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こども50円の小田急で、早春の花と眺望を楽しみに行く

小田急電鉄のこども運賃は、小児用ICカードを利用すればいくら乗っても50円です。そこで、今日は小学3年生の次女を連れて小田急沿線に出かけることにしました(中学1年生の長女は学年末テストの直前で、妹がいると集中力が削がれるそうです)。自宅最寄りの与野駅から新宿までの運賃はかかりますが、その区間は私が定期券を利用できます。

昨日までに何ヶ所か目星をつけておき、あとは小田急に乗ってから決めるつもりで新宿へ。ターミナル駅に行けば、沿線の観光名所やイベントの情報は得られるものです。そこで見つけたのが、まつだ桜まつりのチラシでした。

ちょうど河津桜が見頃のようです。

このチラシを見せて「これ、行ってみるか?」と聞いたところ、一読した次女から「面白そう!」という返答があったので目的地は決定。ただ、新宿から新松田までは1時間以上かかるので、彼女はずいぶん退屈したようです。

桜まつりの会場である西平畑公園までは、新松田駅から歩いて20分ほど。ずっと上り坂で、東名高速道路の下をくぐるあたりから傾斜がきつくなってきます。

西平畑公園の散策路に入ると、すぐ河津桜が迎えてくれます。

今年は河津桜の開花が遅いそうで、今日の時点では五分咲きくらいでした。しかし、菜の花は見頃で眺望も素晴らしく、気分良く上っていくことができました。

多くの人が訪れていて、開花が早い木の付近に集中していました。
相模湾と伊豆大島も望めます。

屋台が出ていたのでそこで昼食をとり、少し上にある自然館を見学。小さな施設ですがこのあたりで見られる動植物の情報など展示は充実していて、次女はかなり楽しんでいたようです。

もっと上へ行ってみるかと聞いたら「行く」というので、急な坂を上ってあぐり嵯峨山荘へ。ここは内藤さんという地元のみかん農家の方が整備した観光名所だそうです。

開花が進んでいる河津桜。
梅の花の向こうにそびえているのは富士山。
東名高速と相模湾と伊豆大島を同時に。

眺望の良さは想像をはるかに超えていました。次女も大いに満足したとのことです。

ちなみに、桜まつりもあぐり嵯峨山苑も、入園料は大人500円で小学生は無料。新宿〜新松田の交通費は往復で100円ですし、びっくりするほど安上がりでした(私はトータルで3000円近くかかっていますが)。今後も、長女の定期テスト前の土日には、小田急沿線に出かけるのが良いような気がします。

令和7年2月23日
せたともき

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