
ふと空の青さに目を奪われたんです。
「こんな青空、今まで気づかなかったな...」
その瞬間、心の奥底から湧き上がる感情に気づきました。
「そうか、私は自然と触れ合える仕事がしたかったんだ...」
この気づきが、マインドフルネスコーチとして独立する大きなきっかけとなったんです。
さいごに:小さな一歩から始めよう
完璧を目指す必要はありません。
例えば...
今週末、30分だけ「何もしない時間」を作ってみる
寝る前に、今日感謝したことを1つだけ書き留める
朝起きて、深呼吸を3回するところから始める
こんな小さな一歩から始めてみませんか?
その一歩が、
あなたと「本当の自分」との対話の
きっかけになるはずです。
「休日」それは、単に仕事から解放される日
ではありません。
自分自身を見つめ直し、人生の方向性を確認する。
そう、あなたの「人生を調律する日」なんです。
次の休日、新しい過ごし方を試してみませんか?
きっと、今までとは違う自分に出会えるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまの休日に、心豊かな時間が広がりますように。
瀬戸陽子